野球を数字で見るブログ

Houston Astrosと読売ジャイアンツのファンです。 本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

はじめに
 日本シリーズ進出、そして日本一の座をソフトバンクに許した西武ライオンズであったが、西武ライオンズはパリーグ優勝を果たした球団である。
 2018年シーズン、西武ライオンズがパリーグ優勝を果たした最も大きな要因は、山川穂高の台頭である。

 本記事では、二部構成の第一部(Part1)として、山川穂高の2018年シーズンの主な成績を考察し、その凄さを見ていく。
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成績一覧
 山川穂高の2018年シーズンの主な成績は、出場143試合(全試合) 打席数647 打率.281 本塁打47本 打点数124 出塁率.396 OPS.985 BABIP.271 wOBA.418 wRAA 53.04 である。
 並べてあるだけでは意味がないので、順に説明していく。

打率 本塁打 打点
 打率.281 本塁打47本 打点数124という成績は、同じ西武ライオンズの中村剛也を彷彿とさせる。
 打率は特別高い方ではない。
 パリーグの規定打席に到達している29人の中で11位の成績である。
 ただ、中村剛也の全盛期も同じように打率3割弱でありながら、40本塁打100打点以上をマークするタイプであった。
 そのため、中村剛也二世と言われている理由が非常にわかる。
 本塁打47本はリーグトップであり、打点数124は同じ西武ライオンズの浅村栄斗に次いでリーグ2位である。
 スラッガーとして覚醒したことが本塁打と打点からも非常にわかる。

出塁率
 出塁率はセイバーメトリクスの基本である。
 山川穂高は出塁率.396を記録し、この成績は29人中リーグ5位の成績である。
 打率はリーグ11位にも関わらず、出塁率はリーグ5位に位置している。
 出塁率は「打率と四球数」でほぼ決まる。
 そのため打率がそれほど高くない山川穂高は、いかに多くの四球を選んだか、ということが非常によくわかる。
 実際に四球数は88個であり、これはリーグ2位の成績に当たる。
 本ブログでは何度も引用したものではあるが、名著であり、映画化もされた「マネーボール」の言葉を借りれば、

 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。

 と言われている。
 「マネーボール」の言葉通りに言えば、山川穂高は、選球眼が良く”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高いと言える。
 そのため、山川穂高は
”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高い、つまり自分のストライクゾーンがよくわかっていると言える。
 この能力は、出塁率で単純に考えると、リーグ5番目に良いと言える。
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OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、セイバーメトリクスの指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど”得点に絡む能力”が高いと言える。
 山川穂高は、
OPS.985を記録している。
 この成績は、ソフトバンクの柳田悠岐に次いでリーグ2位である。
 純粋にOPSだけを見て、得点との関係を考えるならば山川穂高は、「リーグで2番目に得点に絡む能力が高い」と言える。
 OPSは.900を上回ればスター選手であり、1.000を上回ればMVP級の選手と評価される。
 そのため、山川穂高の成績は、MVP級の成績に非常に近い。

第一部まとめ 
 ここまで、山川穂高の基本的な打撃成績を見てきた。
 第一部の本記事を総括すると山川穂高は「長打を打つ能力が非常に高く、自分のストライクゾーンをコントロールする能力、すなわち選球眼に優れ、得点に絡む能力も非常に高い選手である」と言える。
 ここまでが第一部であるが、本日更新日本シリーズ進出を逃したが、 ”山川穂高” は本当に凄い!(Part2)では、さらに踏み込んだ山川穂高の成績評価をしていく。

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参考にしたサイト
1.スポナビ
2.マイケル・ルイス著 マネーボール

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はじめに
 一般的に、本塁打の多い選手は三振が多いと言われる。
 例えば、2013年に日本のプロ野球記録を塗り替え、60本の本塁打を放ったヤクルトのバレンティンはその年547打席に立ち、三振が103個あり、比較的三振が多い方に分類される。
 逆に、単打ヒッターの典型例であるメジャーリーグのイチローは、メジャー1年目で738打席に立ち、三振数が53個と非常に少ない。
 この例だけをみると、確かにスラッガーは三振が多く、単打ヒッターは三振が少ないと読み取れるが、実際に多くのサンプルがないと、一般論にはならない。

本記事では、

スラッガーは三振が多いのか?
スラッガーは三振が多いというのは、ただの印象なのか?

