野球を数字で見るブログ

Houston Astrosと読売ジャイアンツのファンです。 本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

はじめに
 千葉ロッテマリーンズのドラフト1位選手である大阪桐蔭高校の藤原恭大。
 本記事では藤原恭大が出場した大きな大会、「第100回夏の甲子園」を含む7大会の成績を数値化し、評価していく。

スポンサーリンク
 
打率
 まずは基本的な打撃指標である打率を見てみる。
 藤原選手は114打席に立ち、打率.352という成績を残している。
 高校生として、ミートポイントの広い金属バットを使用しての成績ではあるが、.350を超える成績はそうそう残せるものではない。
 まさに四番にふさわしい成績である。
 第100回夏の甲子園では、打率.462を記録するなど、やはりミート力のある四番打者という印象が強く残る。

出塁率
 次に出塁率を見ていく。
 出塁率は、打率に対してどれほど四球を選ぶことができるかを示す指標になる。
 一般的にプロ野球では出塁率.400を越えればスター選手に近い成績となる。
 藤原選手の場合、114打席立った出塁率は.386であった。
 ここに、藤原選手の弱点があると考える。
 名著で
あり、映画化もされた「マネーボール」の言葉を借りれば、
 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。」
 であると言われている。

 藤原選手の場合、打率に対して出塁率がそれほど高くない。
 打率と出塁率の差がそれほどなく、四球をあまり選ばないのだ。
 セイバーメトリクスではIsoDという言葉を使って、IsoD=(出塁率–打率)で評価することが、時々ある。出塁率と打率の差を算出している式である。
 この数値は大体0.06ほど欲しいものと言われるが、藤原選手は、0.03ほどしかない。

 つまり、自分のストライクゾーンを操る術をまだ獲得できていないと考えることができる。
 選球眼があまり良くないとも言える。

 ここが、藤原選手のネガティブな側面である。
 今後の打撃での課題は、「自分のストライクゾーンを知る」ということであると考える。


OPS
 
OPSとは、"出塁率+長打率"で算出される率である。
 その数値は得点との相関性が非常に高く、得点との相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点に絡む確率が高いと言える。
 これまで、ボテボテのヒットでも快心のホームランでも同じヒット1本と数えられ、算出されてきた打率をさらに広げ、一塁打から本塁打まで評価できる「長打率」、それと四死球を含む出塁率を合算することにより、一塁打、二塁打、三塁打、本塁打、四球、死球、守備妨害など打席で起こり得ること全てを評価できる、画期的な指標がこのOPSである。

 一般にOPSは.900を越えれば優秀、1.000を越えればプロ野球ではMVP級であると評価される。

 藤原選手の114打席でのOPSは.939であった。
 つまり、優秀な選手とMVP級の選手のちょうど間にいるという成績である。
 四番打者としては決して悪い成績ではない。むしろいい成績である。

 長打率は.553と申し分のない成績を残している選手であり、OPSは長打率と出塁率を足し合わせて算出されるため、先に述べた課題の出塁率をさらに上げるよう改善できれば、MVP級の1.000を超える可能性は十分にあると考える。

BABIP
 次にBABIPを見ていくことにする。 

 BABIPとは「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」であり、”運”を評価するときに使用される。
 打者の場合、BABIP.300を超えると”運がいい”とされ下回ると”運が悪い”と評価される。
 つまり、まさに運で打った「ボテボテの内野安打」でも、力で打った「快心の二塁打」でもヒットには変わりはないため、BABIPが大きな値になるの場合は、運で打った打球の割合が顕著にあらわれるだろうということだ。
 第100回夏の甲子園での藤原選手のBABIPはおよそ.500である。
 つまり、ある程度運の良い選
手であると言える。
 ミート力のある打者に対して、BABIPが高いから運で打っていると説明するのは酷かもしれない。
 しかし、守備が高校野球とは桁外れに上手いプロ野球に足を踏み入れた場合、若干の不安が残る成績ではある。
 だが、藤原選手はホームランが打てる打者である。
 BABIPでは、ホームランは運とは無関係としている。
 そのため、選手としての能力は確かにあると言える。
スポンサーリンク

まとめ
 以上の数字で見た成績を考慮に入れると、藤原恭大選手は「選球眼が比較的悪くストライクゾーンをコントロールする能力に若干の課題を残すが、ミート力と長打力のある有望株」と表現できる。
 課題があるため、数年は二軍で出場を重ねて一軍に上がることになると思う。
 しかし、ポテンシャルがあることは確かである。
 今後の活躍に期待している。

関連記事


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


参考にしたサイト
omyutech : URL https://baseball.omyutech.com/PlayerStats.action?playerId=1002158&teamId=1710


ブログランキングの方も是非!



