野球を数字で見るブログ

Houston Astrosと読売ジャイアンツのファンです。 本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

2015年08月

 2015年の阿部慎之助は例年よりは、打てていないと言われている。2014年シーズンも例年より打てていなかった。2015年シーズンに2014年の成績から、打撃に専念させようと一塁にコンバートされた。2015年の意気込みとして、「捕手というポジションを離れるのは寂しさがあるが、一塁手として全試合フルイニング出場したい」ということだった。しかし、阿部慎之助が一塁にコンバートするためにFAで獲得した相川が戦線を早々に離脱し、阿部は結局捕手をやる場面が増えた。
 阿部慎之助の打てないと言われている原因として、一塁にコンバートされたにもかかわらず、「99%ない」としていた捕手にシーズン序盤から入り、シーズン終盤にはまた一塁手になるという、言ってしまえばめちゃくちゃな使われ方をしたことだろうと考える。

 ここから、阿部慎之助の打撃成績をみて個人的な考察に入ろうと思う。




スポンサーリンク


 まず、2015年シーズン8月31日を終えての打撃成績を見てみよう。

 
打率.250 12本塁打 38打点 出塁率.369 OPS.781である。ここで、OPSとは"出塁率+長打率"で導出される率である。この数字は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言える。

 この成績をみて、あなたはどのように思うだろうか?

 私は、
阿部慎之助はさすがだなと思うのである。

 
それはなぜか?  

 まず、阿部慎之助の打率を見ていただきたい。打率.250である。この数値は相当もの足りないだろう。それは私も思う。しかし、出塁率をみていただきたい。出塁率.369である 。この数字は巨人の規定打席到達者の中で坂本勇人に次いで第2位の数字である。
 出塁率は牽制や盗塁死などをぬくと アウトにならない率である。野球はアウトになれば不利になる。それは当然のことであろう。
 阿部慎之助は、巨人の中で坂本勇人についで
"アウトになりにくい打者" であることをこの数字が物語ってるのである。これは、野球において非常に重要な数値であろう。
 個人的な考えだが、阿部慎之助は立岡宗一郎に比べて圧倒的に長打力がある。 よって相手バッテリーは阿部慎之助に対して、立岡のような攻め方をしない。立岡の場合はホームランがないためストライクゾーン中心の攻め方をするであろう。しかし、阿部慎之助にはホームランがある。当然、バッテリーもそれを警戒し慎重な攻めになる。それでもぎとる四球が多い。それによって出塁率も上がっていくのである。その四球は、阿部慎之助の力以外の何者でもない。

 そしてもう一つ、OPSである。阿部慎之助の8月31日現在のOPSは.781である。これは、坂本勇人を抜いて巨人の中で最も高い数値である。前述したOPSの説明から、阿部慎之助は打撃において
"最も得点に絡む活躍をしている"   と言っても過言ではないのである。

 阿部慎之助は一塁を守り、かなり守備はお粗末な感じは受け取れる。しかし、打撃に関して言えばいい数値を残しているのである。
 阿部慎之助を2軍に落とせという意見も少なくないが、私はそうは思わない。優勝に不可欠な存在である。



スポンサーリンク


 以上、阿部慎之助の打撃について駆け足だが述べてきた。
 様々な意見があると思うが、ブログのコメントや下記のTwitterなどで意見を言い合える場ができれば幸いである。



スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き


 巨人ファンにとってセペダはどういう印象だろうか。打てない?守れない?走れない?使えない?そういった印象がほとんどではないだろうか。今から私が語るのは巨人ファンにとってかなり破天荒であると思う。それは、セペダは打撃を考えれば、まあまあ使える と思うのである。 「は?」と思う人は恐縮ではあるが是非読み進めていただきたい。 


スポンサーリンク


 巨人はここ数年、レフトには守備範囲の狭い外国人野手を置くことが多かった。2008年から2011年までの4年間はアレックス・ラミレスを、2014年には途中離脱したもののレスリー・アンダーソンを置いた。しかし、守備範囲は狭いが確実な戦力にはなっていた。打撃が良かったからだ。

  セペダはキューバ政府が初めて海外移籍を許した選手であり、キューバでは英雄的存在である。セペダは左翼手であり、その守備範囲は狭く、前述した2人と同等と考えていいと思う。
 セペダについて様々なことを調べた結果、キューバ国内リーグの成績をみて驚かされた。打率3割越えは当たり前のようで、さらに出塁率に関しては.450を切ったことがないのだ。イチローのメジャーリーグでのシーズンの最高出塁率は.414であるという例をあげればこの数字の凄さはわかるだろう(メジャーリーグと比較するのは少しおかしな話だが、例えとしてはわかりやすい)。そして、セペダのOPSは過去14シーズンの中で10割越えが11回あるのだ。 OPSとは、出塁率+長打率で導出される率である。この数値は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言えるのである。メジャーリーグでは打率と同等の重要性のある数値である。このOPSが10割越えというのは"長打が打てて選球眼がいい"というスーパースターである証拠である。巨人のホームランバッター阿部慎之介ですらOPS10割越えは未だにない。( すみません。ここ訂正があります。阿部慎之助は1度、OPS1.000を越えています)セペダのキューバ国内リーグの通算成績は打率.338 出塁率.490 OPS 1.071という鳥肌ものである。
 そこで、セペダが日本にきた2014年シーズンの"日本での成績"をみてみよう。ここで2014年の坂本勇人と比べてみる。(坂本勇人はこのブログの1番最初の記事にある通り2015年では大きく進化しているため、坂本勇人を過少評価してほしくはない)