この2つのどちらが正しいのかを調べていく。
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セリーグでの調査結果
 サンプルとして、日本プロ野球セリーグの2015年から2018年の計4シーズン分のデータの中で、規定打席に到達した延べ110人の選手データを元にする。

 まず、下の図のように三振と本塁打の散布図を描いてみる。

三振と本塁打1

 グラフを見ると、全体的に満遍なく分布していることが何となくわかると思う。
 三振と本塁打数の相関係数はおよそ0.382という数字になり、とても低い相関にあった。
 この満遍なく分布しているという事実が、三振と本塁打の相関性が低いということである。

相関係数の説明
 少し説明に入るが、相関係数0.00の場合は物事Aと物事Bが全く関係性がないものであり、1.00の場合は物事Aと物事Bが完璧に関係性があるものとされる。
 
例えば、防御率勝利数の相関係数が1.00の場合「防御率が1位の投手が最多勝、防御率2位の投手が勝利数2位、防御率3位の選手が勝利数3位...」ということになる。
 しかし、現実のプロ野球ではそのような関係はなく、防御率1位でも最多勝を取れない投手は山ほどいる。
 つまり、防御率勝利数の相関係数は1.00ではない。
 防御率勝利数相関係数が0.00の場合は、「防御率1位の投手が勝利数5位、防御率2位の投手が最多勝...」といった全く関係のない状況になることになる。
 勝利数防御率は相関係数が0.00ほど無関係なものではないが、1.00ほど関係のあるものでもない。
 つまり、
相関係数が0.00から1.00に近づくに従って、「1つの物事A」と「もう1つの物事B」の相関が出てくる、すなわちAとBが関係してくるということである。 

スラッガーと三振の関係は?
 上記で説明したことを考えると、三振と本塁打の相関係数が0.382という数字になるということは、0.00〜1.00の範囲内では0.00寄りであり、”弱い相関”にあると言える。
 実際に散布図でも本塁打が30本近くあっても三振が50個ほどしかない選手もいれば、本塁打が1本でも三振が100個近くある選手もいる。
 つまり、相関係数と散布図から、本塁打の多くても三振が多いとは言い切れないということがわかる。

長打率と三振の関係
 ここまで、三振と本塁打の関係を見てきたが、三振と長打率ではどうだろうか?
 スラッガーは「ボールを遠くに飛ばせる選手」を指す言葉であるため、本塁打を打つだけではなく、二塁打や三塁打を打つ選手も広い意味でのスラッガーであると言える。
 長打率との関係を見るために、三振の個数ではなく”三振の率”、つまり打数の内の何個が三振になるのかを横軸に取る。
 それを描いたのか下図である。

三振と長打率1

 この散布図も満遍なく広がっていることがわかると思う。
 実際に、相関係数はおよそ0.260であり、長打率と三振率は非常に低い相関関係にあることがわかる。
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まとめ
 本記事は少々難しい話をしたかもしれないが、以上のことを総括すると「本塁打、長打を打てる選手は三振が多いわけではなく、スラッガーは三振が多い、というのはただの印象であり事実とは違う」と言える。

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はじめに
 2018年の日本シリーズを制覇した福岡ソフトバンクホークスの最強打者といえば、まず間違いなく柳田悠岐である。
 本記事では、柳田悠岐の2018年シーズンの成績を振り返り、どれほど尋常じゃない打者なのかを見ていく。
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成績一覧
 柳田悠岐の2018年シーズンの主な打撃成績は、出場130試合 打席数550 打率.352 本塁打36本 打点数102 出塁率.431 盗塁数21 OPS1.092 wOBA.466 wRAA 66.41 である。
 並べただけではよく分からないので、順に説明していく。