はじめに
 2018年、ソフトバンクホークスのリーグ2位、日本シリーズ出場は、中村晃の存在がなければ成し得なかったかもしれない。
 本記事では、二部構成の第一部(Part1)として、中村晃の2018年シーズンの成績を見て、どのような選手なのかを考察する。
スポンサーリンク

成績一覧
 中村晃の2018年シーズンの主な成績は、 
出場136試合 打席数580 打率.292 本塁打14本 打点数57 出塁率.369 OPS.804 BABIP.312 wOBA.351 wRAA 16.14 である。
 これだけでは何のことだかわからないため、順に説明していく。

打率 本塁打 打点
 打率.292 本塁打14本 打点数57という成績は、馴染みのある打率、本塁打、打点、つまり主要三冠の成績である。
 打率に関しては、比較的良い成績を収めている。
 2018年のパリーグ平均がおよそ打率.254であるため、中村晃の打率.292という数字は平均以上にヒットを打つ能力が高かったことを物語っている。
 本塁打の数も二桁の14本であるため、長打力も決して悪くない。
 中村晃は2011年から8年間の一軍生活の中で、2018年に初めて二桁本塁打を放った。キャリアハイの成績である。
 中村晃の二桁本塁打は、
ソフトバンクの得点源の1つである
 打点は少なめで57打点であるが、打点数はそれほど気にするものではないと考えている。
 打点は運の要素が最も強い指標の1つである。
 ランナーがいなければ本塁打以外のヒットを打っても打点は付かず、満塁なら本塁打以外のヒットを打つと最大3打点が付く。
 そのため、打点が多い少ないはよっぽどのことでない限りは気にしなくていいと考える。

出塁率
 出塁率は、打率に対して「どれほど四球を選ぶことができるか?」を示す指標になる。
 中村晃は出塁率.369を記録している。
 この成績はパリーグで規定打席に到達した選手29人の中で、11位の成績になる。
 平均以上の成績を残せている。
 選んだ四球の数も柳田悠岐に次いで、リーグ10位の60個である。
 本ブログでは何度も引用しているが、名著で
あり、映画化もされた「マネーボール」の言葉を借りれば、

 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。」

 と言われている。
 中村晃は自分の「ストライクゾーンを操る能力」があると言える。
 自分のストライクゾーンがしっかりと分かっている、選球眼が良い、とも言える。
 この能力が今シーズン好成績を残した要因の1つであろう。


OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、セイバーメトリクスの指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど”得点に絡む能力”が高いと言える。
 中村晃は2018年、OPS.804を記録している。
 柳田悠岐のように群を抜いて良い成績ではないが、OPSはランク付けでA級〜G級まであり、A級はスーパースターレベルの.900以上であるとされる。
 中村晃の成績は、C級の「良い」成績である。
 つまり、OPSを見ると、中村晃は得点に絡む能力が平均以上であったと言える。
スポンサーリンク

第一部まとめ
 ここまで、第一部(Part1)では、中村晃の主要な成績を見て、良いか悪いか評価してきた。
 打率や選球眼など、平均以上のものを持っている選手と言える。
 大体の選手としての特徴はわかったが、本日19:00更新予定の第二部(Part2)、セイバーメトリクス 選手編(ソフトバンク) 中村晃の打撃(Part2)では、中村晃の成績をさらに踏み込んで評価していく。

関連記事


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


参考にしたサイト、本
1.スポナビ
2.Wikipedia OPS(野球)
3.マイケル・ルイス著 「マネーボール」
 

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 上原浩治が自由契約になったことは非常に残念である。
 しかし、残念ではあるが、巨人ファンは上原浩治を誇りに思う人は多いだろう。
 本記事は、二部構成のPart2としてPart1(リンク)に引き続き、2007年の上原浩治に焦点を当てて凄かった成績を見ていく。
スポンサーリンク

FIP

 
FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。
 そのためFIPは、投手の責任である被本塁打数、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。
 防御率が悪くても、FIPが良ければ評価は高くなる。野手の守備への依存が比較的少なく、運というコントロールできない出来事を排除できるからだ。
 上原浩治の2007年のFIP1.89であり、2007年のセリーグ中継ぎ投手の中で2位の成績である。
 1位は藤川球児であるため、ここに巨人阪神のせめぎあいが見てとれる。
 つまり上原浩治は、"自分が責任である失点"が藤川球児の次に少なかった。
 これは凄いとしか言いようがない
 

