野球を数字で見るブログ

Houston Astrosと読売ジャイアンツのファンです。 本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

はじめに
 今夜、ソフトバンクが日本一が決まるかもしれない。
 もしくは、広島が粘りを見せ、三連勝して逆転優勝をするかもしれない。
 日本一を決める要因は何か?
 本記事では、簡単にそのことについて述べていく。
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投手 
 本日第5戦の先発投手は広島がジョンソン、ソフトバンクがバンデンハークである。
 両チームとも外国人であるが、広島のジョンソンの方が良い投手であることは成績からわかる。
 広島のジョンソンの防御率は3.11、バンデンハークの防御率は4.30である。
 投手では広島の方が分がありそうである。
 ただ、気がかりなのが、バンデンハークの対広島戦での防御率である。
 バンデンハークの対広島戦の防御率は1.29であり、シーズン防御率よりも好成績である。
 ジョンソンの対ソフトバンク戦の防御率が1.30であり、もしこれらの数字が効いてくるとするならば、投手戦になる可能性も否定できない。
 この対戦防御率を考えると、第5戦は両チームの強力打撃陣を抑え込み、打線が取る1点の重みが大きい試合になる。
 そう考えると、投手は五分五分の関係にあるかもしれない。
 つまり、勝利を決める要因の1つは、「先発投手同士の我慢比べ」であると考えられる。

野手
 野手では、第4戦でホームランを打った広島の丸佳浩。
 そして、サヨナラホームランを打った柳田悠岐。
 この2人が鍵になると考える。
 どちらも主砲であり、シーズンではMVP級の成績を収めている。
 ただ、第3戦までは丸佳浩も柳田悠岐も本来の打撃をすることができなかった。
 ホームランが1本もなく、打率も悪かった。
 ただ、第4戦で2人ともホームランを放ち、目醒めたと考えると、この2人が「両チームの対戦防御率が良い投手をどのように打つか?」ということが、チームの得点が最も大きく変わる。
 柳田悠岐と丸佳浩は、勝利の大きな要因の1つである。
 他にも鈴木誠也や中村晃など両チームには多数の好打者がいるが、やはり主砲が打てるようになったことが一番大きい。
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まとめ
 かなりザックリと話してきたが結局は、

ジョンソンとバンデンハークが何イニングスを何失点に抑えるか?

丸佳浩と柳田悠岐がどのような打撃をするか?

 この2つの要因だけで決まりそうな気がしてならない。

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はじめに
 日本シリーズは今日で決着するかもしれない。
 もしくは、広島が粘りを見せ、三連勝するかもしれない。
 両チームの鍵を握るのは、ソフトバンクの柳田悠岐と広島カープの丸佳浩である。
 ソフトバンクホークスの柳田悠岐と広島カープの丸佳浩の打撃スタイルが異なる点を前回の記事では述べたが、本記事では共通点をピックアップしていく。
 異なる点を述べればプレイヤーの好みが分かれるが、共通点を述べればどんな人も好みが分かれることなく、2人の凄さだけが目立つ。
 本記事では2人の凄さを述べていく。
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柳田悠岐と丸佳浩の共通点
 共通点1. ほぼ同じOPS

 2018年シーズン、柳田悠岐はOPS1.092であり、丸佳浩はOPS1.096であった。

 OPSとは、出塁率+長打率で算出される。
 ただ純粋に、

OPS

(SLG:長打率 OBP:出塁率)
 
 という計算式で算出される単純な指標である。
 しかし、この単純な計算で導かれる数字は、得点との相関が打率、出塁率、長打率よりも強いことで知られている。
 これまで、単に出塁率は「ヒットと四死球で出塁した割合」であり、長打率は「一塁打から本塁打まで、獲得できる塁打数の割合」であった。
 この出塁率と長打率、それぞれの弱点は、打席で起こることの全てを説明できないことであった。
 例えば、出塁率の場合はホームランでも四球でも1度の出塁と評価されるのみであり、長打率の場合は一塁打から本塁打までを評価するのみであった。
 しかし、この出塁率と長打率を足し合わせたことで、「一塁打、二塁打、三塁打、本塁打、四球、死球」という打席で起こるほぼ全てのことを説明できるようになった。
 これがOPSの画期的な側面である。