打率 本塁打 打点 盗塁 
 打率.352 本塁打36本 打点数102という成績は、一般に3割30本100打点という大台であり、柳田はそれを余裕を持ってクリアした。
 特に打率では、2位の秋山翔吾の打率.323よりもおよそ30ポイントもの差をつけて首位打者に輝いている。
 本塁打と打点では西武ライオンズのコンビ、山川穂高と浅村栄斗に大きく差をつけられたが、それでも
本塁打36本 打点数102という成績を好成績と呼ばない人はいないだろう。
 盗塁数21という成績も無視できない。やはり脚も速い。
 盗塁成功率.750であるため、平均的な成功率ではあるが、十分チームのチャンスを作り出せる選手でもある。
 一般に、
 1. 打率が良い
 2. 長打が打てる
 3. 脚が速い
 4. 肩が強い
 5. 守備範囲が広い
という5つの能力を5ツールと呼び、これら全てにおいてバランスの取れた選手を5ツールプレイヤーと呼ぶ。
 5ツールプレイヤーは最も理想的なプレイヤーと称される。
 柳田悠岐の守備範囲と肩の強さに関しては日本プロ野球の計測したデータがそれほどない。
 守備に関しては指標がないが、ゴールデングラブ賞の受賞歴から、日本プロ野球では柳田悠岐は守備も良いと評価されている。
 つまり、日本プロ野球の中では柳田悠岐は5ツールプレイヤーであると言える。
 「日本人選手の中で究極の理想的なプレイヤー」が柳田悠岐であるとこれらの成績から言える。

出塁率
 柳田悠岐は、出塁率も素晴らしい成績を残している。
 2018年シーズンの柳田悠岐の出塁率.431はリーグトップの成績である。
 名著である、「マネーボール」では出塁率はアウトにならない確率であることから重要視されていた。
 「マネーボール」では、出塁率が高い選手を主体に作ったチームが当時のリーグ新記録となる20連勝を成し遂げたことが特に有名である。
 柳田悠岐はそのアウトにならない確率がリーグで1番高かったと言え、繋ぐ打線において非常に重要な役割を果たしていた。


OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、セイバーメトリクスの指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど”得点に絡む能力”が高いと言える。
 柳田悠岐はOPS1.092を記録している。
 これもリーグトップの成績である。
 OPSは、.900を上回ればスター選手、1.000を上回ればMVP級とされる。
 柳田悠岐の成績は、余裕でMVP級の水準を余裕でクリアしている。
 これほど得点に絡むことのできる選手は非常に稀で、希少価値が高い。

wOBA
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 柳田悠岐は2018年シーズン、およそwOBA.466を記録している。
 この数字は、12球団の選手全員の中でトップの成績である。
 つまり、柳田悠岐はwOBAで見ると、日本プロ野球の選手の中で最も得点に絡んだ選手であると言える。
 セリーグのMVP筆頭である丸佳浩のwOBAがおよそ.453であるため、丸佳浩よりも良い成績である。
 セリーグは優勝したチームの丸佳浩がリーグトップのwOBAを記録しているため、簡単に丸佳浩をMVPにすることができる。
 しかし、パリーグはMVPをリーグ優勝した西武ライオンズから出すのか、それとも2位のソフトバンクの柳田悠岐なのか、非常に難しい判断が求められる。

wRAA
 本記事で紹介する最後の成績として、wRAAを見てみる。
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 もちろんwRAAが高ければ高いほど、チームの得点に大きく貢献したと言える。
 柳田悠岐はおよそwRAA 66.41を記録している。
 この数字は断トツで12球団全選手の中でトップの数字である。
 つまり柳田悠岐は、平均的な選手が同じ550打席に立った場合と比べて、およそ66点もの得点を増やすことができたということである。
 wRAAは40.00以上でMVP級と称されるが、柳田悠岐の成績は、50.00も60.00も越えて
66.41である。
 これほどまでのチーム得点に絡む選手は本当に稀である。
 尋常ではない要素の1つである。
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まとめ 
 ここまで、第一部と第二部の二部構成で柳田悠岐の2018年シーズンの成績を評価してきたが、総括すると柳田悠岐は「全てにおいて万能な5ツールプレイヤーであり、それに伴って得点に絡む能力が異常なまでに高い野手であり、12球団で現状では最強の、尋常ではない打者である」と言える。
 日本一を決めた大きな要因は柳田悠岐であったことは間違いない。
 サヨナラホームランなど、素晴らしい活躍をしていた。
 シーズンでも、CSや日本シリーズでもその力は健在であった。