 セペダはその年52試合に出場した。もちろんその試合数からわかるように規定打席には到達していない。打率.194であった。これは非常に低い成績である。しかし、出塁率は.333であった。これは打率と比較した数値としては非常に高いものである。坂本勇人の2014年シーズンの成績は打率.279で出塁率.344である。これによりセペダの選球眼の良さが伺える。そして2014年シーズンのセペダのOPSは.722である。坂本の2014年シーズンのOPSは.765である。お気づきだろうか。2014年シーズンのセペダと坂本勇人の成績は、打率以外は想像以上に大きい差がないのだ。
 セペダはそれに加え、代打でホームランを打つようなことも満塁ホームランを打つこともあり、勝負強さとパワーも兼ね備えているのだ。
 
 セペダは前述したような成績を残している。さらに2015年8月30日現在、セペダが今シーズン2軍で残しているOPSは.957である。
 そこで私はこう考える。2014年シーズンは日本に慣れることができなかったのではないか。我慢して使い続けたら、セペダは打撃において大活躍するのではないのだろうか。アンダーソンよりも上の成績を残すのではないのだろうか。ラミレス級の活躍をする可能性もあるのではないのだろうか。2軍において置くのはもったいない選手なのではないだろうか。
 ここまでで、そう思うのは私だけだろうか?


 セペダは確かに外国人枠という壁がある。セペダに限った話ではないが、ジャイアンツ首脳陣はもう少し我慢して使うということをした方がいいのではないかと思うのである。


スポンサーリンク
         
 以上、セペダの成績と個人的見解を述べました。
 今回はかなり賛否が分かれると思います。様々な意見があると思うのでTwitterやブログのコメント欄に、是非ご意見をお聞かせください!意見交換のようなことができれば、これほど嬉しいことはないです!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き





 ジャイアンツの2015年の象徴として、外国人先発投手の存在がある。マイコラスとポレダである。この2人なくして優勝争いには組み込めなかったのではないかというような活躍ぶりだ。
 そこで、今回はポレダに焦点をあて話を進めていこうと思う。マイコラスについては過去に「先発投手 マイコラス」という記事を書いたことがあるので、そちらの方も是非読んでいただきたい。
(以下紹介する投手は、8月29日時点での規定投球回に到達している投手である。)


スポンサーリンク


 最近の話である。2015年8月27日、7回まで無失点に抑える素晴らしいピッチングをした。しかし打線が全く振るわず8回途中、ランナーを許しマウンドを降りた。続くマシソンが先制タイムリーを許し、結果的にポレダが2失点で負け投手になってしまった。このときポレダをかわいすぎると思ったファンの方もいるだろう。私もそう思った。

 ポレダは2015年シーズン8月29日現在、20試合を投げ7勝6敗防御率2.82という成績である。WHIPは1.19である。このWHIPはリーグ第8位である。
 ここで
WHIP とは、簡潔に言えば1人の投手が1イニングあたりに出す走者の数である。この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性も低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。ポレダの1.19という数値は、1イニングあたりランナーは必ず許すというような成績である。もちろん3者凡退に抑えるときはあるがランナーをためるときもある。それを平均して叩き出した数値がWHIPとなる。

 また、ポレダのクオリティスタート率は65.00%である。
 
ここで、クオリティスタートとは6回を投げ切った時点で自責点が3点以下のときのことをいう。つまり、先発投手の役目である"試合を作る"ということである。そして先発登板した試合のうちそのような試合が何試合あったかという率を  クオリティスタート率(以下:QS率 )という。このポレダの65.00%という数値はリーグ第10位にあたります。 

 ここで少し、個人的見解を述べる。
 ポレダの防御率は2点代と素晴らしいものではあるが、QS率は65.00%とそれほど高くない。むしろ、少々低いくらいである。
 つまり、8月27日のように安定した投球もできる日もあれば、崩れる日も多いということになる。数値からして"やや不安定"であると言うことができる。
 実際、8月27日の好投した、その前の試合では3回を投げ切れていない。またその前の試合は1失点ながらも5回115球を投げて降板している。シーズン終盤、大事な試合で炎上する可能性、もしくは球数を投げすぎ現状では信頼できないリリーバーにバトンタッチする可能性も低くはないということになる。杉内、内海、マイコラスの抜けている今、残っている菅野、ポレダ、高木、大竹といった投手陣が奮起しない限り優勝は難しいと考える。


スポンサーリンク


 先日、巨人ファンとTwitterで意見を話あった際、「ポレダを中継ぎにするというのもいいのではないか」という意見があった。
 これは意外と思いつきそうで思いつかなかったことであった。2015年シーズン成績が悪いながらもマシソンと山口は1軍にいたからだ。

 巨人は今、中継ぎ投手に苦しんでいる。上記した先発投手が揃うのであれば、現時点でMAX155km/hの速球を投げられるポレダを短期決戦においてはセットアッパーとしての起用もありなのではないかと、私は考える。