 少し横道に逸れたが、柳田悠岐と丸佳浩のOPSはほぼ同じであり、2人とも歴代のシーズンOPSの45位以内に入るほどの好成績である。
 得点との相関が強いため、柳田悠岐と丸佳浩は「得点に大きく絡む打撃をした」と言える。
 2人ともリーグ1位の成績であるため、OPSだけで見ると2018年シーズンでは最も得点に絡んだ打者の2人であると言える。
 これが1つ、大きな共通点であり、凄さである。
 
 共通点2. wOBAの数字が非常に近い
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 実を言うと、得点との相関はwOBAの方がOPSより強いということが示されている。
 そのため、算出する式もOPSほど簡単ではない。
 算出する式は割愛するが、柳田悠岐はおよそwOBA.465であり、丸佳浩はおよそwOBA.455であった。
 柳田悠岐の方が若干高い数字を残しているが、非常に近い数字を2人は残している。
 wOBAに関しても、2人はそれぞれのリーグで1位であり、各打席での得点に絡む能力が最も高かった2人であると言える。
 OPSと同様、得点能力が非常に高いという共通点がある。
 ちなみに、wOBAは平均が.320〜.330ほどになるとされており、史上最年少で3割30本100打点を記録した巨人の岡本和真のwOBAは.407である。
 岡本和真ほど打てても、柳田悠岐や丸佳浩の成績には敵わない。
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まとめ 
 まだ共通点は多い。
 wRAAや本塁打の数など様々な共通点があるが、本記事では特に共通していたOPSとwOBAに絞って解説してきた。
 柳田悠岐と丸佳浩が日本シリーズの鍵を握ると述べたのは、群を抜いた打撃が第5戦以降に出せるかどうかで日本シリーズの勝敗が決まると考えたからだ。
 今のところ、ソフトバンクが大手をかけ、広島が追い込まれている。
 ただ、第5戦以降、2人がどのような打撃をするかで、戦況は大きく変わるかもしれない。

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はじめに
 日本シリーズ第5戦は柳田悠岐のサヨナラホームランで決着がついた。
 福岡ソフトバンクホークスが日本一に大手をかけ、決着は次戦である第6戦でつくかもしれない。
 日本一になるための鍵を握るのはソフトバンクでは柳田悠岐、広島カープでは丸佳浩であると考える。
 2人とも第4戦までホームランがなく、第5戦でようやくホームランを放った。
 2人が日本シリーズで
本来の打撃成績を見せれば、さらなる乱打戦、大混戦になることは間違いない。
 2人とも鍵を握る選手であることは間違いないのだが、打撃スタイルにちょっとした「違い」がある。
 本記事では、その打撃スタイルの違いを明確にすることが目的である。
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柳田悠岐と丸佳浩の違い 
 1. 打率の違い

 柳田悠岐の場合、非常に高い打率を残せるタイプの選手である。
 2018年シーズンの柳田悠岐は打率.352であり、パリーグの首位打者を獲得している。
 一方、丸佳浩の場合は打率.306でありセリーグ11位の成績である。
 ヒットを打つ能力は柳田悠岐の方が上であると言える。
 これが打率の違いである。

 2. 出塁率の違い
 2018年シーズン、柳田悠岐は出塁率.431を残しはパリーグ1位の成績であった。
 一方、丸佳浩もセリーグ1位の成績を残したが、その数字は出塁率.468であり、柳田悠岐の出塁率を大きく上回っている。
 出塁率は「アウトにならない確率」であるため、打線を繋ぐ能力は間違いなく丸佳浩の方が上である。
 これが出塁率の違いである。
 