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はじめに
 2018年の日本シリーズMVPに輝いた甲斐拓也はどんな選手なのか?
 本記事は甲斐拓也の打撃と守備に関して、簡潔に2018年の数字で見て考察する。
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成績一覧
 甲斐拓也の2018年シーズンの甲斐拓也の主な成績は、出場133試合 打席数363 打率.213 本塁打7本 打点数37 出塁率.274 OPS.602 守備率.991 盗塁阻止率.447 である。
 並べるだけでは意味がないので、順に説明していく。

打率 本塁打 打点
 甲斐拓也は出場試合数が133試合であり、間違いなくソフトバンクの正捕手として活躍しているが、その打撃はそれほど凄いものではない。
 打率.213 本塁打7本 打点数37 であり、低打率で本塁打の数も一桁であり、打点数も40まで届いていない。
 主要三冠に関しては、好成績を残すことができないタイプである。
 しかし、これは普通のことである。
 例えば、長年中日ドラゴンズで活躍した谷繁元信に関しても、この成績と似たような数字を残している。
 2012年に日本一に輝いた阿部慎之助や元メジャーリーガーの城島健司のような大型捕手は本当に珍しい。
 捕手は最初は守備を優先するべきポジションなのである。
 (阿部慎之助などに関しても最初から打てたわけではない。)

出塁率 OPS
 次に出塁率とOPSに関しても、それほど良い成績を残しているとは言えない。
 出塁率はアウトにならない確率であり、最も重視するべき指標の1つであると名著である「マネーボール」には書かれている。
 甲斐拓也は出塁率.274であり、平均以下である。
 また、OPSに関しても平均以下の.602である。(OPSとは出塁率+長打率で算出される指標で、得点との相関が打率や出塁率よりも高いため、打撃を評価する上で重要になる)
 出塁率、OPS共に平均以下の成績ではあるが、捕手であることを考えると、先に述べた通り、最初は優先するべきものではない。
 まだ25歳という年齢であるため、今後の成長に期待したいところではある。


守備率 盗塁阻止率
 2018年の日本シリーズを見ていた人は、間違いなく守備率と盗塁阻止率が気になるところであると思う。
 甲斐拓也の守備率は.991であり、盗塁阻止率は驚異の.447である。
 守備率は.990を上回り、まず間違いなく守備に対する信頼を勝ち得たと言っていい。
 ここが捕手に求められるところだ。
 最初は打撃は良くなくていいと先にも述べたが、守備はしっかりしていてほしい。
 甲斐拓也の守備はしっかりしていると数字が物語っている。
 特に盗塁阻止率は驚異の.447である。
 これはセリーグの盗塁阻止率1位の巨人の正捕手、小林誠司の.341を大きく上回る成績であり、ソフトバンクでチームメイトであるパリーグ2位の高山裕亮の.385を大きく突き放す成績である。
 甲斐キャノンと呼ばれる理由は、テレビを見ているだけでも分かるが、数字で別の捕手と比較すると、よりその理由がわかる。
 日本シリーズの盗塁阻止率100%という成績も異常なほどの好成績である。
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まとめ 
 甲斐拓也の成績をザックリと見てきたが、「どのような選手か?」という問いに答えるとすれば、甲斐拓也は「ヒットを打つ能力、選球眼、長打力、打撃の全てにおいて平均以下であるが、守備に関して、特に盗塁阻止の能力に関してはパリーグのみならず日本球界で最高の能力を持っている捕手」であると言える。
 日本シリーズMVPになるほどの捕手である。
 2019年シーズン以降も甲斐拓也の守備での活躍に大きく期待できると考える。

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1. スポナビ
2. NPB.jp

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はじめに
 広島カープは日本一を逃したが、丸佳浩の打撃能力は日本一の称号の有無に関わらず、広島カープを牽引していたことは間違いない。
 本記事は、丸佳浩の規格外すぎる2018年シーズンの成績を見て考察し、どれほど凄いかを示していく。
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成績一覧
 丸佳浩の2018年シーズンの主な成績は、出場125試合 打席数566 打率.306 本塁打39本 打点数97 出塁率.468 OPS1.096 wOBA.453 wRAA 60.82 である。
 超人的な成績であるため、順に説明していこう。