K/BB

 間違いなく上原浩治が絶対的なクローザーと確信せざるを得ない成績がある。それが、K/BBである。
 K/BBとは与四球と奪三振でその投手の制球力や奪三振力をはかる指標である。
 これは見たまま奪三振を与四球で割った数字である。
 わかりやすく言えば、「1つの与四球の間にいくつ三振を奪えるか?」ということを示す指標であり、主にコントロールの良し悪しを評価するときに使う。
 一般的な経験則から3.50を超えると優秀な投手という評価がつく。
 2007年、阪神のクローザー 藤川球児のK/BBは
 6.39であった。
 この藤川球児の成績でもかなり優秀である。
 しかし、上原浩治のK/BBは16.50であった。
 群をぬいていた。
 1つの四球を与える間に三振を16個以上奪っていたのだ。
 信じられないほどの制球力と奪三振力がないと、ここまでいかない。
 まさに
 絶対的という言葉がふさわしいだろう。
 これがあらゆる指標の中で最も凄いと言える成績である。
スポンサーリンク

まとめ
 Part1およびPart2で上原浩治が2007年、どれほど凄かったかを見てきた。
 お若い方は上原浩治はメジャー帰りの「昔の人」という印象しかないかもしれない。
 しかし、全盛期は絶対的なエース、守護神であったことを伝えたかった。
 「昔の人」ではなく今も決して悪い成績を残しているわけではない。 
 怪我もあり、今後の動向が気になるところではあるが、まだ十分活躍できる選手である。
 巨人ファンとして、上原浩治を今後とも応援していきたい。

関連記事



↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 上原浩治が自由契約になったことは非常に残念である。
 しかし、残念ではあるが、巨人ファンは上原浩治を誇りに思う人は多いだろう。
 メジャーリーグの名門 ボストンレッドソックスのクローザーを任されていた。
 2018年もある程度の成績は残せていた。
 その上原浩治が巨人時代で最も輝いた年の1つ、巨人のクローザー時代、2007年に焦点を当ててみる。

スポンサーリンク

防御率
 まずは防御率である。
 クローザーにしろスターターにしろ、防御率は最もその投手を評価しやすい基準となる。
 上原浩治の2007年、防御率1.74を記録した。
 防御率を1点代に収めているというのは経験則として非常に良い成績である。
 これは凄いと呼べる要素の1つである。
 

WHIP

 次に言いたいのは、WHIPである。
 WHIPとは、「1イニングあたり、何人のランナーを背負うか?」を表す指標である。
 この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性が低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。
 最近では日本でも注目され始めている。
 特に、基本的に1イニング程度でマウンドを降りる中継ぎ投手において、この数字は大きく評価するべき指標なのである。
 上原浩治は2007年、WHIP 
0.82を記録している。
 この数字は12球団で1位の数字である。
 つまり上原浩治は2007年、
最もランナーを出す確率が低かったということになる。
 これも凄いと呼べる要素の1つだろう。


奪三振率と与四球率 
 上原浩治は2007年、奪三振率 9.58を記録している。
 奪三振は、投球回数以上の奪三振、つまり奪三振率9.00以上あれば優秀であると言われる。
 上原浩治は9.00を大きく上回り、もう少しで10.00を上回るほどの好成績を収めた。
 奪三振能力は先発時代もクローザー時代も健在であった。
 そして何より素晴らしいのが与四球率である。
 上原浩治は2007年、62イニングスを投げて与えた四球はわずか4つである。
 これは与四球率にすると、0.58である。
 奪三振率と与四球率を考えると、「仮に9回を完投した場合、9個〜10個の三振を奪え、与四球を1個もしくは無四球で終わらせることができる」という計算になる。
 これは凄いとしか言いようがない成績である。
スポンサーリンク

第一部まとめ
 2007年の上原浩治の凄さをわかりやすい指標で示した。
 奪三振能力と制球力、ランナーを背負わない投球、凄い部分が非常に多い。
 しかし、2007年の上原浩治はこれらの成績以外にも凄い部分がある。
 本日更新予定のPart2ではさらに深掘りした凄い成績を評価する。