 3. 長打率の違い
 柳田悠岐は2018年シーズン、長打率.661であり、この成績はパリーグ1位の成績である。
 対して丸佳浩は長打率.627であり、セリーグ2位である。
 どちらとも素晴らしい成績ではあるが、柳田悠岐の方が上であることは確かである。
 長打率の算出は、
長打率

(SLG:長打率 TB:塁打数 AB:打数) 

 であるため、打率の違い、つまりヒットを打った確率が高い柳田悠岐の方が塁打数は多くなるため、長打率の違いが発生している。
 長打率は単に「ホームランや二塁打などの長打を打つ能力」だけで決まると勘違いされがちだが、柳田悠岐のホームランの数は
36本、丸佳浩のホームランの数は39本で、丸佳浩の方がホームラン数は多い。
 それにも関わらず柳田悠岐の方が長打率は高い。
 それは塁打数の違い、すなわち打率の違いで発生していると言えるのだ。
 長打率は、比較的得点との相関が高い。
 そのため、「得点に絡む能力」は柳田悠岐の方が上であると言える。
 これが長打率の違いである。
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まとめ
 柳田悠岐と丸佳浩の打撃スタイルの違いがわかったと思う。
 「ヒットを打つ能力が高く得点に絡むことのできるのが柳田悠岐」であり「出塁率、つまりアウトにならないで打線を繋ぐことのできるのが丸佳浩」である。
 どちらの打撃スタイルも野球においては非常に重要である。
 ヒットの柳田悠岐か?繋ぎの丸佳浩か?
 優劣は付けられないことではある。
 2人とも日本シリーズ第4戦で自分の打撃を見せつけたため、第5戦以降の2人の打撃スタイルがどのようにチームへ影響を及ぼすのか、非常に楽しみである。

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はじめに
 橋本到が楽天への金銭トレードとなった。
 意外性のある打撃が持ち味であった打者である。
 ショックを受けた巨人ファンの方々もいるかもしれない。
 しかし、俯瞰してみると、これは好ましいことであると考える。
 本記事では、その理由を簡単に述べる。
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トレードはあるべき行事
 日本プロ野球において、トレードは非常に少ない。
 最近の大型トレードで思いつくのは、メインピースとして大田泰示と吉川光夫のトレードだろうか。
 このトレードは、巨人では活躍できないと判断した巨人の首脳陣が大田泰示を日ハムに放出し、見返りとして日ハムでは過去の栄光を持つ吉川光夫を放出した。
 これをネガティブなトレードと考えてしまうところが日本プロ野球に根付いた悪い癖である。
 「この球団で活躍できないなら放出」ということは、ポジティブな要素も非常にある。

ポジティブな要素とは? 
 そもそもトレードは、不要になった選手を放出するだけではない。
 例えば、巨人であれば、先発投手が欲しい。日ハムなら長打の打てる外野手が欲しい。
 そういった球団同士の利得関係が一致したときに行われる。
 つまり、基本的には「ちょっと欲しい選手がいるから、ウチのこの選手とトレードしてくれないか?」などという話し合いで意見が一致し、行われるものである。
 そのため、ここでは大田泰示と吉川光夫を例に取っているが、大田泰示は日ハムに移籍して巨人時代とは比べ物にならないほどの出場機会を得て、ある程度活躍している。
 これは日ハムが使いたいと思ったから使い、活躍した事例だ。
 吉川光夫の場合も、日ハムでは出場機会を得られないため、巨人に移籍後、ある程度活躍している。
 これは巨人が使いたいと思ったから使い、活躍した事例だ。
 つまり、球団同士は基本的にWin-Winの関係にある。
 これがまさにポジティブな要素だ。

橋本到の場合は? 