打率 本塁打 打点
 まず打率に関しては、打率.306.300を上回っており、特に文句の付け所はないだろう。
 打率主義の日本プロ野球では3割打者は一流と言われる。
 打率においては一流の成績を残したと言える。
 本塁打に関しても文句の付けようがない。
 最多本塁打には惜しくも届かなかったが、セリーグ2位の39本を放ち、スラッガーとしてその才能を発揮した。
 打点数に関しては100打点に届かなかったが、打点は運の要素が強いため、直接的に丸佳浩の打撃の凄さを表せない数字である。
 そのため、それほど気にする必要はないと考えるが、97打点なら一般的に好成績と言われるだろう。

出塁率
 最も優れている点の1つが出塁率である。
 丸佳浩は出塁率.468を記録し、これは日本プロ野球の長い歴史の中で、歴代8位の成績にあたる。
 ちなみに出塁率の歴代1位、2位、4位は落合博満であるため、選手の数としては歴代5人目の出塁率であると言っていい。(落合博満の凄さを感じる)
 出塁率は、四球数に大きく影響を受ける。
 丸佳浩は2018年に130個の四球を選び、これは2018年シーズンの12球団全選手の中でダントツの1位である。
 出塁率は「アウトにならない確率」であるため、丸佳浩は「アウトにならない確率が歴代8位である」と言える。
 名著である「マネーボール」では、このアウトにならない確率を重視したチーム作りをし、20連勝をしたチームが題材にされている。
 これは規格外の成績である。


OPS
 OPSとは”出塁率+長打率”で算出される数字で、得点との相関が非常に高く、順にOPS>長打率>出塁率>打率という上下関係がある。
 OPS.900を上回ればスター選手、OPS1.000を上回ればMVP級の選手と評価される。
 丸佳浩は
OPS1.096という成績を記録し、これは異常なほど良い成績である。
 まさにMVP級の成績である。
 比較すると、レジェンド王貞治の通算OPSは1.080である。
 通算成績ではあるが、丸は王貞治と同等レベルの成績を残していると言える。
 これほどまでいい成績の日本人選手は過去に日本の四番の筒香嘉智と元メジャーリーガーの松井秀喜くらいしか思い浮かばない。
 そのくらい素晴らしい成績である。

wOBA
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているのか」ということを評価する指標である。
 丸佳浩は2018年シーズン、およそwOBA.453を記録している。
 wOBAは平均.320〜.330ほどになる指標であり、丸の数字は圧倒的に平均を上回っている。
 比較として、2018年シーズンの最多本塁打を記録した横浜DeNAのソトはおよそwOBA.435である。
 ホームラン王に18ポイントも差をつけてリーグトップに立っている。
 丸佳浩は「得点に絡む能力」もズバ抜けて素晴らしい。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 丸佳浩はおよそwRAA 60.82を記録している。
 つまり、平均的な打者が丸佳浩と同じ566打席に立った場合と比べ、丸佳浩はおよそ60〜61点の得点をチームにもたらしたと言える。
 これはセリーグ1位の成績であり、いかに丸佳浩が広島カープの得点に貢献したか、数字でわかる。

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まとめ
 ここまで、2018年シーズンの丸佳浩は「圧倒的な選球眼を持ち、長打力も申し分なく、それらの能力に伴ってセリーグでは得点に最も絡むことのできた選手である」 と言える。
 まさに規格外の選手である。

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はじめに
 摂津正や五十嵐亮太など、ソフトバンクの一時代を築いた選手たちが戦力外通告を受けた。
 ソフトバンクファンの方々は悲しみの声が聞こえるが、ある程度は仕方がなかった部分がある。
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かつての沢村賞投手
 摂津正は2012年、17勝を挙げ、防御率1.91という好成績を残し沢村賞に輝いた。
 侍ジャパンにも選出され、輝かしいキャリアを送っていたが、 年齢を重ねるごとに怪我などが多くなり、登板機会も激減した。
 2018年に至っては、7試合の登板に留まっていた。
 現中日ドラゴンズの松坂大輔が3年間で1試合しか登板していなかったことを考えると、まだマシな方ではあるが、36歳という年齢問題もあり、戦力外通告となった。
 元々は中継ぎ投手として新人王に輝くほど器用な投手であった。
 やはりメジャーリーグでよく言われるが、35歳を過ぎると成績が劇的に落ちてくる。
 統計でそのような答えが出ているのだ。
 36歳という年齢はまさに下降線をたどる年齢である。
 今後の動向に注目し、他球団への入団はあるのか、見ていきたいところではある。

