はじめに
 西武ライオンズから巨人へ炭谷銀仁朗が移籍し、巨人は人的補償で西武ライオンズに選手を放出することが決まっている。
 巨人が人的補償で有望な選手をプロテクトできるのは28名のみ
 巨人は広島カープにも人的補償で選手を放出しなければならないが、まずは西武ライオンズである。

 西武ライオンズはプロテクト漏れした有望選手を獲得できる。
 では、西武ライオンズはどの選手を獲得するのだろうか?
 本記事では、西武ライオンズのチーム状況から、獲得するであろう選手を予想していく。
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西武の強み
 西武ライオンズの強みは打線にある。
 西武はリーグ2位のソフトバンクホークスに100点以上の差をつけて、792得点を稼ぎ、リーグ優勝を果たした。
 浅村栄斗炭谷銀仁朗が抜けたとしても、単純計算で2018年シーズンの得点から36得点を失うだけで、100得点以上の得点差があるソフトバンクに得点数で追い付かれることはないと言える。(wRAAという指標で計算した)
 そのため、西武の強みである打線の強さは、現状の戦力でも十分維持することができる。

西武の弱み
 西武ライオンズの弱みは投手陣である。
 チーム防御率はリーグ最下位の4.24であり、先発の防御率がおよそ4.18、中継ぎの防御率がおよそ4.37である。
 さらに菊池雄星がメジャー挑戦で退団する。
 西武ライオンズで多くのイニングを投げられる投手は多和田真三郎だけになり、
投手陣、特に先発投手陣の弱体化は避けられない。  
 つまり、西武ライオンズは補強ポイントとして野手ではなく投手であると言える。

巨人から誰を取る?
 巨人のプロテクト漏れで予想できるのは、有名な選手では立岡宗一郎などで、大物では陽岱鋼がプロテクト漏れするのではないかと言われている。
 しかし、西武ライオンズの弱みを補うには、野手は必要ない。補強ポイントとしては投手である。
 そこで西武ライオンズか最も獲得しそうな投手は吉川光夫である。
 恐らく、吉川光夫はプロテクト漏れすると予想される。 
 2012年のパリーグMVPであり、実績もある投手の獲得が予想できる。
 ここ数年は怪我や不調もあり、イマイチ成績が振るわないが、2018年シーズンは22試合に登板し、101.1イニングスを投げ6勝7敗 防御率4.26 奪三振数76 を記録している。
 調子の波がある選手ではあるが、菊池雄星の穴を埋めるためにもイニングを投げられる投手が西武には必要である。
 そのため、吉川光夫が最も西武にマッチした選手であると考える。

第2候補の選手  
 もしも吉川光夫がプロテクトされた場合、次に目をつけるのは戸根千明であろう。
 戸根千明もプロテクト漏れが予想される。 
 西武は中継ぎ投手の防御率が非常に悪い。 
 そこで中継ぎ投手の補強は必要である。そのため、2018年シーズンで一軍登板はないが、二軍で14試合に中継ぎ登板し13.1イニングスを投げ、防御率2.02を記録した戸根千明を獲得するのは良い選択になると考える。
 特に戸根千明は26歳であり、年俸が1500万円と非常に安い。
 そのため、獲得する可能性は高い。

掘り出し物の可能性
 過去に記事で、巨人は谷岡竜平をプロテクトしなければならないと述べたことがある。
 この谷岡竜平こそ、掘り出し物になる可能性がある。
 巨人の首脳陣は一岡竜司を広島カープに大竹寛の人的補償として放出した経緯があり、当時の一岡竜司と同様に、若手有望株の中継ぎ投手である谷岡竜平をプロテクトをしない可能性も否定できない。
 谷岡竜平は2018年に二軍で27.1イニングスを投げ、防御率1.65 奪三振率10.21 与四球率2.32 WHIP0.95という素晴らしい成績を残した。
 放出する前の一岡竜司の成績と非常に似ている。
 さらに、谷岡竜平は成績は優秀であるにも関わらず、22歳という若さと年俸1500万円という低価格を併せ持つ。まさに掘り出し物になる可能性は高い。 
 そのため、もしかしたら西武ライオンズの中継ぎ投手の必要性から谷岡竜平がプロテクト漏れをした際に、獲得できる可能性がある。
 吉川光夫戸根千明よりも良い投手として、掘り出し物を発掘する可能性がある。
  

捕手は?
 西武ライオンズは捕手を取る可能性があると言われているが、実際はそこに重きを置いていないと考えていい。
 炭谷銀仁朗の後釜として2番手捕手は岡田雅利で十分であり、プロテクト漏れしそうな宇佐美慎吾などの捕手を取ると、大した補強にはならない。
 宇佐美慎吾などの捕手を獲得したところで、森友哉に勝てるはずもない。
 現状での打線で十分に得点力を維持できることから、捕手を獲得することはないと予想する。
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まとめ
 西武の弱みを見て、巨人のプロテクト漏れしそうな選手をピックアップし、どの選手を取るのかを予想した。
 やはり、優先順位は先発投手が最も高く、次に中継ぎ投手といった具合であろう。
 そのため、吉川光夫もしくは戸根千明を西武ライオンズが狙っているのではないかと予想する。
 しかし、谷岡竜平という二軍では非常に優秀な投手がおり、この投手がプロテクト漏れした場合、掘り出し物として西武ライオンズは獲得に動く可能性は高い。
 巨人は吉川光夫戸根千明は間違いなくプロテクトしないと予想するが、谷岡竜平も一軍での経験が浅いことから、プロテクトしない可能性がある。西武ライオンズはそこを狙う可能性は非常に高い。

 
 以上が、人的補償で巨人から西武ライオンズに渡る選手の予想であり、「順当にいけば吉川光夫戸根千明、そして掘り出し物として谷岡竜平」という予想である。

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参考にしたサイト
1. Wikipedia
2.日本野球機構,NPB.jp
3.読売巨人軍公式サイト,giants.jp
記事終了