関連記事


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 ジャクソンが広島カープの中継ぎ陣を支えていたことは間違いない。
 本記事は、セイバーメトリクス 選手編(広島) ジャクソンの投球(Part1)に引き続き、ジャクソンの2018年の投球について考察する。
スポンサーリンク

成績一覧
 ジャクソンが2018年に残した主な成績は、
登板48試合 3勝2敗 防御率2.76 ホールド数25 投球回数45.2イニングス  奪三振数48 WHIP1.49 奪三振率9.46 与四球率5.12 被本塁打6本 K/BB1.85 FIP4.50 である。

WHIP
 第一部でも説明したことではあるが、WHIPについてもう一度考えてみる。
 WHIPとは、「1イニングスあたり何人のランナーを背負うか?」を表した指標である。
 例えば、中継ぎとして1イニングスを投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00を記録する。
 ジャクソンの場合、WHIP1.49であり、それほど良い数字ではない。
 ジャクソンは1イニングを投げる時、大体1人〜2人のランナーを背負っていたことになる。

 エース格のWHIPは1.00前後になることが多い。
 例えば、大瀬良大地の場合、2018年のWHIPは1.01である。
 そのため、ランナーを背負う場面は大瀬良大地よりもジャクソンの方が多かったことになる。

 中継ぎ投手がランナー背負うことは、先発投手よりも苦しい場合が多い。
 先発が7イニングスを投げて、ジャクソンに1点差で交代したと仮定する。
 そうすると、交代した回に2人ほどのランナーを背負ってしまっては、致命的な失点を生みかねない。
 1点差という拮抗した場面では非常に苦しい投球になる。
 これは間違いなくコントロールが悪いことが原因であり、課題である。

K/BB 
 K/BBとは奪三振数を与四球数で割ったもので、「1つの四球を与える間に何個の三振を奪えるか?」を表す指標である。主にコントロールの良し悪しを見るために使われる。
 ジャクソンのK/BBは1.85である。
 K/BBは3.50を上回れば優秀と評価される。
 ジャクソンの成績は3.50を大きく下回っている。
 優秀とは言いがたく、良くない成績であると言える。
 この理由は明確である。
 ジャクソンの奪三振能力は素晴らしく、奪三振率9.46であり、奪三振率に関しては平均以上の成績を残している。
 しかし、コントロールに難があり、与四球率は悪く5.12であるため、三振を奪えても四球数が多くなり、それに伴ってK/BBが悪い成績になるということだ。
 やはり、ここでもコントロールの悪さが課題であると言える。
 

FIP
 FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。
 そのためFIPは、投手の責任である被本塁打数、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。
 防御率が悪くても、FIPが良ければ評価は高くなる。野手の守備への依存が比較的少なく、運というコントロールできない出来事を排除できるからだ。

 ジャクソンはおよそFIP4.50という成績を記録した。

 チームメイトの一岡竜司のFIPは3.74であり、大瀬良大地のFIPは3.69である。
 これらと比較すると4.50という数字は良くない成績になる。
 ジャクソンのFIPが悪い理由も与四球にある。
 一岡竜司の与四球率は3.53
大瀬良大地の与四球率は2.03であり、ジャクソンの与四球率5.12よりも良い数字である。
 つまり、一岡竜司や大瀬良大地のFIPと、ジャクソンのFIPは、自己責任である与四球の多い少ないで差がついたと考えるのが自然な流れである。
 特に、一岡竜司とは奪三振率や被本塁打率はそれほど変わらない。
 そのため、一岡竜司との差は与四球でしかない、つまりコントロールで差がついたと言えるのだ。
スポンサーリンク

まとめ
 第一部と第二部の二部構成でジャクソンの成績について徹底解剖してきたが、総括するとジャクソンは、「奪三振能力は非常に高く、ピンチを三振で切り抜けられる能力は高いが、他のあらゆる指標において、コントロールが悪いことが理由に成績が悪化してしまった投手である」と言える。
 コントロールが課題の投手は多くいるが、ジャクソンは特に課題が大きい。
 今後、ジャクソンのコントロールが広島カープの命運を握るかもしれない。

関連記事 


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


参考にしたサイト
1.スポナビ

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 小笠原道大は、日ハムファン、巨人ファンのみならず、野球ファンから愛された野球選手である。
 少々、時代が遅れた感じではあるが、その圧倒的な成績を軽くおさらいしていきたい。 