かつてのメジャーリーガー
 五十嵐亮太は、ニューヨーク・メッツやトロント・ブルージェイズなど、メジャーリーグの名門を渡り歩いた中継ぎ投手であった。
 メジャーでの成績は決してよくはない。
 キャリアハイでもメッツ時代の2011年、45試合に登板し、防御率4.66という成績であった。
 帰国後、目を付けたソフトバンクが契約し、五十嵐亮太は2014年、防御率1.52そして44ホールドという素晴らしい成績を残した。
 だが、摂津同様、年齢を重ねていくにつれて、活躍できなくなった。
 摂津正とは違い、剛腕投手という投球スタイルであった。
 年齢を重ねれば怪我が多く、五十嵐亮太もかつての輝きを失っていた。
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まとめ 
 摂津正や五十嵐亮太はソフトバンクの一時代を築いた選手であることは間違いない。
 ただ、35歳を過ぎれば成績も落ちてくる。
 怪我も多くなる。
 野球ファンとしては寂しいものではあるが、当然の出来事でもある。
 だが、引退とは決まっていないため、今後、2人の選手の動向に注目していきたい。

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はじめに
 巨人が丸佳浩に25億円用意したとの報道があった。
 しかし、高額のようでかなり安いと考えている。
 その理由を簡単に述べる。
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丸佳浩の契約の妥当性
 丸佳浩は、打率3割以上を打ち、出塁率が.468本塁打が39本、OPSに関しては1.092という成績で2018年シーズンを終えた。
 これはどれくらい凄い成績と言えば、松井秀喜の2001年に残した成績、打率3割以上、本塁打36本、出塁率.463、OPS.1081を上回っているほど凄い。
 松井秀喜はその翌年の年棒が6億1000万という額であった。
 つまり、丸佳浩は2001年の松井秀喜を上回ったため、松井秀喜よりも高額の年棒を用意するべきである。
 普通に考えれば、それが妥当である。

もし4年25億円の契約なら 
 丸佳浩が巨人と25億円の契約をした場合、複数年契約で4年契約になると考えられる。
 それは過去に小笠原道大を日本ハムファイターズからFAで獲得した時の年数と一致するため、4年契約が妥当であると考えられる。
 単純計算で、4年25億円の契約ならば、年棒6億2500万円ほどになる。
 巨人からしたら、払える額である。
 しかし、この年棒は松井秀喜の6億1000万円とほとんど変わらない。
 2001年の松井秀喜よりも好成績を残しているのに、年棒はほとんど変わらない。



丸佳浩の最良の選択
 もし、巨人が丸佳浩と契約するなら、4年契約で囲んでしまった方がいい。
  しかし、2001年の成績を元に松井秀喜に払った額と同じ年棒にするのは丸佳浩にとって良い契約とはなり得ない。
 当然、お金の話でもあるが、今に広島カープにいた方が優勝する可能性が高いことも、その要因の1つである。
 丸佳浩がする最良の選択は、30歳になる2019年より前にメジャーリーグで複数年契約をすることであると考える。
 つまり、今オフにメジャー挑戦することである。
 メジャーリーグは35歳を超えると成績が落ちてくるというデータを元に、複数年契約をする球団が多い。(当然例外もあるが)
 そのため、30歳の2019年シーズンから35歳の2024年までの6年契約+オプションという契約をすれば、丸佳浩にとって最も良い契約になると考える。
 額については球団によってまちまちであるだろうが、ダルビッシュ有が契約した6年1億2600万円、単純に日本円で6年140億円ほどの契約である。
 それに加え、今は大谷翔平の活躍によって、日本のスラッガーの評価が前よりも高い。(少なくとも、西岡剛がメジャー失敗したときの失望感はもうメジャーにはほとんどない)
 そのため、丸佳浩はメジャー挑戦をした方が、より高額な複数年契約に有り付けることができ、世界的にも名が知れ渡ることになる。
 これが最良の選択であると考える。
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まとめ
 丸佳浩はメジャーで評価されるほどの成績を収めている。
 特に今オフはメジャーリーグのスーパースターがFAで豊作の年である。
 メジャー最強投手のクレイトン・カーショウは3年105億円でドジャースと再契約した。
 2017年オフはFA市場が停滞していたが、今年2018年オフは活発である。
 そのため、丸佳浩を欲しがる球団はある程度はあり、巨人の用意した25億円を大きく上回ることは間違いない契約ができる。
 今後の丸佳浩の動向に注目するべきである。

