野球を数字で見るブログ

本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

タグ:上原

はじめに
 上原浩治が巨人と再契約を果たし、大ベテランの中継ぎ投手の活躍は2019年シーズンもまだ観られることが決定した。
 非常に喜ばしいことである。

 過去に、メジャーリーグの名門 ボストン・レッドソックスのクローザーを任され、日本に帰ってきた2018年もある程度の成績は残せていた。
 本記事では、その上原浩治が巨人時代で最も輝いた年の1つ、巨人のクローザー時代の2007年に焦点を当ててみる。
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防御率
 まずは防御率である。
 クローザーにしろスターターにしろ、防御率は最もその投手を評価しやすい基準となる。
 上原浩治の2007年、防御率1.74を記録した。
 防御率を1点代に収めているというのは経験則として非常に良い成績である。
 これは凄いと呼べる要素の1つである。
 

WHIP
 次に言いたいのは、WHIPである。
 WHIPとは、「1イニングあたり、何人のランナーを背負うか?」を表す指標である。
 この指標はかなり単純で、走者を出さなければ失点する可能性が低いという意味で浸透しており、メジャーリーグでは標準的に用いられる。
 最近では日本でも注目され始めている。
 特に、基本的に1イニング程度でマウンドを降りる中継ぎ投手において、この数字は大きく評価するべき指標なのである。
 上原浩治は2007年、WHIP 
0.82を記録している。
 この数字は12球団で1位の数字である。
 つまり上原浩治は2007年、
最もランナーを出す確率が低かったということになる。
 これも凄いと呼べる要素の1つだろう。


奪三振率と与四球率 
 上原浩治は2007年、奪三振率 9.58を記録している。
 奪三振は、投球回数以上の奪三振、つまり奪三振率9.00以上あれば優秀であると言われる。
 上原浩治は9.00を大きく上回り、もう少しで10.00を上回るほどの好成績を収めた。
 奪三振能力は先発時代もクローザー時代も健在であった。
 そして何より素晴らしいのが与四球率である。
 上原浩治は2007年、62イニングスを投げて与えた四球はわずか4つである。
 これは与四球率にすると、0.58である。
 奪三振率と与四球率を考えると、「仮に9回を完投した場合、9個〜10個の三振を奪え、与四球を1個もしくは無四球で終わらせることができる」という計算になる。
 これは凄いとしか言いようがない成績である。

FIP

 
FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。
 そのためFIPは、投手の責任である被本塁打数、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。
 防御率が悪くても、FIPが良ければ評価は高くなる。野手の守備への依存が比較的少なく、運というコントロールできない出来事を排除できるからだ。
 上原浩治の2007年のFIP1.89であり、2007年のセリーグ中継ぎ投手の中で2位の成績である。
 1位は藤川球児であるため、ここに巨人阪神のせめぎあいが見てとれる。
 つまり上原浩治は、"自分が責任である失点"が藤川球児の次に少なかった。
 これも凄いとしか言いようがない
 

K/BB
 間違いなく上原浩治が絶対的なクローザーと確信せざるを得ない成績がある。それが、K/BBである。
 K/BBとは与四球と奪三振でその投手の制球力や奪三振力をはかる指標である。
 これは見たまま奪三振を与四球で割った数字である。
 わかりやすく言えば、「1つの与四球の間にいくつ三振を奪えるか?」ということを示す指標であり、主にコントロールの良し悪しを評価するときに使う。
 一般的な経験則から3.50を超えると優秀な投手という評価がつく。
 2007年、阪神のクローザー 藤川球児のK/BBは
 6.39であった。
 この藤川球児の成績でもかなり優秀である。
 しかし、上原浩治のK/BBは16.50であった。
 群をぬいていた。
 1つの四球を与える間に三振を16個以上奪っていたのだ。
 信じられないほどの制球力と奪三振力がないと、ここまでいかない。
 まさに
 絶対的という言葉がふさわしいだろう。
 これがあらゆる指標の中で
最も凄いと言える成績である。
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まとめ
 以上が上原浩治の2007年の成績である。圧倒的に優れた選手であったことがわかったと思う。
 お若い方は上原浩治はメジャー帰りの「昔の人」という印象しかないかもしれない。