スポンサーリンク

2003年の成績
 日本ハム時代の2003年、打率.360を残したシーズンがあった。
 その年、出塁率.473 OPS1.122を記録している。
 ここでOPSとは、"出塁率+長打率"で算出される率である。
 その数値は得点との相関性が非常に高く、その得点との相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点に絡む確率が高いと言える。
 OPSは、7割越えで"並みの選手"、8割越えで"いい選手"と経験則から言われる中、小笠原は10割どころか11割を越えたのである。まさに球界一の三塁手であった。 

 この成績は、日本人では松井秀喜くらいしか出せない成績であった。
 この成績を残した2003年にMVPを獲得できなかったのは、城島健司とブッキングしてしまったからであり、不運でもあるが、それでも圧倒的な成績である。 

通算成績
 巨人の2007年からの3連覇は小笠原選手抜きでは成し得なかった偉業だった。
 小笠原選手は2000本安打を達成し、歴代9位通算打率.3106通算378本塁打通算1161打点
 歴代でも類を見ない野球界の偉人である。
 通算OPS,931歴代8位

小笠原道大と同格の選手 

 これほどの選手を巨人はどのように育成していくのか?
 現在の巨人は、育成を終えた選手を既に手に入れている。岡本和真である。
 右打者ではあるが、高打率、長打力、そして内野手と小笠原との共通点は多い。
 岡本が小笠原並みの選手になれば、広島カープ一強を倒すことができる。
 それほど小笠原は優勝に絡むことのできた選手であり、岡本もそうなり得るのである。
スポンサーリンク

まとめ

 小笠原道大の偉大さが本記事でわかったと思う。
 そして、小笠原道大がいた頃の強い巨人に戻るには、一塁手もしくは三塁手を任せられる長距離打者の選手がいることが条件となり、現在は岡本和真が小笠原道大と同格になり得る。
 3連覇した頃の強かった巨人に戻ることは、岡本和真の力によって、近いうちに起こり得るかもしれない。
 
関連記事


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


参考にしたサイト
1.スポナビ

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 広島東洋カープの中継ぎ陣を支えた1人が、J・ジャクソンである。
 セリーグ制覇、そして日本シリーズ進出の立役者の1人である。
 本記事は二部構成の第一部(Part1)として、ジャクソンの2018年シーズンの主な成績を見て考察していく。
スポンサーリンク

成績一覧
 ジャクソンが2018年に残した主な成績は、
登板48試合 3勝2敗 防御率2.76 ホールド数25 投球回数45.2イニングス  奪三振数48 WHIP1.49 奪三振率9.46 与四球率5.12 被本塁打6本 K/BB1.85 FIP4.50 である。
 全て並べてもわからないことが多いため、これから成績を順に説明していく。

防御率
 防御率は2.76であり、比較的良い成績を収めている。
 防御率のリーグ平均がおよそ4.11であるため、平均以上の成績を残した。
 チームメイトの一岡竜司の防御率が2.88であるため、一岡竜司よりも失点しにくい投手であると言える。

奪三振率と与四球率
 奪三振率は9.46を記録している。
 投手は投球回数以上の奪三振、つまり奪三振率9.00を上回れば優秀であると評価される。
 そのためジャクソンの9.46という数字は、非常に優秀な成績であると言える。
 「ピンチの場面でインフィールドに打球を飛ばさず、三振でアウトにできる能力を持っている」と数字を言葉に言い換えることができる。
 しかし、奪三振率は良いが、与四球率が非常に悪い。
 与四球率は5.12であり、最低2.50以下に抑えて合格点と言われる中、合格点の倍以上の四球を与えたことになる。
 これはコントロールが非常に悪いと言える。
 奪三振率と与四球率をわかりやすく表現すると「仮にジャクソンが9イニングスを完投した場合、三振は9個〜10個ほど奪えるが、四球を5個以上与えてしまうことになる。」
 そのため、コントロールが悪いことが大きな課題である。

WHIP
 ここで、セイバーメトリクスの指標の1つ、WHIPで評価する。
 WHIPとは、「1イニングスあたり何人のランナーを背負うか?」を表した指標である。
 例えば、中継ぎとして1イニングスを投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00を記録する。
 ジャクソンの場合、WHIP1.49であり、それほど良い数字ではない。
 ジャクソンは1イニングを投げる時、大体1人〜2人のランナーを背負っていたことになる。

 エース格のWHIPは1.00前後になることが多い。
 例えば、大瀬良大地の場合、2018年のWHIPは1.01である。
 そのため、ランナーを背負う場面は大瀬良大地よりもジャクソンの方が多かったことになる。