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はじめに
 松山竜平は広島カープになくてはならない存在である。
 日本一を逃した広島カープであるが、松山竜平の存在は非常に重要であった。
 地味な選手ではあるが、良い活躍をしていた。

 本記事は、(広島カープ)意外性が凄い!!松山竜平の打撃成績(Part1)に引き続き、松山竜平の意外性のある成績について述ベて考察していく。
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成績一覧
 松山竜平の2018年シーズンの主な成績は、
出場124試合 打席数466 打率.302 本塁打12本 打点数74 出塁率.368 OPS.834 BABIP.314 wOBA.365 wRAA 16.43 である。

wOBA 
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているのか」ということを評価する指標である。
 松山竜平は2018年シーズン、およそwOBA.365を記録している。
 wOBAは平均が.320〜.330ほどになる指標である。
 そのため、松山竜平は平均以上の成績を残している。
 ソフトバンクの中村晃はwOBA.351であり、デスパイネはwOBA.363である。
 つまり、wOBAで見ると松山竜平は中村晃やデスパイネよりも得点に絡む能力が高いと言えるのだ。
 これは、意外性の1つだろう。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 松山竜平はおよそwRAA 16.43を記録している。
 つまり、平均的な打者が松山竜平と同じ466打席に立った場合と比べ、松山竜平はおよそ16〜17点の得点をチームにもたらしたと言える。
 wRAAは10.00を上回れば平均以上と一般的に言われる。
 そのため、松山竜平はここでも平均以上の成績を残している。
 地味な選手に見えるが、意外にも得点能力が高い選手であるのだ。

BABIP

 BABIPとは簡単に言えば「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」である。
 BABIPは運との相関が強い指標である。
 セイバーメトリクスでは本塁打以外のヒットは運の要素が強いと考える。それを特に示すのがBABIPである。
 ボテボテの内野安打でも、快心の二塁打でも打率は変わらないだろう。
 そしてどちらのヒットにしろBABIPは上がる。
 快心のあたりでもボテボテでも結局はヒット。それがBABIPの示す大きな要素だ。

 つまり、運で打った打球も技術で打った打球も一括りにして、数字にし、それの高い低いで運が良いか悪いかを判断する。
 松山竜平は、BABIP.314を記録している。
 BABIPは.300を上回れば運がいいとされ、下回れば運が悪いとされる。
 松山竜平のBABIPは.300に非常に近い。
 つまり、松山竜平の残した成績は基本的に運が絡まず、本当の実力であると言えると考える。
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まとめ 
 第一部と第二部の二部構成で松山竜平の2018年の成績について述べてきたが、総括すると松山竜平は「選球眼は平均的であり、ヒットを打つ能力や得点に絡む能力は平均以上である選手」と言える。
 地味な選手であるが、実はスター選手と言われても良いほど意外性がある選手なのだ。
 ベテラン選手ではあるが、来年以降も広島カープを支えていくことは間違いないと考える。

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はじめに
 日本一を逃した広島カープだが、打線は強力であった。
 その強力打線を支えている松山竜平の打撃成績は、特別群を抜いているものはないが全体的にバランスの取れたものになっている。
 正直、松山竜平が物凄く活躍しているという印象は野球ファンにはそれほど無いと思う。
 ただ、数字を見ると、意外性が強い打撃をしている。

 本記事は、二部構成の第一部(Part1)として、松山竜平の2018年シーズンの基本的な打撃成績を評価し、考察する。
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成績一覧
 松山竜平の2018年シーズンの主な成績は、
出場124試合 打席数466 打率.302 本塁打12本 打点数74 出塁率.368 OPS.834 BABIP.314 wOBA.365 wRAA 16.43 である。

