はじめに
 福岡ソフトバンクホークスが2018年の日本一に輝いたが、最後の1球を投げたのは森唯斗投手であった。
 サファテがいない中、26歳の若手投手である森唯斗がソフトバンクのクローザーを担っていた。
 本記事では、二部構成の第一部(Part1)として森唯斗の2018年シーズンを振り返り、どのような投手なのかを数字で見て考察する。
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成績一覧
 森唯斗が残した2018年シーズンの主な成績は、登板数66試合 投球回数61.1イニングス 2勝4敗 防御率2.79 奪三振率8.95 与四球率2.79 37セーブ WHIP1.14 FIP3.47 であった。
 並べてあるだけでは意味がないので、順に成績を見ていく。

勝利数 敗戦数 防御率
 森唯斗は66試合66.1イニングスを投げ、2勝4敗 防御率2.79という成績を収めている。
 決して悪い成績ではないことはわかると思う。
 敗戦の数が4つあるが、サファテは2017年に同じ66試合に登板して、敗戦が2つある。
 中継ぎ投手の敗戦は、先発投手と違い中継ぎ失敗を意味するが、4回の中継ぎ失敗という意味では、オリックスの増井浩俊やロッテの内竜也の5敗と比べると1つ少ないため、他球団の投手よりは負け数は少ないことになる。
 登板数もその2人よりも森唯斗の方が多いため、4敗は許容範囲であると言ってもいい。

 防御率2.79という数字も、平均以上の成績を収めており、決して悪い投手ではないことは、負け数と防御率からは読み取れる。

奪三振率 与四球率
 森唯斗は、奪三振率8.95 与四球率2.79を記録している。
 奪三振率は、投球回数以上の三振、つまり奪三振率9.00ほどを記録できれば優秀であると言われる。
 森唯斗は
奪三振率8.95であり、9.00に非常に近い。
 十分、奪三振能力のある抑え投手であると言える。
 ただし、与四球率が若干気になるところである。
 与四球率は一般的に、2.50未満に抑えて合格点とすることが多い。
 抑え投手の場合は、余計に四球を与えては危ない。
 1点差という局面で登板した場合、与四球で無駄なランナーを背負ってしまえば、「劇場型」と言われる投手になってしまう。
 森唯斗の与四球率は2.79であり、2.50をわずかに超えている。
 つまり、若干ながら不安定な抑え投手であったと数字から読み取れる。
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WHIP 
 WHIPとは、「1イニングあたり何人のランナーを背負ったか?」を示す指標であり、例えば1イニングを投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00が記録される。
 WHIPは1.00前後でエース格と言われる。
 森唯斗のWHIPは1.14であり、エース格にはやや及ばない成績である。
 先発投手である西武の菊池雄星のWHIPは1.03であり、楽天の岸孝之のWHIPは0.98である。
 先発投手と抑え投手を比較するのは、やや的外れかもしれないが、エース格の投手はこれらのような数字を記録する。
 そのため、森唯斗はエース格の成績には及ばず、「ランナーを背負う率が高い投手である」と言える。
 この要因の1つは間違いなく与四球であるため、コントロールをさらに改善できればより優秀な成績を残せる可能性もある。(ちなみに2017年のサファテはWHIP0.67という成績であった。)
 
第一部まとめ
 第一部では森唯斗の主な成績を見てきたが、ここまででわかったことは森唯斗は「防御率は平均以上であり、奪三振能力も高いが、ランナーを背負いやすい抑え投手である」ということだろう。
 サファテと比較してしまうのは酷な話であるが、課題は少々ある投手である。
 本日更新の(ソフトバンク)日本シリーズの優勝投手、森唯斗の実力は?(Part1)では、さらに踏み込んだ森唯斗の成績評価を行う予定である。

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参考にしたサイト
1.スポナビ
2.NPB.jp

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