巨人の山口鉄也が現役引退を表明した。巨人ファンの方々は非常に大きな衝撃を受けたと思う。巨人の原辰徳監督時代の黄金期を支えた育成出身の中継ぎ最強のサウスポー。その男の引退はショックであることは間違いない。
 本記事では、山口鉄也の通算成績や最も活躍した年の成績を元に、どれほどの投手であったかを見ていこうと思う。

スポンサーリンク

 山口鉄也が巨人の中継ぎ投手の中で最強であったことは間違いないと言えるだろう。それは通算成績とキャリアハイ(最も活躍した年の成績)を見ればわかる。
 山口鉄也の主な通算成績は、登板数624試合 投球回数639.2イニングス 防御率2.34 奪三振数509 ホールド数
273 である。通算ホールド数は日本ハムファイターズの宮西尚生に次ぐ歴代2位の成績であり、通算防御率はその宮西尚生の2.40よりも良い成績である。山口鉄也がいかに優れた中継ぎ投手であったのかをこれらの数字が物語っている。 

 2008年、越智大祐と共に風神雷神コンビとして圧倒的な中継ぎの能力を発揮し、育成出身の選手初の新人王に輝いた。そこから2016年まで9年連続60試合登板という前人未到の記録を打ち立てている。
 これだけの登板数にもなると、当時の原監督からの信頼が非常に厚かったと言える。数字とは関係ないが、人柄も良くファンにも愛されていたに違いない。
スポンサーリンク

 山口鉄也のキャリアハイは2012年であろう。
72試合に登板し、75.1イニングスを投げ、防御率0.84 WHIP0.72 奪三振数68 ホールド数44 という成績を残した。ホールド数に関しては、2012年の最多ホールド数であった。
 特に防御率を1.00以下に収めた投球は称賛に値する。WHIPが低いこともあり、ランナーを背負うケースが少なく、失点を防ぐことができたのだろう。(WHIPとは1イニングに何人のランナーを背負うか?を表す指標で、例えば1イニングを投げ被安打1無四球で抑えた場合、WHIP1.00が記録される)
 そして、K/BBは驚異の9.71という数字であった。(K/BBとは奪三振数を与四球数で割った指標で、1つの四球を与える間に何個の三振を奪えるか?を表す数字である。主にコントロールの良し悪しを見るために使われる)与四球数は2012年は7個しかない。K/BBは3.50で優秀とされる指標であるため、いかに四球を与えない投球をしたかがわかる。
 意外と知られていないのが、2012年は被本塁打が1本しかないことだ。75.1イニングスを投げて被本塁打が1本というのは、非常に優秀な成績である。比較として、2007年の絶対的クローザーであった上原浩治は62イニングスを投げて被本塁打が4本である。上原浩治と比較しても山口鉄也の方が上であったのだ。被本塁打の少なさが防御率を良くしている要因の1つだろう。
 さらに山口鉄也は、2012年のFIPがおよそ1.33という驚異的な数字も残している。(
FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される、擬似的な防御率である。野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。そのためFIPは、投手の責任である被本塁打、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である)
 FIPは一般的に3.00未満で優秀であると言われている中で、1.33という数字は素晴らしいとしか言いようがない。被本塁打数と与四球数の少なさがこの好成績を生み出したのだろう。

 最後に、ここまでを総括すると、山口鉄也は「通算成績が非常に良い。そしてキャリアハイの成績では四球による無駄なランナーを出さないコントロールがあり、それに伴う防御率もよく、被弾も少ない安定した中継ぎ投手」であったと言える。
 まさに中継ぎ投手の理想型であると言える。
 山口鉄也は最強の中継ぎ投手であったことは間違いない。
スポンサーリンク

参考にしたサイト:NPB.jp

 ブログランキングに参加中です!応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログへ

ぜひ、Twitterのフォローお願いします。
最新記事の情報はTwitter、にほんブログで投稿します。

Twitter リンク: 遊撃手ファンのG党 Astros好き 


今後、取り上げてほしい選手や情報などございましたらコメントやTwitterの方に遠慮なく書き込みをお願い致します。
Twitterのリンクは下に貼ってありますので、よろしくお願い致します。


ブログランキングの方も是非!