はじめに
 日本シリーズも終了し、ついに2018年シーズンが終わった。
 広島カープは日本一を逃したが、セリーグ3連覇、リーグ2位のヤクルトとの
ゲーム差は7.0もついた。
 この差は何から生まれたのか?
 本記事では、そのことについて考察してみる。
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打率と出塁率は五分五分
 チームでの防御率やチームでのWHIPにそれほど差がないため、広島とヤクルトの差は、投手ではなく、間違いなく打撃でついたと考えている。
 広島はチーム打率.262、ヤクルトはチーム打率.266である。
 チーム打率だけを見たらヤクルトの方が上であるが、それほど大きな差はない。

 出塁率に関しては広島が.349であり、ヤクルトが.347であることから、ここでも数字に差はそれほど見られず、出塁率で順位に差がついたとは言えない。

得点数の差は根深い所にある
 では、2018年シーズンの得点数、広島721得点とヤクルト658得点の差は何でついたのか?
 答えは馴染みのないOPSwOBAであると考える。
 これらの指標はあまり表に出ない根深い部分である。
 OPSとは”出塁率+長打率”で算出される指標で打率や出塁率よりも得点との相関が高い。
 wOBAとは
簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているのか?」ということを評価する指標である。

実際に数字の差は?
 広島はチームOPS
.780、ヤクルトはチームOPS.749である。広島の方が、31ポイントも高い値になっている。
 このOPSの差は打率や出塁率と違って、無視できる差ではない。
 広島はヤクルトよりも得点に絡む能力が優れていたとOPSだけでも言えるのだ。
 さらに、広島のチームwOBAはおよそ.357であるのに対し、ヤクルトはおよそ.342ほどしかない。
 wOBAはあまりピンとこない人もいると思うが、.320〜.330が平均的な値であると考える指標であり、両チームともに平均以上ではあったが、広島が群を抜いてトップに立っていた。
 そのため、得点能力に差がついてしまったのだろう。
 さらに言えばOPS、wOBAはチーム本塁打の数でおよそ差がついてしまったと考えている。
 広島のチーム本塁打数は175本、ヤクルトは135本と40本の差がある。
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まとめ
 これらを考えると、広島カープとヤクルトスワローズは「OPSとwOBAによる得点能力の数字に差が生まれ、その差は本塁打の数に大きく依存している」と言える。
 大事な局面での本塁打の差と、その本塁打に影響を受ける打撃指標に差が両チームの順位を決めたと考えている。

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