 以上、ポレダの成績と個人的な見解を述べました。さまざまな意見があると思います。Twitterやブログのコメント等でこの記事のことや巨人のことなど様々な意見の交換ができればとても嬉しく思います。
  
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 


スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き






 不調の巨人打線において、1人気を吐く男がいる。立岡宗一郎である。2015年5月の下旬に1軍に昇格。7月からは1番センターに定着し、厳しい巨人の外野争いの中で、レギュラーを着々と我が物にしようとしている。
 しかし、これはあくまでも7月から8月にかけての結果である。正確には、完全なレギュラーになったわけではない。巨人のことだ、少しでも不調になれば、実績のない立岡はポジションを簡単に失うだろう。
 そこで、立岡の経歴や成績をすこしばかりみて、本物なのかまたは一発屋の可能性はないのか、個人的な見解を交えて分析していこうと思う。 


スポンサーリンク


 立岡宗一郎は、1990年生まれの25歳の若手である。元々、走攻守三拍子そろった選手であり、2008年ドラフト会議において福岡ソフトバンクホークスに2巡目で指名される。
 2012年にレビ・ロメロ、福元敦史とのトレードで久米勇紀と共に巨人に入団する。しかし、2軍の試合で守備の際、大怪我を負い一時的に右打席に立てなくなる。そこで左打席に転向、その後今のスイッチヒッターのスタイルを築きあげた。足も非常に速く、50mを約5秒9で走る。また、守備では強肩であり遠投は110mを投げることができる。元々は外野手でありながらも遊撃や二塁も守れ、まさにユーティリティープレイヤーである。

 2015年シーズン、7月よりセンターに定着した立岡であるが目につく打撃成績を紹介しておこう。8月29日現在、打率.340 出塁率.383 OPS.780である。守備では基本的にセンターを守り、足が速いだけあって守備範囲も広い。

 ここで、OPSとは"出塁率+長打率"で導出される率である。この数字は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言える。


 ざっと、略歴と成績を述べてきた。ここからは個人的な見解を述べていこうと思う。まず、打率。規定打席に到達していないながらも.340はという成績は光るものがある。それだけミート力があると単純に考えられる。また、足が速いため内野安打でのヒットも生みやすいであろう。ここに立岡の長所が見える。
 しかし、立岡は1つかなり物足りない要素がある。
ここで、2015年の坂本勇人の打撃成績を並べてみよう。
 8月28日現在、打率.279 出塁率.372 OPS.781である。
 ここで皆さまはどう思われるだろうか。事実をそのまま言えば、坂本の出塁率とそんなに差はない。それに加えOPSに至っては坂本の方が上である、と。
 つまり、何が言いたいか。立岡は今のところ選球眼が"悪い"ということである。これは、テレビではあまり表示しない数値であるため、あまり知られていない。しかし、立岡の短所でもあるだろう。あのメジャーリーガー青木宣親は2007年シーズン、打率.346を記録している。急に青木の話をことに戸惑う読者もいるかもしれないが、少々お付き合い願いたい。その年、青木の場合は規定打席に到達しているが、1番センターというポジションで単打ヒッターという共通点はあり、2015年の立岡とそれほど打率に差はない。しかし、青木はその年記録した出塁率はいくらだったと思われるだろうか。その年青木は出塁率.434を記録している。ここに、青木宣親というスーパースターと立岡宗一郎の差がみえてくる。1番打者として、打率が高いことは大きな戦力である。しかし、1番打者の仕事はチャンスメイク、つまり"出塁すること"である。立岡にはその能力が今のところ根付いていないのである。"球を選ぶ"ということに長けていないのだ。
 そしてOPSである。これは単打ヒッターの立岡からしたら少々比較するのは気の毒な話ではあるが、上述した坂本のOPSより立岡のOPSの方が低い。つまり、坂本の方が"得点に絡む活躍をしている"といえるのである。

 ここまで、聞いて不快に思った方もいるかもしれない。しかし、立岡はもしかしたら現在好調につきヒットが打てているだけで、もしかしたら来年から打てなくなるという可能性もないこともないのだ。新人王を取った松本哲也がそうであったように。
 立岡宗一郎が1つ本当に本物であるなら、今シーズンこのまま大きく成績を落とさず、また1番打者としての出塁率の向上が自然と付いてくるはずである。

 立岡宗一郎が本物に、スーパースターになることを願っている。


スポンサーリンク


 以上、立岡について個人的見解を述べました。
 今回は本当に不愉快に感じた方も大勢いらっしゃるはずです。この記事に対する不満や批判をブログのコメント欄などに書いていただければ、意見の言い合いができ、とても有意義な時間を過ごせます。どうか、コメント欄にただ単に悪口を書き込む"荒らし"はしないでいただきたく思います。お願いします。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。


スポンサーリンク

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き




 現在、伝統ある2球団の遊撃手の存在が目立つ。巨人の坂本勇人と阪神の鳥谷敬だ。そして現役でのセリーグNo.1遊撃手はこの2人のうちどちらかであるというのは自明であろう。
 この2人の選手は伝統のある2球団のキャプテンでありながら、遊撃というポジションを任されているということもあり、非常に共通点が多いのである。