 橋本到は巨人では出場機会が得られない。
 そう首脳陣が判断し、楽天への金銭でのトレードをした。
 その金銭の額は当然明確には公開されていないが、巨人は年棒が高騰しそうな岡本和真や若手選手に当てる金銭が必要となり、橋本到を放出し、楽天は打てる可能性を秘めた外野を欲しかったためのトレードであったと考えている。
 そのため、球団同士は現状、Win-Winの関係にある。
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まとめ 
 軽くトレードについて触れたが、何が言いたかったかというと、トレードはネガティブな要素がそれほど無く、球団同士が利得関係を踏まえて行われる、本来ポジティブであるべきものということだ。
 橋本到は楽天で活躍できるかはまだわからない。
 しかし、出場機会は巨人よりも多く与えられると考えて間違いない。
 そこで橋本到が活躍できた場合、球団同士の最高のトレードとして、称賛するべきなのである。

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はじめに
 本記事は、2018年の沢村賞を受賞した菅野智之の成績を徹底解剖していくことが目的である。
 本記事は、二部構成の第二部(Part2)として (沢村賞)菅野智之の投球を数字で見た結果…(Part1)に引き続き菅野智之の2018年シーズンの成績を見て考察していく。
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WHIP
 第一部でも触れたことだが、もう一度WHIPを見てみる。
 WHIPとは、「1イニングあたり何人のランナーを背負うか?」を示す指標であり、仮に1イニングを投げて被安打1無四球に抑えればWHIP1.00が記録される。
 菅野智之WHIP1.00であった。
 2018年のリーグ1位の成績である。
 一般的にWHIPは、1.10以下で優秀と言われ、1.00前後でエース級の投手と言われる。
 菅野智之はまさにエース級であるとWHIPが示している。
 菅野智之は、1イニングあたりランナーを1人しか許さない投球をしていたと言え、これは防御率が良いのと関係があることは間違いない。

K/BB
 菅野智之は、K/BBも素晴らしい成績であった。
 
K/BBとは奪三振数を与四球数で割った指標で、「1つの四球を与える間に何個の三振を奪えるか?」を表す数字である。
 主にコントロールの良し悪しを見るために使われる。
 菅野智之は2018年シーズン、
K/BB 5.41を記録している。
 K/BBは3.50で優秀とされる成績であるため、菅野智之の数字は優秀というより”非常に優秀”と呼ぶべきものだろう。
 
FIP 
 FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。
 そのためFIPは、投手の責任である被本塁打、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。
 防御率が悪くても、FIPが良ければ評価は高くなる。野手の守備への依存が比較的少なく、運というコントロールできない出来事を排除できるからだ。

 菅野智之のFIPはおよそ2.63であった。
 これは称賛に値する成績である。
 例えば、広島カープのエース大瀬良大地のFIPはおよそ3.65である。
 大瀬良と1.00以上の差をつけて圧倒的1位に君臨している。
 つまり、菅野智之は他の投手に比べて、「自分の投球を自分だけの責任で解決する力」が優れていたということがFIPの数字からわかるのだ。
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まとめ
 第一部と第二部の二部構成で沢村賞投手、菅野智之の2018年の成績を見てきたが、ここまでを総括すると、菅野智之は「無駄なランナーを背負わず、コントロールにも優れており、それに伴う自己解決能力がある投手」と言える。
 まさに、沢村賞を文句なしで受賞できた投手である。
 巨人はこれほどの投手を持っているため、”宝の持ち腐れ”にならないよう、来シーズンは勝ち進んでいただきたい。

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はじめに
 菅野智之が2018年シーズンの沢村賞に輝き、2年連続の受賞となった。
 2018年シーズン、8完封を含む10完投を記録し、あらゆる基準をクリアした文句なしの受賞となった。
 本記事では二部構成の第一部(Part1)として、沢村賞投手である菅野智之の2018年シーズンにおける基本的な成績を見て考察し、どれほど凄い投手か、徹底解剖する。
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成績一覧
 菅野智之が2018年シーズンに残した主な成績は、登板数28試合 完投10(完封8) 投球回数202イニングス 防御率2.14 15勝8敗 奪三振数200 奪三振率8.91 与四球率1.65 WHIP1.00 K/BB5.41 FIP2.63 である。
 並べただけではよくわからないため、順に成績を見ていく。

