野球を数字で見るブログ

本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

2015年08月

 2015年の阿部慎之助は例年よりは、打てていないと言われている。2014年シーズンも例年より打てていなかった。2015年シーズンに2014年の成績から、打撃に専念させようと一塁にコンバートされた。2015年の意気込みとして、「捕手というポジションを離れるのは寂しさがあるが、一塁手として全試合フルイニング出場したい」ということだった。しかし、阿部慎之助が一塁にコンバートするためにFAで獲得した相川が戦線を早々に離脱し、阿部は結局捕手をやる場面が増えた。
 阿部慎之助の打てないと言われている原因として、一塁にコンバートされたにもかかわらず、「99%ない」としていた捕手にシーズン序盤から入り、シーズン終盤にはまた一塁手になるという、言ってしまえばめちゃくちゃな使われ方をしたことだろうと考える。

 ここから、阿部慎之助の打撃成績をみて個人的な考察に入ろうと思う。




スポンサーリンク


 まず、2015年シーズン8月31日を終えての打撃成績を見てみよう。

 
打率.250 12本塁打 38打点 出塁率.369 OPS.781である。ここで、OPSとは"出塁率+長打率"で導出される率である。この数字は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言える。

 この成績をみて、あなたはどのように思うだろうか?

 私は、
阿部慎之助はさすがだなと思うのである。

 
それはなぜか?  

 まず、阿部慎之助の打率を見ていただきたい。打率.250である。この数値は相当もの足りないだろう。それは私も思う。しかし、出塁率をみていただきたい。出塁率.369である 。この数字は巨人の規定打席到達者の中で坂本勇人に次いで第2位の数字である。
 出塁率は牽制や盗塁死などをぬくと アウトにならない率である。野球はアウトになれば不利になる。それは当然のことであろう。
 阿部慎之助は、巨人の中で坂本勇人についで
"アウトになりにくい打者" であることをこの数字が物語ってるのである。これは、野球において非常に重要な数値であろう。
 個人的な考えだが、阿部慎之助は立岡宗一郎に比べて圧倒的に長打力がある。 よって相手バッテリーは阿部慎之助に対して、立岡のような攻め方をしない。立岡の場合はホームランがないためストライクゾーン中心の攻め方をするであろう。しかし、阿部慎之助にはホームランがある。当然、バッテリーもそれを警戒し慎重な攻めになる。それでもぎとる四球が多い。それによって出塁率も上がっていくのである。その四球は、阿部慎之助の力以外の何者でもない。

 そしてもう一つ、OPSである。阿部慎之助の8月31日現在のOPSは.781である。これは、坂本勇人を抜いて巨人の中で最も高い数値である。前述したOPSの説明から、阿部慎之助は打撃において
"最も得点に絡む活躍をしている"   と言っても過言ではないのである。

 阿部慎之助は一塁を守り、かなり守備はお粗末な感じは受け取れる。しかし、打撃に関して言えばいい数値を残しているのである。
 阿部慎之助を2軍に落とせという意見も少なくないが、私はそうは思わない。優勝に不可欠な存在である。



スポンサーリンク


 以上、阿部慎之助の打撃について駆け足だが述べてきた。
 様々な意見があると思うが、ブログのコメントや下記のTwitterなどで意見を言い合える場ができれば幸いである。



スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き


 巨人ファンにとってセペダはどういう印象だろうか。打てない?守れない?走れない?使えない?そういった印象がほとんどではないだろうか。今から私が語るのは巨人ファンにとってかなり破天荒であると思う。それは、セペダは打撃を考えれば、まあまあ使える と思うのである。 「は?」と思う人は恐縮ではあるが是非読み進めていただきたい。 


スポンサーリンク


 巨人はここ数年、レフトには守備範囲の狭い外国人野手を置くことが多かった。2008年から2011年までの4年間はアレックス・ラミレスを、2014年には途中離脱したもののレスリー・アンダーソンを置いた。しかし、守備範囲は狭いが確実な戦力にはなっていた。打撃が良かったからだ。

  セペダはキューバ政府が初めて海外移籍を許した選手であり、キューバでは英雄的存在である。セペダは左翼手であり、その守備範囲は狭く、前述した2人と同等と考えていいと思う。
 セペダについて様々なことを調べた結果、キューバ国内リーグの成績をみて驚かされた。打率3割越えは当たり前のようで、さらに出塁率に関しては.450を切ったことがないのだ。イチローのメジャーリーグでのシーズンの最高出塁率は.414であるという例をあげればこの数字の凄さはわかるだろう(メジャーリーグと比較するのは少しおかしな話だが、例えとしてはわかりやすい)。そして、セペダのOPSは過去14シーズンの中で10割越えが11回あるのだ。 OPSとは、出塁率+長打率で導出される率である。この数値は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言えるのである。メジャーリーグでは打率と同等の重要性のある数値である。このOPSが10割越えというのは"長打が打てて選球眼がいい"というスーパースターである証拠である。巨人のホームランバッター阿部慎之介ですらOPS10割越えは未だにない。( すみません。ここ訂正があります。阿部慎之助は1度、OPS1.000を越えています)セペダのキューバ国内リーグの通算成績は打率.338 出塁率.490 OPS 1.071という鳥肌ものである。
 そこで、セペダが日本にきた2014年シーズンの"日本での成績"をみてみよう。ここで2014年の坂本勇人と比べてみる。(坂本勇人はこのブログの1番最初の記事にある通り2015年では大きく進化しているため、坂本勇人を過少評価してほしくはない)

