はじめに
 巨人の若手選手において、有望株と言える選手の1人に石川慎吾がいる。
 二軍暮らしは長いが、その成績は目を見張るものがある。
 二軍での成績は参考にならないと思う人はいるかもしれない。
 しかし、二軍の成績を見ず、他に評価できるデータはあるのか?と言われれば、皆無と言っていいほどない。
 よって本記事では、2018年シーズンと2019年シーズンの石川慎吾の二軍の成績を元に、どれほど期待できる野手であるのか?魅力は何なのか?について述べていく。
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石川慎吾の主な成績
  石川慎吾の2018年シーズンでの二軍の主な打撃成績は、311打席に立ち、打率 .336 12本塁打 52打点である。
 さらに2019年シーズンの二軍での主な成績は、141打席に立ち、打率.310 3本塁打 15打点である。 

 二軍の成績ではあるが2年連続で打率3割を残せる時点で、二軍では活躍しているということは分かる。
 本記事ではこれらの成績だけでなくさらに深掘りした評価を行っていこうと思う。


出塁率
 2018年シーズンでの石川慎吾の出塁率は二軍で200打席以上立った選手の中で、1位.412である。
 さらに2019年シーズンは打席数は半分になったが、出塁率.362を記録している。

 本ブログでも何度か述べたことがあるが、出塁率は四球数に依存する。
 名著であり、映画化もされた「マネーボール」の言葉を借りれば、

 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。」

 この言葉を借りれば、石川慎吾は二軍選手の中で、トップレベルでストライクゾーンを操る術を身につけているということになる。
 石川慎吾は、打線の繋がりを作るための選球眼自分のゾーンを分かっている能力に長けており、この能力は石川慎吾の魅力の1つである。

長打を打つ能力
 2018年シーズン、石川慎吾は311打席12本塁打を放った。
 これを一軍に当てはめれば、大体の年間20本以上の本塁打を打つ能力は持っていることになる。

 2018年シーズンは長打率.498と5割に迫る勢いであり、そのパンチ力も非常に魅力があるところだ。
 2019年シーズンは二軍で長打率.434であり、2018年シーズンよりも成績を下げた。しかし、年間を通じて全選手の長打率の平均がおよそ.360〜.430であることを考えると十分に平均以上の成績を残している。
 この長打を打てる能力は大きな魅力の1つである。   


OPS
 OPSと、"出塁率+長打率"で算出される率である。
 これまで、ボテボテのヒットでも快心のホームランでも同じヒット1本と数えられ、算出されてきた打率をさらに広げ、1塁打から本塁打まで評価できる「長打率」、それと四死球を含む出塁率を合算することにより、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打、四球、死球、守備妨害など打席で起こり得ること全てを評価できる画期的な指標がOPSである。
 石川慎吾は、2018年シーズン、二軍でOPS.910という成績を残した。
 2019年シーズンは二軍でOPS.792であり、2019年シーズンの成績と比べると特別良い成績ではないが、平均的な水準をキープできていると言って良い。 

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まとめ
 石川慎吾は二軍で2018年シーズンと比べ、2019年シーズンの方が成績は落ちてはいるが、1993年生まれの26歳であり、ポテンシャルは非常に高く魅力的な選手である。
 そのため、現在のようにベンチに置いておき、少しずつチャンスを与えることによって、そのポテンシャルは開花していくと考える。 

 
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参考にしたサイト
1.Wikipedia
2.日本野球機構,NPB.jp
3.スポナビ
4.読売巨人軍公式WEBサイト
5.マイケル・ルイス著,マネーボール
記事終了