勝利数 敗戦数 防御率
 運に左右されやすいのは、勝利数と敗戦数である。
 勝ちに恵まれない投手も多くいる。
 その運で決まる成績に凄く意味があるとは思わないが、
15勝8敗という成績は沢村賞の投票員の方々の心を掴む好成績であった。
 だがやはり、重視するべきは勝利数と敗戦数ではなく防御率である。
 防御率は「失点を防ぐ」という投手の基本を表す指標であり、重要であることは間違いない。
 防御率2.14は2位の横浜DeNAベイスターズの東克樹の2.45に大差を付けてリーグ1位の好成績を収めている。
 比較すべき、同じ背番号19を背負っていた上原浩治の1年目シーズンの防御率が2.09であるため、防御率に関しては上原浩治のキャリアハイとほぼ同等の成績を収めている。

WHIP
 WHIPとは、「1イニングあたり何人のランナーを背負うか?」を示す指標であり、仮に1イニングを投げて被安打1無四球に抑えればWHIP1.00が記録される。
 菅野智之は例の通りのWHIP1.00であった。
 これもリーグ1位の成績である。
 一般的にWHIPは、1.10以下で優秀と言われ、1.00前後でエース級の投手と言われる。
 菅野智之はまさにエース級であるとWHIPが示している。
 菅野智之は、1イニングあたりランナーを1人しか許さない投球をしていたと言え、これは防御率が良いことと関係があることは間違いない。

奪三振率と与四球率
 さらに、奪三振率と与四球率も好成績である。
 菅野智之は奪三振率8.91 与四球率1.65であった。
 つまり、「仮に9イニングスを投げ切った場合、およそ9個の三振が奪え、さらに四球は1〜2個しか与えない」ということになる。
 三振が奪える能力は、ピンチの場面で非常に役に立つ。
 ピンチの場面で犠牲フライやゴロでの失点は避けたいのは当然である。
 菅野智之は、その場面を三振で切り抜けられる力があるということだ。
 さらに、与四球率からわかるように四球による無駄なランナーを背負うことはない。
 一般的に、与四球率は2.50あたりが合格点になる。
 だが菅野智之は
1.65である。
 これはコントロールに優れている証拠である。
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第一部まとめ
 ここまでを総括すると、菅野智之は「制球力、奪三振能力、失点の少なさ、全てにおいてトップレベルの投手である」と言える。
 沢村賞投手として、文句なしの成績である。

 ここまで、菅野智之の大まかな成績と特徴を述べたが、本日21:00更新の(沢村賞)菅野智之の投球を数字で見た結果…(Part2)ではさらに踏み込んだ成績評価を行っていく。

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はじめに
 広島カープの強力打線を支えている1人が會澤翼であることは間違いない。
 日本シリーズで本塁打を打つなど活躍が目立つ。
 シーズンでも捕手として素晴らしい打撃成績を残している。
 本記事は、二部構成の第二部(Part2)として、(広島)會澤翼の打撃の凄さは想像以上(Part1)に引き続き、さらに踏み込んだ成績を評価して、考察する。
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成績一覧
 會澤翼の2018年シーズンの主な打撃成績は、
出場106試合 打席数377 打率.305 本塁打13本 打点数42 出塁率.401 OPS.893 BABIP.332 wOBA.421 wRAA 30.68 である。 
 
wOBA 
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 會澤翼は2018年シーズン、およそwOBA.421を記録している。 
 平均のwOBAが.320〜.330ほどであるため、會澤翼の成績は非常に素晴らしいと言える。
 史上最年少で3割30本100打点を記録した、巨人の岡本和真のwOBAが.407であるため、會澤翼は捕手でありながら、岡本和真よりも得点に絡む割合が高かったと言える。
 広島カープの強力打線には隙がないことを物語っている成績である。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 會澤翼はおよそwRAA 30.68を記録している。
 つまり、平均的な打者が會澤翼と同じ377打席に立った場合と比べ、會澤翼はおよそ30点の得点をチームにもたらしたと言える。
 wRAAは20.00を上回れば「素晴らしい成績」と評価される。
 そのため、「得点を増やす能力」に関しても會澤翼は素晴らしい成績を残したと言える。