 セペダはその年52試合に出場した。もちろんその試合数からわかるように規定打席には到達していない。打率.194であった。これは非常に低い成績である。しかし、出塁率は.333であった。これは打率と比較した数値としては非常に高いものである。坂本勇人の2014年シーズンの成績は打率.279で出塁率.344である。これによりセペダの選球眼の良さが伺える。そして2014年シーズンのセペダのOPSは.722である。坂本の2014年シーズンのOPSは.765である。お気づきだろうか。2014年シーズンのセペダと坂本勇人の成績は、打率以外は想像以上に大きい差がないのだ。
 セペダはそれに加え、代打でホームランを打つようなことも満塁ホームランを打つこともあり、勝負強さとパワーも兼ね備えているのだ。
 
 セペダは前述したような成績を残している。さらに2015年8月30日現在、セペダが今シーズン2軍で残しているOPSは.957である。
 そこで私はこう考える。2014年シーズンは日本に慣れることができなかったのではないか。我慢して使い続けたら、セペダは打撃において大活躍するのではないのだろうか。アンダーソンよりも上の成績を残すのではないのだろうか。ラミレス級の活躍をする可能性もあるのではないのだろうか。2軍において置くのはもったいない選手なのではないだろうか。
 ここまでで、そう思うのは私だけだろうか?


 セペダは確かに外国人枠という壁がある。セペダに限った話ではないが、ジャイアンツ首脳陣はもう少し我慢して使うということをした方がいいのではないかと思うのである。


スポンサーリンク
         
 以上、セペダの成績と個人的見解を述べました。
 今回はかなり賛否が分かれると思います。様々な意見があると思うのでTwitterやブログのコメント欄に、是非ご意見をお聞かせください!意見交換のようなことができれば、これほど嬉しいことはないです!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き





 ジャイアンツの2015年の象徴として、外国人先発投手の存在がある。マイコラスとポレダである。この2人なくして優勝争いには組み込めなかったのではないかというような活躍ぶりだ。
 そこで、今回はポレダに焦点をあて話を進めていこうと思う。マイコラスについては過去に「先発投手 マイコラス」という記事を書いたことがあるので、そちらの方も是非読んでいただきたい。
(以下紹介する投手は、8月29日時点での規定投球回に到達している投手である。)


スポンサーリンク


 最近の話である。2015年8月27日、7回まで無失点に抑える素晴らしいピッチングをした。しかし打線が全く振るわず8回途中、ランナーを許しマウンドを降りた。続くマシソンが先制タイムリーを許し、結果的にポレダが2失点で負け投手になってしまった。このときポレダをかわいすぎると思ったファンの方もいるだろう。私もそう思った。

 ポレダは2015年シーズン8月29日現在、20試合を投げ7勝6敗防御率2.82という成績である。WHIPは1.19である。このWHIPはリーグ第8位である。
 ここで
WHIP とは、簡潔に言えば1人の投手が1イニングあたりに出す走者の数である。この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性も低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。ポレダの1.19という数値は、1イニングあたりランナーは必ず許すというような成績である。もちろん3者凡退に抑えるときはあるがランナーをためるときもある。それを平均して叩き出した数値がWHIPとなる。

 また、ポレダのクオリティスタート率は65.00%である。
 
ここで、クオリティスタートとは6回を投げ切った時点で自責点が3点以下のときのことをいう。つまり、先発投手の役目である"試合を作る"ということである。そして先発登板した試合のうちそのような試合が何試合あったかという率を  クオリティスタート率(以下:QS率 )という。このポレダの65.00%という数値はリーグ第10位にあたります。 

 ここで少し、個人的見解を述べる。
 ポレダの防御率は2点代と素晴らしいものではあるが、QS率は65.00%とそれほど高くない。むしろ、少々低いくらいである。
 つまり、8月27日のように安定した投球もできる日もあれば、崩れる日も多いということになる。数値からして"やや不安定"であると言うことができる。
 実際、8月27日の好投した、その前の試合では3回を投げ切れていない。またその前の試合は1失点ながらも5回115球を投げて降板している。シーズン終盤、大事な試合で炎上する可能性、もしくは球数を投げすぎ現状では信頼できないリリーバーにバトンタッチする可能性も低くはないということになる。杉内、内海、マイコラスの抜けている今、残っている菅野、ポレダ、高木、大竹といった投手陣が奮起しない限り優勝は難しいと考える。


スポンサーリンク


 先日、巨人ファンとTwitterで意見を話あった際、「ポレダを中継ぎにするというのもいいのではないか」という意見があった。
 これは意外と思いつきそうで思いつかなかったことであった。2015年シーズン成績が悪いながらもマシソンと山口は1軍にいたからだ。

 巨人は今、中継ぎ投手に苦しんでいる。上記した先発投手が揃うのであれば、現時点でMAX155km/hの速球を投げられるポレダを短期決戦においてはセットアッパーとしての起用もありなのではないかと、私は考える。




 以上、ポレダの成績と個人的な見解を述べました。さまざまな意見があると思います。Twitterやブログのコメント等でこの記事のことや巨人のことなど様々な意見の交換ができればとても嬉しく思います。
  
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 


スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き






このページのトップヘ