 中継ぎ投手がランナー背負うことは、先発投手よりも苦しい場合が多い。
 先発が7イニングスを投げて、ジャクソンに1点差で交代したと仮定する。
 そうすると、交代した回に2人ほどのランナーを背負ってしまっては、致命的な失点を生みかねない。
 1点差という拮抗した場面では非常に苦しい投球になる。
 これは間違いなくコントロールが悪いことが原因である。
 ここでもコントロールが課題であると言える。
スポンサーリンク

第一部まとめ
 第一部では、ジャクソンの主な成績を評価した。
 第一部を総括すると、ジャクソンは「高い奪三振力を誇る投手であるが、コントロールが悪くランナーを背負いやすいため、場合によっては大量失点をしかねない投手である」と言える。

 本日更新の第二部、セイバーメトリクス 選手編(広島) ジャクソンの投球(Part2)では、さらに深く踏み込んだジャクソンの成績と特徴を調べていく予定である。

関連記事 


↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


参考にしたサイト
1.スポナビ

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 今シーズン限りで監督を退任する高橋由伸

 本記事は
巨人)高橋由伸 〜彼はなぜ天才にして無冠なのか〜(Part1)に引き続き、二部構成の第二部(Part2)として、高橋由伸の現役時代、なぜ無冠であったのかを徹底的に調査する記事である。
スポンサーリンク

2007年の不運

 2007年のことを話してみようと思う。
 私はここに一番の焦点を当てなければならないと思っている。
 この年ジャイアンツは2002年以来5年ぶりのリーグ優勝を果たし、優勝チームのジャイアンツから小笠原道大選手がMVPに選ばれた。
 
 そこで私はこの年、日ハムから移籍してきた 小笠原のMVPは不当であったと考える。 
 これを聞いた巨人ファンや小笠原選手のファンは怒るかもしれない。
 しかし、私の意見は変わらない。
 この年のMVPは高橋由伸が取るべきであった。
 ここでも不運である。
 成績をみれば一目瞭然であるが、まず小笠原道大のこの2007年の目につく成績を見てみると 打率.313 31本塁打 88打点 である。
 それに対し、多くの試合で1番打者をつとめた高橋由伸の成績は打率.308 35本塁打 88打点である。
 この成績を並べると、小笠原道大でも高橋由伸でも五分五分の成績であると見え、小笠原道大のMVPは不当であると断言することはできないであろう。
 おそらく、MVPを決める記者投票で投票者たちはこの成績とFA移籍での小笠原道大のインパクトでMVPを決めたのかもしれない。
 しかし、それはあまりにもお粗末な決め方であり、日本のプロ野球に浸透している
 "打率主義""悪い方向へのエンターテインメント重視"の醜い姿にしか見えない。
 小笠原道大と高橋由伸の出塁率を比べれば驚くべき差があることがわかる。
 小笠原道大は出塁率.363であるのに対し、高橋由伸は出塁率.404である。

高橋由伸の出塁率
 ここで高橋由伸の出塁率の凄さを説明する。
 高橋由伸はこの年打率.308で出塁率.404である。
 
 ここで比較する対象を大リーガー イチローにしてみよう。
 大リーグの成績と比べるのは少々的はずれだが、凄さを測る指標としてはわかりやすいものである。
 イチローは2004年メジャー記録を塗り替える262本のヒットを放ち歴史に名を刻んだが、このときの打率.372出塁率.414であった。
 イチローはメジャー記録のヒット数を打ち打率が.372であったにもかかわらず、出塁率.414(イチローがメジャーで出塁率が4割を越えたのはこのシーズンのみ)。
 高橋由伸は打率.308で出塁率が.404。
 2007年、高橋由伸は四球を選ぶということに大きな存在感を示した。
 つまり卓越した選球眼をもっていたのだ。
 これにより、高橋由伸は1番打者の必要条件である"出塁すること"を最も考えてプレーしていたのではないのだろうか。
 これだけで、MVPを与えたくなるほどである。
スポンサーリンク