BABIP
 BABIPとは簡単に言えば「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」である。
 BABIPは運との相関が強い指標である。
 セイバーメトリクスでは本塁打以外のヒットは運の要素が強いと考える。それを特に示すのがBABIPである。
 ボテボテの内野安打でも、快心の二塁打でも打率は変わらないだろう。
 そしてどちらのヒットにしろBABIPは上がる。
 快心のあたりでもボテボテでも結局はヒット。それがBABIPの示す大きな要素だ。

 つまり、運で打った打球も技術で打った打球も一括りにして、数字にし、それの高い低いで運が良いか悪いかを判断する。
 會澤翼は、BABIP.332を記録している。
 BABIPは.300を上回れば運が良く、下回れば運が悪いと評価される。
 よって會澤翼は若干ながら運が良くヒットゾーンに転がった打球が多かったと言える。
 少しネガティブな要素である。
 打率3割を上回ったのは運の影響もある程度あると考えられる。
 しかし、先ほどから比較している巨人の岡本和真のBABIPは.346であるため、少なくとも岡本和真の方が運が良く、かつ岡本和真とほぼ同じ打率を残している。
 そのため、岡本和真より會澤翼の方が実力で打ったヒットの割合が多いと考えられる。
 (BABIPは本塁打を運の要素としていない。つまり、岡本和真も會澤翼も本塁打に関しては真の実力で打ったと言える。) 
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まとめ
 第一部と第二部の二部構成で會澤翼の打撃を評価してきたが、総括すると會澤翼は「若干ながら運の要素はあるが、ヒットを打つ能力、長打を打つ能力、選球眼、得点に絡む能力、全てにおいて素晴らしい成績を収め、現在のセリーグでは最強の捕手である」と言える。
 広島カープの強力打線は日本シリーズでも健在である。
 鈴木誠也や丸佳浩に注目する人も多いが、會澤翼の存在も忘れてはならない。
 良い捕手がいるチームは、やはり強いということだ。

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はじめに
 広島カープの強力打線の一角を担っている會澤翼は、捕手でありながら、非常に優秀な打撃成績を残している。
 日本シリーズでの活躍も目立つ。
 本記事では、二部構成の第一部(Part1)として、會澤翼の2018年の打撃成績を評価し、考察する。
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成績一覧
 會澤翼の2018年シーズンの主な打撃成績は、出場106試合 打席数377 打率.305 本塁打13本 打点数42 出塁率.401 OPS.893 BABIP.332 wOBA.421 wRAA 30.68 である。
 並べただけではよくわからないので、順に説明していく。

打率 本塁打 打点
 會澤翼は打席数377という機会が少ない中、打率.305 本塁打13本 打点数42を記録している。
 打率は最も基本的な指標であることは言うまでもなく、3割を打てば一流であると日本のプロ野球では言われる。
 會澤翼は
打率.305を記録しており、打率に関しては一流であると言える。
 さらに、本塁打13本であり二桁本塁打を記録している。
 1シーズンで本塁打13本は広島カープの捕手の歴代最多記録を塗り替えた本数である。
 長打を打てる捕手は非常に貴重であり、今のセリーグの球団ではほとんどいないタイプの捕手である。
 打点数は運に左右されるため、それほど気にすることはないが、少ない機会でも42打点をあげたのは本塁打の多さの影響が最も大きいと考える。