 私は、リーグNo.1遊撃手は鳥谷敬と考える。その理由を述べていく。これを聞いた巨人ファンの方は不快に思うかもしれないが、短い記事なので是非最後まで読み進めていただきたい。私も巨人ファンなので、読み進めていただければ不快感をなくすことができるだろう。
 2人の選手を打撃の成績だけであるが、くらべてみようと思う。
 守備の成績は用いないことにする。それは、それほど差がないと考えられるからだ。2015年の現時点での守備率は坂本勇人が.991で1位それに次いで鳥谷敬が.989で2位である。守備率にほぼ差がないと言っていいだろう。選手の守備を守備範囲などを考えずに、守備率だけで評価するのは少々楽観的だが打撃で評価したほうがわかりやすいため守備は用いない。
(本記事は2015年8月26日に書いたため、その時点での成績を用いる)




スポンサーリンク

 まず話しておくべきことは、鳥谷は遊撃手として史上初の100打点に到達した。遊撃手での100打点到達は史上いまだに2人しかいないことであり、すごいとには間違いない。
 そして、通算成績である。比較したいのは打撃であるため打率、出塁率、OPSの3つを比較する。ここで、OPSとは"出塁率+長打率"で導出される率である。この数字は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言える。 
 坂本勇人の通算成績は打率.281 出塁率.334 OPS.764である。一方、鳥谷敬の通算成績は打率.285 出塁率.372 OPS.784である。 
 この成績をみて、あなたはどのように思うだろうか。坂本勇人は実はへぼい?鳥谷敬はすごい?どっちとも微妙?など...様々なことを思われるだろう。 
 私自身はこう思う。鳥谷敬の通算成績は結構すごい。 
 なぜこのように思うか。その理由は出塁率にある。鳥谷敬の出塁率は通算で3割7分越えであり、とても高い。出塁率は盗塁死や牽制で刺されるなどのことを除けば、"アウトにならない率"といえるのである。つまり鳥谷敬はアウトになりにくい。個人的な表現を使うと"ネチっこい打者"なのである。そして、鳥谷敬は"選球眼の鬼"と言っても過言ではない。なぜならシーズン最多四球が通算3度もあるのである。これらのことを総括すれば、鳥谷敬は1番打者の役割である"出塁すること"をよく理解して打席に立っていると考えられる。 
 一方、坂本勇人の通算の出塁率は3割4分前半でありそれほど高い数値でもない。ここで坂本勇人は鳥谷敬に打撃で劣ってしまっているといえるのである。打率、OPSにおいても坂本勇人は鳥谷敬より劣っていると見てわかる。 
 ここまでが、私が鳥谷敬をリーグNo.1遊撃手とみる理由である。
 


 しかし、坂本勇人が鳥谷敬より上回っている成績がある。OPSに組み込まれている"長打率"だ。坂本勇人の通算の長打率は.430。鳥谷敬の通算の長打率は.412である。鳥谷敬のOPSは確かに坂本勇人のそれを上回っているが、出塁率ほど大きな差がない。それは坂本勇人が長打率で、その穴を埋めているからである。二塁打や本塁打などで出塁率とは別のかたちで得点にからんでいるのである。 

 ここからは、坂本勇人の今シーズンの成績をみる。2015年8月26日現在、打率.278 出塁率.372 OPS.785と昨年に比べ良い成績を残している。2015年と打率はほぼ変わらないが、しかし出塁率は大きく違う。これはかなり評価していい成績である。出塁率は鳥谷敬の通算成績と同等。OPSはそれを越える。 
 つまり、私が言いたいのは
坂本勇人は鳥谷敬を越え始めているのではないか、ということである。
 そして坂本勇人は今年で27歳の"若大将"あるが、鳥谷敬は今年で34歳と"ベテランの域"にいるのである。坂本勇人はまだ伸び代がある可能性が大いにあり、さらに上にいくのではないかと考える。セリーグ遊撃手No.1の座は着々と坂本勇人に移りつつあると考える。

 今後、坂本勇人のさらなる進化に期待したい。



スポンサーリンク


 以上、坂本勇人と鳥谷敬を打撃だけではあるが比べてみました。 
 おそらく様々な意見があると思うので、ブログのコメント欄やTwitterなどで意見を交換しあうことができれば、とても嬉しいです!
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き


スポンサーリンク







 2015年8月27日、読売ジャイアンツは大きな意味を持つメンバー入れ替えをした。井端弘和を2軍に下げ、高卒ルーキーの岡本和真を1軍に初昇格させたのだ。この入れ替えは大きな"賭け"にでたと言っていいかもしれない。なぜならシーズン終盤、1つの勝敗が順位を左右するこの時期に内野ならどこでも守ることのでき、さらにバントのような小技のきく井端というユーティリティープレイヤーを外し、1軍の経験のない"未知数"の岡本を入れたからだ。例年なら素直に、「岡本選手、1軍昇格おめでとう!」と喜ぶところであろう。しかし、ことはそう単純なものではない。ここ数年、類を見ないほど優勝争いが激化しているからだ。首脳陣はどのような意図で岡本を1軍に呼んだのかわからないことだが、推測でものを判断することは可能だ。岡本の高校の頃からの評価と2015年シーズンの2軍イースタンリーグでの成績をまじえ、話を進めていきたい。


 