打率 本塁打 打点
 松山龍一は、
打率.302 本塁打12本 打点数74という成績を残している。
 打率3割と二桁本塁打をクリアしている。
 打点数は、チームメイトの丸佳浩が39本塁打で97打点であるのに対し、松山竜平は12本塁打で74打点であり、本塁打の数の差は大きいが打点数は思った以上に差が小さい。
 そのため松山竜平は、勝負強いバッティング、つまり意外性がある打撃をしていたと考えられる。(打点数は運に左右されやすいため、運が良かった可能性もあるが、それでも意外性はある。)

出塁率
 松山竜平は、出塁率.368を記録している。
 出塁率は「アウトにならない確率」であるため、打線を繋ぐという意味で、非常に重要である。
 セリーグの規定打席に到達した31人中16位の成績であり、平均的な出塁率を残せていると言える。
 出塁率は選んだ四球数の影響を大きく受ける。
 特に、出塁率から打率を引いた値、「IsoD = 出塁率 – 打率」を計算すると、どれくらい四球を選んだかがわかる。
 IsoDは.060で合格点と言われる。
 松山竜平の場合IsoDは.066でギリギリ合格点の成績を収めている。
 つまり、平均的な選球眼を持っていると考えられ、これも意外性の1つである。

OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 松山竜平のOPSは
.834である。
 OPSは大体、760から.830の間の成績を収めれば「良い成績」と評価される。
 .830から.899の間の成績を収めれば「非常に良い」と評価される。
 そして.900を上回ればスーパースターであると評価される。
 松山龍一の.834は「良い成績」 をギリギリで上回り「非常に良い」と評価されるところにある。
 これも意外性の1つである。
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第一部まとめ 
  第一部では、主要な成績を評価してきた。
 まとめると、ヒットを打つ能力は「平均以上」、選球眼は「平均的」、得点に絡む能力は「非常に良い」ということであった。
 丸佳浩や鈴木誠也に隠れて、目立たない存在ではあるが、意外性のある比較的優れた打者であることは間違いない。
 本日更新の第二部、(広島カープ)意外性が凄い!!松山竜平の打撃成績(Part2) ではさらに踏み込んだ成績評価をしていく予定である。

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はじめに
 2018年の日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスが4勝1敗という結果で、優勝を決めた。
 ソフトバンクの勝因と広島カープの敗因は表裏一体のようなところがあるが、本記事ではそれらについて簡単に述べる。
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ソフトバンクの勝因
 ソフトバンクの勝因は、大事な局面でのホームランが打てた事であると考える。
 第4戦の柳田悠岐のサヨナラホームランは特に大きな一発である。
 柳田悠岐はこのシリーズではホームランを打ててはいなかったが、第1号ホームランが貴重なサヨナラホームランになった。
 そして第5戦のグラシアルのホームラン。
 1対0でソフトバンクがリードしており、同点にされては困り、追加点が欲しい時に出た一発であり、重い試合の戦況を大きく変えたホームランであった。
 広島カープもソフトバンクも強打であるが、大事な局面で打てるか打てないかで大きく戦況が変わる。
 広島はそれがなかったことが敗因であり、表裏一体としてソフトバンクの勝因でもある。

広島カープの敗因
 誰もが思うことだが、ソフトバンクの甲斐拓也の肩を考えずに盗塁を試み続けたことが大きな敗因の1つであろう。
 甲斐キャノンで、6回連続盗塁阻止という日本シリーズ新記録を打ち立てた。
 広島カープは盗塁成功率0%であり、これが広島カープの大きな敗因の1つ。
 そもそも盗塁は、よっぽどの事が無い限りは試みない方がいい。
 例を言うと、メジャーリーグでそれが示される。
 セイバーメトリクスと呼ばれる統計手法に従順なメジャーリーグのオークランド・アスレチックスは全く盗塁を試みない。
 それでいても、オークランド・アスレチックスは常勝球団である。盗塁をしなくても勝つ手段はいくらでもあるのだ。
 広島カープの場合、盗塁を試みすぎた。試みなくても良い場面でも、試みた。
 甲斐拓也の肩の強さを考慮せず、自滅するように次々と盗塁を試みた広島カープの采配ミスが目立った。
 これが広島カープの最も大きな敗因の1つである。
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まとめ 
 簡単にソフトバンクの勝因と広島カープの敗因について述べた。
 打撃能力の差は数字的にもほとんどない。
 しかし、大事な場面での一打。大事な場面での盗塁死。それが勝敗を大きく分けたと考える。

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