出塁率
 出塁率は、打率とは別に「どれほど四球を選ぶことができるか?」を示す指標になる。
 會澤翼は出塁率.401を記録している。
 會澤翼は、規定打席に達してはいないが、巨人の岡本和真の出塁率.394よりも良い成績である。
 打率と出塁率の差をIsoDと言い、「IsoD = 出塁率 – 打率」で簡単に算出できるが、IsoDは.060以上が合格点と言われる中、會澤翼のIsoDは.096であり、非常に選球眼が優れていると言える。
 出塁率はアウトにならない確率であるため、會澤翼は本塁打を打てる長打力だけではなく、打線をつなぐことのできる打者であると言える。

OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 會澤翼はOPS.893を記録している。
 一般的にOPSは.830以上.899以下で「素晴らしい成績」と評価され、.900を上回れば「スーパースター」と評価される。
 會澤翼の
OPS.893という記録は、文句なしの「素晴らしい成績」であり、もう一押しで「スーパースター」と言われる成績になる。
 會澤翼は、OPSで見ると、非常に得点に絡む能力が高いと言える。
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第一部まとめ
 第一部(Part1)では、主要な成績を見て會澤翼を評価してみた。
 これほどまで打てる捕手はそれほどいない。
 ヒットを打つ能力、選球眼、長打力、得点に絡む能力、全てにおいて素晴らしいと言える。
 本日13:00更新の(広島カープ)會澤翼の打撃の凄さは想像以上(Part2)では、さらに踏み込んだ成績を評価し、考察する予定である。

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はじめに
 上原浩治が自由契約となったことは非常に衝撃が大きいだろう。
 元エース、元絶対的クローザー、元一流メジャーリーガーの上原浩治。
 年齢問題や手術もあり、自由契約は仕方ないとも思える。 
 しかし、もう少し我慢すれば良い成績を残してくれる可能性もあった。
 それは上原浩治の2018年シーズンの成績から見えてくる。
 本記事は、2018年の上原浩治を振り返り、自由契約は仕方がないことなのか?もったいないことをしたのか?再契約するべきなのか?を見ていく。
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成績
 上原浩治は2018年シーズン、36試合に登板し、0勝5敗 防御率3.63 投球回数34.2イニングス WHIP1.07 与四球率1.30 を記録している。

負け数 
 上原浩治は負け数が多いことが気になるところではある。
 中継ぎ投手の5敗はその投手の責任が非常に大きい。
 特に1点リードの場面や、同点の場面で登板した際、相手に大量失点を許したことになり、中継ぎの役割を果たせなかったと言うことができる。
 この成績は非常にネガティブな要素である。

防御率
 防御率は3.63であり、セリーグの平均防御率のおよそ4.11を上回る成績を収めている。
 上原浩治は防御率に関して、澤村拓一などの中継ぎ投手よりも良い成績を収めており、比較的失点が少なかったと言える。
 中継ぎ投手としては若干物足りない成績ではあるが、平均よりも上であることはポジティブな要素である。

WHIP
 WHIPとは「1イニングあたり何人のランナーを許すか?」を示す指標である。
 例えば、1イニング投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00が記録される。
 上原浩治はWHIP1.07を記録しており、これは比較的優秀な成績である。
 WHIPは1.10未満に収めれば優秀とされ、1.00前後でエース級とされる。
 そのため、上原浩治の成績は優秀と評価されるべきであり、「ランナーを背負わない能力」が高いと言える。

与四球率
 WHIPが優秀な成績を収めている理由は与四球率にある。
 上原浩治の与四球率は1.30である。
 これは中継ぎ投手で比較すると、広島カープのジャクソンが5.12、同じく広島カープの一岡竜司が3.53という成績であることから、中継ぎ投手の中では非常に優秀な成績であると言える。
 つまり、先ほど述べた「ランナーを背負わない能力」は別の言い方をすると「与四球を出さない制球力」があると言える。
 今も昔も、上原浩治の制球力は健在である。

