本記事では、岡本和真の2018年の基本的な成績や、ちょっとしたセイバーメトリクスの指標でどれほどの選手であったかを考察する。
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 岡本和真は2018年、史上最年少で打率.300 30本塁打 100打点を記録した。
 それだけでも素晴らしい打者ではあるが、もっと詳しく成績を見てみる。
 岡本和真の2018年の主な成績は、出場試合数143試合 打率.309 本塁打33本  打点数100 出塁率.394 OPS.935 wOBA.407である。
(OPS:”出塁率+長打率”で算出される指標で打率や出塁率よりも得点との相関が高い。)
(wOBA:
簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているのか」ということを評価する指標である。
 これらの数字で特に気になるのは、最も目につきやすい打率と本塁打だろう。
 打率.309はリーグ11位の成績であり、本塁打33本はリーグ6位の成績である。
 22歳の野球選手が残すことのできる成績ではない。
岡本が22歳でここまで打つとは誰も予想していなかったであろう。

 反感を買うかもしれないが、打点数は正直に言うと、それほど気に留める必要はない。
 打点は運の要素が非常に強い。
 打席に立つ前に、走者が出ているか出ていないかで大きく数字が異なる。
 打点よりも重視するべきは、本塁打の数である。
 本塁打は運の要素が非常に薄い。
 100打点を記録したことよりも、リーグ6位の33本塁打を記録したことを評価するべきだ。

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 岡本の出塁率はリーグ11位の.394である。出塁率はセイバーメトリクスで評価する最も基本的な指標である。
 岡本は打率.309という数字を残しながら、高出塁率をマークしている。出塁率は、盗塁死や牽制死などを除けば”アウトにならない確率”であるため、岡本はリーグで11番目のアウトにならない選手であった。
 11番目では悪い成績であると考える人もいるかもしれないが、リーグ12位は日本を代表する四番打者の筒香嘉智である。岡本の出塁率は筒香よりもいい成績なのだ。
 明らかにセリーグの中心選手に育ったことが、出塁率だけでもわかる。

 OPS.935であったことは称賛に値する。OPSは.900超えでスター選手と呼ばれる。岡本は2018年シーズン、スター選手になったのだ。

 さらにはwOBA.407を記録している。wOBAは高ければ高いほど得点に絡む選手である評価できる。
 「wOBA.400を超えた」と言ってもイマイチピンとこない人もいるだろう。
 比較してみると、本ブログで過去に扱った西岡剛がシーズン200本安打を達成した2010年のwOBAが.398である。
 岡本のwOBAは西岡剛のキャリアハイよりも9ポイント高い成績を22歳にして収めた。

 ここまでを総括すると岡本和真は「一発の力があるにも関わらず、なかなかアウトにならない打者であり、得点に絡む確率が非常に高い打者であった」と言える。
 22歳という年齢で、これほどまでの好成績を残せる選手は、巨人では松井秀喜以来だ。
 2018年シーズンは打率、打点、本塁打以外に、セイバーメトリクスの指標などに関しても優秀な成績を収めていたことがよくわかる。岡本和真は間違いなくスーパースターである。
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