スポンサーリンク


 岡本和真は、1996年6月30日生まれの19歳。智弁学園高等学校に在学していた。3年に夏の甲子園の出場を果たし、一塁と三塁を守る高校通算73本塁打の大型スラッガーである。体重は約95kg、身長は180cmを少し越えるくらいの体格である。身長としては北海道日本ハムファイターズの大谷翔平と比べると10cmほど岡本の方が低い。しかし、体重に関して言えば大谷翔平より5kgほど岡本の方が重い。これは、大谷翔平より岡本の方が"巨漢"と言ってもいいのかもしれない。
 高校通算73本塁打というのも相当な数字であり、あの松井秀喜は高校通算60本塁打。清原和博は高校通算64本塁打と、これまでの超スーパースター選手と比べても光るものがある。
 しかし、岡本の最大の欠点は守備である。ドラフトの前評判では守備が理由で「1位指名は難しいだろう」と言われていたほどである。またプロに入った後の評価も、守備に関しては「プロはおろか、高校野球の中でも下手な方」と言われていたのである。そんな岡本だが、プロ野球のシーズンも終盤となり1軍に呼ばれたということは、守備はある程度改善されたとみてはいいのだろうと考える。というかそうであると願いたい。
 岡本の2軍での打撃の成績を見てみよう。
 イースタンリーグ69試合に出場し、
打率.258 1本塁打 出塁率.307 16打点 OPS.661という成績である。高卒ルーキーにしてはまずまずの成績であると思う。しかしここで意外なのは、1本しかホームランを打ってないことだ。打率と出塁率の差もそれほど開いておらず、選球眼がいいとは言えない。実際OPS.661なので経験則で言われる"並み"の成績ではある。
 決してその秘めたる長打力を振るったわけではなく"並み"の成績で、なぜこの終盤の大事な時期に1軍にあげたのだろうか?ここから個人的な推測に入るが、それは"井端ですら落とされる"という危機感を選手達に与えるためではないだろうか。終盤の緊張感を高めるためにそのような手段を首脳陣は行ったのではないか。と私は考える。
 2軍で無双的な成績を残していない限り過度な期待はかけたくはない。しかし2007年、高卒ルーキーだった坂本勇人のように代打で出場し、"プロ初ヒットが勝ち越しタイムリー"になるといったようなことも起こりえなくはない。
 今の岡本に関して言えば"意外性"を信じるということが、ファンとしての1番の心持ちであると私は思う。


 

スポンサーリンク


 少々駆け足でネガティヴな内容ではあったが岡本の成績と個人的見解を述べた。シーズンも大詰め。厳しい戦いが続くが、岡本がいい起爆剤になるように願っている。 

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き

スポンサーリンク








 菅野智之は8月26日、自身シーズン9敗目を喫し、今シーズン9勝9敗と勝ち越しがなくなった。
 神宮球場でまた負けたのである。菅野智之はデビューした年から神宮球場では6試合を投げ0勝4敗である。単純に相性が悪いのだ。こればかりは本人にしかわからないものではあるが、ここまで同じ球場を鬼門とする選手はあまりいないものだ。
 今回は、2015年8月27日時点での菅野智之の今シーズンの成績をみていき、個人的な見解を用いてどこが凄くまた、どこが悪いのかみていくことにする。

 

スポンサーリンク


 まず、目に付く成績として、2015年8月27日現在9勝9敗防御率1.94である。そしてWHIPは1.10である。
 WHIP とは、簡潔に言えば1人の投手が1イニングあたりに出す走者の数である。この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性も低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。

 また、8月27日現在での菅野智之のクオリティスタート率は80.95%である。
 ここで、クオリティスタートとは6回を投げ切った時点で自責点が3点以下のときのことをいう。つまり、先発投手の役目である"試合を作る"ということである。そして先発登板した試合のうちそのような試合が何試合あったかという率を クオリティスタート率(以下:QS率)という。

 
そして、8月27日現在で菅野のFIPは3.19である。
 ここでFIP とは、私の過去の記事「先発投手 内海哲也」と「先発投手 高木勇人」に書いたが、メジャーリーグでは標準的な指標となっているセイバーメトリクス の1つである。セイバーメトリクスとは、今まで打率、打点、勝利数、防御率などの結果的な指標ではなく、全く新しい考えで選手の実力を数値化し、その選手の能力や個性を見つけ出す統計学を用いた考えである。その中でFIPはいわゆる 擬似的な防御率と言っていいだろう  セイバーメトリクスにおいて投手の責任は奪三振、与四死球、被本塁打に限定される。ホームラン以外の打球がヒットになるのは運や守備力の影響が大きいとされているのだ。これは少し抵抗がある人がいるかもしれない。  しかし、FIPは"投手の責任を重んじた数値"としていい指標になるのである。


 ここで個人的な見解を述べる。

 防御率が1点代ということは、当たり前だが失点が少ないということであり、凄いことである。しかし、9勝9敗という成績は少し物足りなさを感じる。 菅野で勝ち越しを1つも作れていないというのはつらい状況である。

 菅野のWHIP1.10は非常に標準的な数値であり、何とも言えないのが事実である。実際、WHIPが1.00以下である"投手が球界を代表するエース"と経験則から言われることがある。よって菅野のこの数字も、少々物足りないものである。