負け数が多い原因
 ここまで、制球力や防御率など様々な成績を見てきたが、なぜ上原浩治は5敗もしたのだろうか?
 その理由は被本塁打にあると考えている。
 上原浩治の被本塁打数は5本であり、被本塁打率にすると1.30である。
 この数字は、「仮に9イニングスを完投した場合、本塁打を1本〜2本ほど打たれる」ということになる。
 1.30という数字は、先ほど紹介したジャクソンや一岡竜司よりも悪い。
 つまり、本塁打1発で逆転される場面が多かったため、負け数が増えてしまったと考えられる。
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まとめ
 上原浩治の成績を見てきたが、それほど悪い成績という印象はないと思う。
 防御率、制球力は比較的好成績であり、自由契約にするのはもったいないと思わせるものである。
 しかし、被本塁打、負け数を考えると、上原浩治を使って負けた試合は比較的多かったことも考慮しなければならない。
 中継ぎとしての敗戦投手、年齢問題、手術を考えると自由契約はある程度仕方がないことであると私は考える。
 もし、手術後の健康状態が良好な場合、再契約する可能性もあるが、巨人の首脳陣は上原浩治をベンチ入りさせるのか、それとも若手を使うのか、非常に難しい選択を迫られると考える。

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参考にしたサイト
1.スポナビ

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はじめに
 中村晃の存在は、ソフトバンクホークスを支えていることは間違いない。
 本記事は、セイバーメトリクス 選手編(ソフトバンク) 中村晃の打撃(Part1)に引き続き、中村晃の2018年の成績を徹底解剖し、どのような打者であるか評価し、考察する。
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成績一覧
 中村晃の2018年シーズンの主な成績は、 
出場136試合 打席数580 打率.292 本塁打14本 打点数57 出塁率.369 OPS.804 BABIP.312 wOBA.351 wRAA 16.14 である。

wOBA 
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 中村晃は2018年シーズン、およそwOBA.351を記録している。
 wOBAは平均が.320〜.330ほどになるのが一般的であり、2018年シーズンのパリーグ平均がおよそ.317であるため、中村晃の成績は平均以上の成績であると言える。
 つまり、中村晃はwOBAで見ると「得点に絡む能力は平均以上である」と言える。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 中村晃はおよそwRAA 16.14を記録している。
 つまり、平均的な打者が中村晃と同じ580打席に立った場合と比べ、中村晃はおよそ16点の得点をチームにもたらしたと言える。
 wRAAは10.00を上回れば平均以上の成績であるとされている。
 つまり、ここでも中村晃は「平均以上に得点を稼いだ打者である」と言える。

BABIP
 BABIPとは簡単に言えば「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」である。
 BABIPは運との相関が強い指標である。
 セイバーメトリクスでは本塁打以外のヒットは運の要素が強いと考える。それを特に示すのがBABIPである。
 ボテボテの内野安打でも、快心の二塁打でも打率は変わらないだろう。
 そしてどちらのヒットにしろBABIPは上がる。
 快心のあたりでもボテボテでも結局はヒット。それがBABIPの示す大きな要素だ。

 つまり、運で打った打球も技術で打った打球も一括りにして、数字にし、それの高い低いで運が良いか悪いかを判断する。
 中村晃は、BABIP.312を記録している。
 BABIPは.300を上回れば運が良く、下回れば運が悪いと評価される。
 中村晃のBABIPはほぼ.300であり、それほど運に左右されなかったと言える。
 比較するならば、広島カープの丸佳浩はBABIP.352であるため、少なくとも丸佳浩よりは運に左右されなかったと言える。
 それほど運に左右されなかったということは、「2018年シーズンの成績が中村晃の本来の打撃能力である」と言えるかもしれない。
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まとめ
 第一部と第二部の二部構成で中村晃の成績を評価してきたが、総括すると、中村晃は「ミート力、選球眼、長打力、得点に絡む能力、全てにおいて平均以上の打者である」と言える。
 日本シリーズでは派手な活躍をまだ見せていない渋い打者ではあるが、実はあらゆる能力が平均以上であり、目立ってもおかしくない選手であると考える。

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