はじめに
 ソフトバンクの森唯斗は2018年の最後の1球を投げた投手であるが、その実力はどれほどのものなのだろうか?
 本記事は、二部構成の第二部(Part2)として、 (ソフトバンク)日本シリーズの優勝投手、森唯斗の実力は?(Part1)に引き続き、森唯斗の実力を数字で見ていく。
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成績一覧
 森唯斗が残した2018年シーズンの主な成績は、登板数66試合 投球回数61.1イニングス 2勝4敗 防御率2.79 奪三振率8.95 与四球率2.79 37セーブ WHIP1.14 FIP3.47 であった。

WHIP 
 第一部でも触れたが、WHIPをまた見ていく。
 WHIPとは、「1イニングあたり何人のランナーを背負ったか?」を示す指標であり、例えば1イニングを投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00が記録される。

 WHIPは1.00前後でエース格と言われる。
 森唯斗のWHIPは1.14であり、エース格にはやや及ばない成績である。
 先発投手である西武の菊池雄星のWHIPは1.03であり、楽天の岸孝之のWHIPは0.98である。
 先発投手と抑え投手を比較するのは、やや的外れかもしれないが、エース格の投手はこれらのような数字を記録する。
 そのため、森唯斗はエース格の成績には及ばず、「ランナーを背負う率が高い投手である」と言える。
 この要因の1つは間違いなく与四球であるため、コントロールをさらに改善できればより優秀な成績を残せる可能性もある。(ちなみに2017年のサファテはWHIP0.67という成績であった。)

K/BB
 K/BBとは奪三振数を与四球数で割った指標で、「1つの四球を与える間に何個の三振を奪えるか?」を表す数字である。
 主にコントロールの良し悪しを見るために使われる。
 森唯斗は2018年シーズン、
K/BB 3.21を記録している。
 K/BBは3.50を上回れば優秀とされる。
 そのため、森唯斗は優秀な成績を残せてはいないものの、平均的な成績を収めてはいる。
 奪三振能力が高いため、与四球数を減らすことができればK/BBも当然ながら好成績になる。
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FIP 
 FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。
 そのためFIPは、投手の責任である被本塁打、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。
 防御率が悪くても、FIPが良ければ評価は高くなる。野手の守備への依存が比較的少なく、運という
コントロールできない出来事を排除できるからだ。
 森唯斗はおよそFIP 3.47を記録している。
 比較すると、日本シリーズの対戦相手であった広島カープの中継ぎ投手の一岡竜司のFIPがおよそ3.74であり、ジャクソンがおよそ4.50である。
 この2人よりも森唯斗の方が好成績である。
 そのため、FIPが教えてくれていることは、森唯斗は抑え投手として、広島カープのリリーフエースと呼ばれる選手たちよりも「自己解決能力が高い」ということである。
 
まとめ
 第一部と第二部の二部構成でソフトバンクの森唯斗の成績を見てきたが、総括すると森唯斗は「四球を与えるケースは比較的多い投手ではあるが、奪三振能力がある程度あり、一般的な中継ぎ投手よりも自己解決能力がある投手」と言える。
 まだ若く、ある程度課題もある投手である。
 しかし、サファテが不在の状況下で、ソフトバンクホークスが勝ち残れた要因の1つは、
森唯斗の実力があったからと言えるかもしれない。

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参考にしたサイト
1.スポナビ
2.NPB.jp

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