 菅野の"いい点"はQS率にある。菅野の8月27日現在のQS率80.95%は広島のジョンソンに次いでリーグ第4位である。これは決して低い数字ではない。つまり、菅野は試合を作ることができる"安定した投球"をしているということになる。"安定した投球"はかなり重要である。特にシーズン終盤やポストシーズンに突如崩れるような投手に大事な試合を任せたくないのは誰もが思うことだろう。よって菅野は終盤戦やポストシーズンに重要な局面をまかせることができる、まさに "キーマン"と言ってもいい。

 しかし、菅野にも少々悪い点がある。FIPだ。菅野は防御率が1点代であるのに対し、FIPは3点代と低い数字である。このFIP3.19はセリーグ第6位である。順位的にはそれほど悪くは見えない。しかし、それほどまでにいい数字ではない。8月27日現在、セリーグのFIP第1位は"球界のエース"前田健太でFIP2.40である。そこからみても菅野は現在"球界を代表するエース"というには少し物足りない投球をしているとも言えるのである。

 ここまで、"球界を代表するエース"という言葉をよく使ったが、WHIPやFIPをみても菅野智之がまだそこにはいたっていないと私は考える。では菅野はどのような投球をすれば"球界を代表するエース"になれるのだろうか。それは、"三振を奪うこと"が鍵になってくると考える。"球界のエース"前田健太やメジャーリーグの田中将大、ダルビッシュ有といった選手は奪三振が非常に多い。必然的にWHIPやFIPも良くなってくるのである。さらに、三振がほしいときに三振をとることができればピンチの局面でも三振が奪え、これも必然的にQS率がさらに上がるのである。当たり前ではあるが、投球がさらに一段とレベルアップできるのである。


 優勝争いが激化する中、マイコラスが抜けより一層厳しい戦いが強いられる。菅野智之は優勝への大きな鍵を握ったプレイヤーに間違いない。


 
 

スポンサーリンク



 以上、菅野智之の成績と個人的な見解を述べました。さまざまな意見があると思います。Twitterやブログのコメント等でこの記事のことや巨人のことなど様々な意見の交換ができればとても嬉しく思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き

スポンサーリンク






 現在、巨人の外野手の一角を担う長野久義。彼は高校生の頃からある程度注目されていた。しかし、彼がプロに入ったのは25歳のことである。なぜ、この年齢になるまでプロに入ることができなかったのか。有名な話である。ドラフト指名をされても入団を拒否したのだ。2006年、北海道日本ハムファイターズに4巡目の指名を受けたがそれを拒否。そして2008年、千葉ロッテマリーンズから2巡目の指名を受けたがそれも拒否した。理由はただ1つ"読売ジャイアンツに入団したい"ということであった。度重なる指名、そして年齢問題。彼には迷いがあったのかもしれない。しかし、それでも巨人入団を熱望したのだ。長野は信念の強い男であると言うこともできる。これだけでも私は、ファンになってしまった。そして2009年のドラフト会議にて当時HONDAに在籍していた長野を巨人が1巡目指名し念願の読売ジャイアンツ入団を果たした。だが、巨人に入りたいという理由でその球団に入団することはいいものの、活躍することができなければバッシングを受けることもあっただろう。しかし、彼は活躍した。あらゆるタイトルを取るほどに活躍したのだ。




  デビューは2010年、ルーキーイヤーである。2009年、右翼で定着したのは亀井義行であった。しかし亀井は2010年、活躍した次の年に出てくる"2年目のジンクス"というべき大不振に苦しみレギュラーを外れた。その隙間に入り込んだのが長野であった。長野はその年128試合に出場し、打率.288 19本塁打 出塁率.330 OPS.821の成績を残し新人王を獲得。見事に右翼のレギュラーの座を自らの力でつかみ取ったのだ。プレッシャーもあった中、素晴らしい活躍をしたのだ。しかしそれだけにとどまらない。2011年、あの"統一球"に多くの選手が苦しむ中、長野は"2年目のジンクス"など全く感じさせず、打率.316 17本塁打 出塁率.379 OPS.847を残し、首位打者とベストナインそしてゴールデングラブ賞のタイトルを獲得した。OPS.847は打率同様リーグ1位の数字であり絶対的なレギュラーとなった。そしてこの年忘れられないのが、内海投手の最多勝を決めた代打逆転サヨナラ満塁ホームランであろう。私は今でもYouTubeなどの動画サイトでこのシーンをみるが、何度みても鳥肌ものである。
 
 ここで、いままで標準的に話してきたOPSという率について説明しよう。OPSとは"出塁率+長打率"で導出される率である。この数字は、得点との相関が非常に高く、その相関性は高い順にOPS>出塁率>打率という関係があり、OPSが高い選手ほど得点にからむ確率がより高い選手であると言える。
 そして、長野の2011年のOPSはリーグ1位のため、その年リーグで最も点にからむ活躍をしていると解釈することもできる。 2年目としては信じられない活躍ぶりであった。