OPSという指標
 もう1つ理由がある。
 メジャーでは主流となっている、OPSという評価基準である。
 OPSとは「出塁率+長打率」で算出される成績で、打率や出塁率よりもさらに得点への相関が高く、ここ数年日本でも注目されている指標である。
 野球のみならずスポーツは点を取らなければ勝てない。
 ゆえに、得点への相関が最も高いこの数値を重視すべきである。
 2007年、小笠原道大のOPSは.902であった。
 それに対し、高橋由伸のOPSは.982であった。
 この高橋由伸のOPSはリーグ1位の成績である。
 つまり、高橋由伸は小笠原道大以外のあらゆるスター選手よりも最も得点に絡む成績を残していたのである。
 これを重視しないでMVPを決めてしまうのはあまりにも楽観的であり、高橋由伸は不運であったとしか言えないだろう。
(日本の野球も少しずつこのような指標を取り入れてきている。これからのMVPや新人王を選出するための指標として大いに活用していくべきであると考える。)

もう1つの不運
 もう1つ、不運なのが2007年のホームラン王が取れなかったことである。
 その年、T・ウッズ、高橋由伸、村田修一で35本でホームラン王を分け合うかのように思えた。
 しかし当時、横浜に在籍していた村田修一が2007年シーズン最後の打席でホームランを打ってしまい結果、高橋由伸はホームラン王になれなかった。

まとめ
 このような理由で、高橋由伸は新人王、MVP、ホームラン王の座を不運にも逃してしまった。高橋由伸が無冠の帝王である理由である。 
 私は、高橋由伸選手が好きで巨人ファンになったくらいである。
 高橋由伸が現役を辞め、監督をやめた今、現役時代にスポットを当てる人はそれほどいないだろう。
 しかし、獲得したタイトルがないことを不思議に思う人もいると考えている。
 その人たちのために、書いた二部構成の記事である。
 色々と意見はあると考えているが、以上で私の考えを全て述べた。

関連記事



↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 巨人の谷岡竜平は、一軍と二軍を行き来する半一軍選手であり、一軍での登板機会も少なくない。

 しかし、まだ完全に一軍に定着できていない。
 本記事では、谷岡竜平の二軍の成績を元に、今後どのような選手になるのか、期待を込めて予想していく。
スポンサーリンク

二軍での主な成績
 谷岡竜平の2018年二軍での主な成績は、27.1回を投げて2勝1敗 防御率1.65 奪三振数31 セーブ数3 である。
 基本的に中継ぎ投手として投げており、恐らく首脳陣も将来、一軍の中継ぎ投手を担う存在になってほしいと思っていることだろう。
 防御率1点台であり、安定した成績を収めている。

奪三振率と与四球率
 特に光るのが、奪三振率。
 谷岡の奪三振率は10.21であり、2018年シーズンに巨人の二軍で投げた投手の中で最も良い奪三振率を誇っている。
 与四球率は2.32であり最低水準の2.50より良い、比較的好成績を収めたと言っていい。
 つまり、谷岡竜平は「仮に9回完投をした場合、10個ほどの三振を奪え、四球も2個ほどしか与えない投球をする」という計算になる。
 中継ぎ投手としての制球力と奪三振能力は高いレベルにいる。

WHIP
 WHIPは0.95である。 

 WHIPとは、「1イニングあたりにどれだけのランナーを出したか?」という指標である。
 例えば、1回を投げてヒット1本無四球に抑えた場合は、WHIP1.00となる。
 谷岡のWHIP 0.95という数字は、中継ぎ投手として登板した場合、1イニングを投げてランナー1人を出すか、三者凡退に抑えるか、どちらかの場合がほとんどになるということを表している。
 中継ぎ投手にとって、WHIPはいわゆる”劇場型”の投手であるかないかを調べるのに手っ取り早い。
 ランナーを出してピンチを招くのか、テンポよく抑えるのか、それを調べるためのわかりやすい指標である。
 谷岡は後者のテンポよく抑えるタイプであることが読み取れる。
スポンサーリンク

K/BB
 そして、K/BBも決して悪くはない。
 K/BBとは、奪三振数を与四球数で割った値のことで、「1つの四球を与える間に何個の三振を奪ったか?」を表す。
 この数字は3.50で優秀な成績であると言われる。
 谷岡の場合、K/BBは3.88という比較的優秀な成績を収めている。
 K/BBは制球力を調べるために使うため、谷岡の制球力は優秀であると言える。

まとめ
 これらを総合すると、谷岡竜平は「比較的制球力が良いため、無駄なランナーをあまり出さず、欲しい時に三振が取れる中継ぎ投手」と言い換えられる。
 この能力は、クローザー向きである。
 クローザーは炎上、つまり大量失点してはいけない。
 谷岡の場合は防御率が良いことと、WHIPも良いことから、炎上するタイプの投手ではない。
 そして、過去にクローザーを務めた上原浩治や阪神の藤川球児のように、欲しい時に三振が取れる投手は、仮にピンチを招いたとしても三振で切り抜けられる可能性が高い。
 谷岡はインフィールドに打球を打たせる可能性が他の投手に比べて低いため、失点に繋がりにくいと言える。
 谷岡竜平は、パワーピッチャーではないが、総合的に評価して、将来クローザーになることができる能力を持っていると考えている。

関連記事



↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

ブログランキングの方も是非!



