セイバーメトリクスは難しい用語は多いが、一度理解してしまえば、あとは見るだけで成績の良し悪しがわかる。
 本記事では、打者を見るための指標であるwOBAという指標を紹介する。
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 wOBAとは、Weighted On-Base Averageの略であり、安打や四球など得点に絡む要素に重みを付けて算出される。Weightedは日本語で荷重を掛けることを意味するので、重みという言葉を使う。
 重みとは、例えば二塁打ならば大体1.26という値で、二塁打の数に1.26を掛けることで、二塁打の数に重みを付けて、計算する。本塁打ならば得点に直接繋がるため、二塁打の重みよりも大きな、およそ2.07という重みをかけて、wOBAを大きくするように計算する。
 重みは得点の価値を表すものと言い換えることができる。
 当然、重みが大きい本塁打を多く打てば、wOBAは大きくなる。
 wOBAが大きいほど、優秀な成績と評価され、wOBAは.320〜.330ほどになるのが一般的である。出塁率と大きさを同じくらいにできるよう計算式が調整されているため、.320〜.330ほどの数字になる。
 wOBAは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているのか」ということを評価する指標である。

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 この指標がどれくらい打者の能力を表すのかを見てみる。
 例えば、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智のキャリアハイである2016年、本塁打44本 打率.322 出塁率.396 OPS1.110であった。これだけでもMVP級の成績なのだが、wOBAを見てみると.469という数字になる。平均が
.320〜.330であるから圧倒的な成績を残したと言える。
 その翌年2017年は、本塁打28本 打率.284 出塁率.396 OPS.909であった。wOBAに関しては.391であった。この数字も平均を大きく上回る成績ではある。しかし、やはり打率やOPSや本塁打数の成績から見てもわかる通り、成績はかなり落としており、wOBAも下がっていることがわかる。

 次に、2017年最も打率の低かった小林誠司は、本塁打2本 打率.206 出塁率.285 OPS.542であり、wOBAは.242であった。

 筒香嘉智と小林誠司の打撃の差を比べると、打率やOPSだけでもいいが、wOBAでもその差は歴然としている。

 wOBAは得点との相関がOPSよりも高いことをセイバーメトリクス 打者編(9) wOBAと得点の相関でも述べたが、wOBAという指標を見て選手の評価をするのもありだと考える。
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