 2012年にも坂本選手と同時に最多安打のタイトルを獲得、2013年にも3年連続となるゴールデングラブ賞とベストナインを獲得した。
 しかし、徐々に中堅プレイヤーとしての"さだめ"のようなことが起きてくる。ケガである。2014年の後半戦、守備の際に右膝を負傷し戦線を離脱した。そしてその年のオフ、右膝半月板の修復手術と右肘のクリーニング手術を受ける。 
 2015年の今シーズン、亀井選手が調子を上げ立岡選手という新星も現れ、外野手争いが激化している。2015年シーズンの8月26日現在、長野の成績は打率.238 13本塁打 出塁率.307 OPS.717と非常に苦しんでいる...かのように見える。しかし、よく見てもらいたい。OPS.717である。この低打率の中、OPS.717を残しているのだ。「打率が2割前半で全然使えないじゃん」と思っている方もいるだろう。むしろ、ほとんどの人がそう思っているかもしれない。しかし、OPS7割代というのは経験則から客観的にみて"並み"の数字であると評価される。つまり、低打率の中でも本塁打や二塁打や四球などで勝利に貢献しているのである。打率だけみてしまうと過少評価されやすい。しかし私は、長野はやはりすごいと思うのである。


 だが、長野はまだこの感じのままでは終わるはずがないと考えており、進化すらするのではないかと考えている。 多くの巨人ファンの中で長野はとても人気のある選手である。これから何年もリーグ優勝、日本一に貢献していただきたいと私は思う。





 以上長野選手のいままでの略歴や成績や個人的な見解などを述べてきました。
 今後、「この選手を紹介してほしい」や「他に野球のこと(セイバーメトリクス...など)を紹介してほしい」もしくはこの記事で「これはおかしい!」や「これは賛成!」など 、ご意見ご要望がありましたらTwitterやコメントにお寄せいただけると嬉しいです。 
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 是非、コメントやTwitterなどで、巨人についてや様々なことを議論しあえればとても嬉しいです!

Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き


 二塁手、それは巨人にとってここ数年の大きな悩みどころである。2013年オフ、当時埼玉西武ライオンズに在籍していた片岡治大がFA宣言をし、巨人に入団した。巨人ファンの中には二塁手が固定できるという嬉しい気持ちがある反面、やや罪悪感のような気持ちを抱いていた人もいるだろう。なぜなら、2013年中井大介といった選手が二塁手というポジションのレギュラーになろうとしていたからだ。生え抜き選手でレギュラーになってもらう方がファンとしては嬉しいだろう。しかし、中井は守備でライト前の飛球を取ろうとした際、足を負傷し離脱。二塁手のポジションを確固たるものにできなかった。原監督は「あんなことでケガをされては、レギュラーを任せられない」と言ったと聞く。それによって生じた片岡の補強であった。

 

スポンサーリンク


 片岡はライオンズ時代から走攻守の三拍子そろったプレイヤーで、打撃では4年連続の盗塁王や最多安打のタイトルを獲得し、2010年には打率.295、出塁.347、盗塁59という結果を残した。守備では2007年と2009年に最も高い守備率を残し、まさにライオンズの顔のような存在であった。しかし2011年以降、不調とケガに悩まされ思うような成績を残せずにいた。3年連続100試合以下の出場にとどまり苦しんでいた。そして、巨人に入った。ここで巨人は大型補強をしたと思われがちだが、それは違う。片岡は不振にあえぐ選手であり決して大型の補強ではないのだ。
 片岡は、現在の巨人のなかで基本的には正二塁手の座にいる。しかし、片岡のその座も決して安泰ではない。現在の片岡は決していい成績を残していないからだ。片岡は2015年8月25日現在、打率.247、出塁率.299、OPS.650という打撃成績であり"並み以下"と評されてもおかしくはない選手になってしまった。だが、なぜ正二塁手のままなのか。それは、片岡という選手に対する首脳陣の信頼があるからだと考える。ネームバリューと実績といってもいいかもしれない。
 2軍では二塁手としていい選手はたくさんいる。寺内は守備と走塁は一級品であるが、今年はケガの影響から2軍での出場も7試合にとどまり片岡の代わりはつとまらない。しかし、藤村はどうだろうか?藤村は2軍で打率.287、出塁率.347といい成績を残している。2軍で結果を残せば首脳陣は必ず目をつけ、1軍にあげるはずである。しかし藤村があがらないのは"片岡の実績"と"藤村の実績の無さ"が影響しているのかもしれない。

 このように、巨人の二塁手の厳しい事情は片岡が加入してもなお続いているのだ。

 ここまで、片岡について少々ネガティブなことを書いてきたが、もちろんいい点はある。片岡の最も自信のある、またファンの期待に応える"盗塁"である。現在19盗塁を記録しており、これはセリーグ3位にあたる。やはり、走塁の技術はあるのだ。
 そして、片岡は小技も使えるタイプである。OPS.650は常時打撃に専念しろという数値ではない。しかし、決して全く打てないわけではない。よって小技の使え、打撃もある程度は求められる2番を打つことが今の巨人にとっては得策なのではないだろうか。

 片岡はまだ32歳で中堅プレイヤーである。これから進化とまではいかないだろうが、全盛期の輝きを取り戻し絶対的な正二塁手として巨人のリーグ優勝と日本一に貢献してもらいたい。


 

スポンサーリンク


 今回 、片岡治大選手を紹介したのはTwitterのリプやDM、もしくはブログのコメントからリクエストをいただいたためです。 
 「この選手を紹介してほしい」や「他に野球のこと(セイバーメトリクス...など)を紹介してほしい」もしくはこの記事で「これはおかしい!」や「これは賛成!」など 、ご意見ご要望がありましたらTwitterやコメントにお寄せいただけると嬉しいです。 
 短く内容の薄い記事ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
是非コメントやTwitterなどで、巨人のセカンドについてや様々なことを議論しあえればとても嬉しいです!


Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き

スポンサーリンク 

 2015年、読売ジャイアンツの大きな柱としてルーキーの高木勇人投手がいる。
 高木勇人投手が巨人に入る前、毎年のようにドラフト候補に名があがるような選手であったが、制球難などを理由としてなかなか指名されず、2014年のドラフトでようやく読売ジャイアンツに3巡目で指名された経歴がある、まさに"苦労人"である。
 彼は、原監督が"高木ボール"と命名したカットボールとスライダーの中間のような変化をする変化球と145km/h前後のストレートを駆使して打者を抑える投手である。
 その高木勇人投手の目につく成績を書くと2015年8月24日現在、7勝8敗 防御率2.94という成績である。この成績をみると、ルーキーとしてはかなり有望であり新人王候補の一角である。しかし、彼は2015年シーズンの前半戦は順調に勝ちを積み重ねていたものの、後半になって連敗が目立つようになった。143試合あるプロの長いシーズンの疲れと、相手球団の研究によるものと考えられる。
 そこで、高木勇人投手を私なりに分析した"課題点"と"良い点"をこれから述べていきたい。だが、基本的に課題点について述べる。(以下、紹介する投手は皆、現時点で規定投球回数を越えている)





 まず、高木勇人は防御率2.94という数値である。これは黒田博樹に次いでセリーグ第9位にあたる。立派な成績であろう。しかし、なぜ防御率が2点代でありながら現在は7勝8敗と負け越しているのだろうか?これには3つの理由が考えられる。
 まず1つ目として、
援護率の低さである。援護率は、その投手の登板中にどれだけ打線が得点し、それを9イニングス当たりで数値化したものである。簡単に言えば、その投手が完投したとき打線は何点取るのか、という得点率である。この数値の例として、現時点で10勝をあげているマイコラス投手の援護率は4.50でリーグ2位。同じく、10勝をあげている阪神の藤浪晋太郎投手の援護率は4.06でリーグ5位である。しかし、高木勇人投手の援護率は3.02でリーグ14位となり、10勝をあげている2人の投手に比べればかなり低いことがわかる。これがまず勝てない理由の1つ目であると考える。
 そして次なる理由は、FIPの低さである 。 FIPとは、私の過去の記事「先発投手 内海哲也」に書いたが、メジャーリーグでは標準的な指標となっているセイバーメトリクス の1つである。セイバーメトリクスとは、今まで打率、打点、勝利数、防御率などの結果的な指標ではなく、全く新しい考えで選手の実力を数値化し、その選手の能力や個性を見つけ出す統計学を用いた考えである。その中でFIPはいわゆる 擬似的な防御率と言っていいだろう セイバーメトリクスにおいて投手の責任は奪三振、与四死球、被本塁打に限定される。ホームラン以外の打球がヒットになるのは運や守備力の影響が大きいとされているのだ。これは少し抵抗がある人がいるかもしれない(セイバーメトリクスは新しい考え方であるため、少々斬新さ、もしくは違和感のようなものが混合している)。セイバーメトリクスでは、偶然性を排除し奪三振、与四死球、被本塁打のみによる擬似的な防御率の計算し、FIPとして導出する。高木勇人投手のFIPは3.63である。これはリーグ第11位にあたる。FIPが低い投手は被本塁打数が多い、そして制球難であることが多く、高木勇人投手はまさにこれに当たる。巨人の先発投手陣の中で被本塁打と与四球が1番多いのが高木勇人投手である。よってFIPを見れば与四球と被本塁打数の多さが見て取れ、大事な局面でどれだけ四球もしくは本塁打を打たれるのか、ということがわかるのである。これが、勝てない理由の2つ目であると考える。
 そして最後は、
クオリティスタート率である。 クオリティスタートとは6回を投げ切った時点で自責点が3点以下のときのことをいう。つまり、先発投手の役目である"試合を作る"ということである。そして先発登板した試合のうちそのような試合が何試合あったかという率をクオリティスタート率(以下:QS率)という。高木勇人投手のQS率は71.43%でありリーグ8位である。これは決して悪い数値ではない。しかし、球界のエース前田健太投手は90%を越えるためエース格になるためにはまだ物足りなさがあるのである。これが理由の3つ目である。

 しかし、高木勇人投手は良い点もある。それの代表的なのが防御率2点代ということなのだが、今回はWHIPを紹介する。WHIPとは、簡潔にいえば1人の投手が1イニングあたりに出す走者の数である。この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性も低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。高木勇人投手のWHIPは1.13であり、リーグ6位である。この数値は、ライアン小川や黒田博樹投手よりも高い数値となり高木勇人投手の武器の1つと考えてもいいだろう。 
以上、高木勇人投手の課題点やエース格になるために残すべき数値と武器となる数値を述べました。





 今回 、高木勇人投手を紹介したのはTwitterのリプやDM、もしくはブログのコメントからリクエストをいただいたためです。
 「この選手を紹介してほしい」や「他に野球のこと(セイバーメトリクス...など)を紹介してほしい」もしくはこの記事で「これはおかしい!」や「これは賛成!」など 、ご意見ご要望がありましたらTwitterやコメントにお寄せいただけると嬉しいです。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


Twitter : 遊撃手ファンのG党 Astros好き


このページのトップヘ