はじめに
 本記事では、広島東洋カープのドラフト1位、小園海斗について高校時代の大きな大会を参考に、どのような打者なのかを見ていく。
スポンサーリンク

 小園選手を評価するにあたり、第100回全国高等学校野球選手権記念大会、第12回 BFA U18アジア選手権大会、侍ジャパン壮行試合の3つの大会の成績をサンプルする。
 サンプルが少ないかもしれないが、競合指名を受けた選手を評価するには十分である。

打率 本塁打 盗塁
 小園選手は3大会で45打席に立ち、主な成績として、打率.463 1本塁打 5盗塁を記録している。
 元々は脚が速いことを売りにしている選手であるため、盗塁数は他の選手よりも多い。
 脚だけではなく、パンチ力もあり、45打席で1ホーマーであるため、金属バットを使っているわけではあるが、500打席に立てば二桁ホームランを打つ能力があると言っていい。

出塁率
 特に光るのが出塁率。

 小園選手の出塁率は.511である。
 つまり、2打席に立てば1打席は必ず出塁していたことになる。
 これは脚を武器にしている選手としては十分すぎるくらい走る機会を自分で得ることができたと言える。
 一番打者として起用するには非常に期待できる成績である。
 広島が遊撃手として起用する場合、好打の遊撃手として名をあげるという期待はできる。 
スポンサーリンク

OPS
 OPSとは、セイバーメトリクスの指標の1つで、"出塁率+長打率"で算出される率である。
 その数値は得点との相関性が非常に高く、得点との相関性は高い順にOPS>長打率>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点に絡む確率が高いと言える。
 本ブログの記事、
セイバーメトリクス 打者編(7) 得点とOPSの相関 において、その根拠となることを導いている。 
 これまで、ボテボテのヒットでも快心のホームランでも同じヒット1本と数えられ、算出されてきた打率をさらに広げ、1塁打から本塁打まで評価できる「長打率」、それと四死球を含む出塁率を合算することにより、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打、四球、死球など打席で起こり得ること全てを評価できる、画期的な指標がこのOPSである。
 小園選手のOPSは1.316であり、かなりの好成績を残している。
 だが、本ブログの記事セイバーメトリクス 2018年ドラフト編(10)野村佑希 内野手 に示したように日ハムドラフト2位の野村佑希内野手の成績より低い成績である。小園海斗は他に強みがあるに違いない。

IsoD
 IsoDと言われる指標で、IsoD = 出塁率 – 打率 で算出される簡単な数値で、どれくらい打率と出塁率との差があるかを調べた結果、0.048という数字であった。
 選球眼の良い選手ならば最低は0.060くらいの成績は残すことができる。
 選球眼に若干の不安要素がある。

守備 走塁 

 小園海斗が野村佑希などを抑えて競合指名された理由は、守備と走塁にあると考える。
 小園海斗は非常に肩が強い。そして守備範囲も広いと言われている。
 スカウト陣はここに目を付けて、遊撃手としての最も重要な条件である「守備」を重要視し、根尾昂などを指名せず小園海斗を指名した可能性が高い。
 さらに走塁に関しては、小園海斗が二塁打を打ったとき、二塁への到達時間が8秒を切るという驚異的なスピードを見せた。
 プロでも8秒を切る選手は非常に少ない。
 小園海斗は守備と走塁面で大きく評価されたと考えられる。

まとめ 

 小園選手は、元マリナーズのイチローのようなタイプの選手なのかもしれない。
 「ホームランは二桁そこそこに収める。盗塁と走塁技術でダイヤモンドを駆け回り、出塁率と打率がそれほど変わらないヒットゾーンの広い選手」であることが数字からわかることだ。

 ややサンプル不足ではあるが、数字で見るとどのような選手なのかわかるのはとても面白いことである。
 将来どのようなタイプの選手になるのかも目星はつけられる。
 小園海斗選手は成功すれば、遊撃手でありながらイチローのような選手になるだろうと考える。 

関連記事

↓ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

ブログランキングの方も是非!



このページのトップヘ