 しかし、全盛期は絶対的なエース、守護神であったことを伝えたかった。
 「昔の人」ではなく、現時点でも悪い成績を残しているわけではない。 
 怪我もあるが、まだ十分活躍できる選手である。
 巨人ファンとして、上原浩治を今後とも応援していきたい。
 
関連記事

参考にしたサイト
1. Wikipedia
2.日本野球機構,NPB.jp
記事終了


はじめに
 上原浩治が自由契約から一転、巨人と再契約を果たした。
 巨人側は元々、膝の回復具合によっては再契約をする方針があったため、それほど驚きはしなかった人が多いと思う。

 元エース、元絶対的クローザー、元一流メジャーリーガーの上原浩治。
 本記事は、2018年の上原浩治を振り返り、自由契約となり、その後、再契約を果たした根拠となる成績を見ていく。
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成績
 上原浩治は2018年シーズン、36試合に登板し、0勝5敗 防御率3.63 投球回数34.2イニングス WHIP1.07 奪三振率6.23 与四球率1.30 K/BB 4.80 FIP 4.22を記録している。

防御率
 防御率は3.63であり、セリーグの平均防御率のおよそ4.11を上回る成績を収めている。
 上原浩治は防御率に関して、澤村拓一などの中継ぎ投手よりも良い成績を収めており、比較的失点が少なかったと言える。
 中継ぎ投手としては若干物足りない成績ではあるが、平均よりも上であることはポジティブな要素である。

WHIP
 WHIPとは「1イニングあたり何人のランナーを許すか?」を示す指標である。
 例えば、1イニング投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00が記録される。
 上原浩治はWHIP1.07を記録しており、これは比較的優秀な成績である。
 WHIPは1.10未満に収めれば優秀とされ、1.00前後でエース級とされる。
 そのため、上原浩治の成績は優秀と評価されるべきであり、「ランナーを背負わない能力」が高いと言える。

与四球率
 WHIPが優秀な成績を収めている理由は与四球率にある。
 上原浩治の与四球率は1.30である。
 これは中継ぎ投手で比較すると、広島カープのジャクソンが5.12、同じく広島カープの一岡竜司が3.53という成績であることから、中継ぎ投手の中では非常に優秀な成績であると言える。
 つまり、先ほど述べた「ランナーを背負わない能力」は別の言い方をすると「与四球を出さない制球力」があると言える。
 今も昔も、上原浩治の制球力は健在である。

K/BB
 K/BBとは奪三振数を与四球数で割った指標で、「1つの四球を与える間に何個の三振を奪えるか?」を表す数字である。主にコントロールの良し悪しを見るために使われる。
 K/BBは3.50を上回れば優秀であるとされるが、上原浩治はK/BB 4.80を記録している。
 このK/BBをさらに解体してみると、上原浩治は34.2イニングスを投げて、奪三振数は24個で比較的少ないが、与えた四球数は5個のみであり、やはりコントロールの良さが光る投手であると言える。


FIP
 FIPとは、投手だけがコントロールできるものである被本塁打数、与四球数、奪三振数の3つの数字で算出される、擬似的な防御率である。
 この指標の利点は、野手の守備に依存しないことである。
 野球は守る野手によって投球の内容が変わってくることがある。
 エラーとは違い、守備範囲の広い選手や狭い選手がいることは間違いなくあり、これらを考えて投球を評価するのは非常に難しい。そのためFIPは、投手の責任である被本塁打、与四球数、奪三振数で簡単に防御率を決めてしまおうと考え出された指標である。

 FIPは一般的に3.00未満で優秀であると言われている。
 上原浩治の2018年シーズンのFIPはおよそ4.22であり、お世辞も良い成績であるとは言えない。
 上原浩治は四球を出さない投手であるのに、なぜFIPがここまで悪いのだろうか?
 その原因を上原浩治の弱点として以下に述べる。  


上原浩治の弱点
 ここまで、制球力や防御率など様々な成績を見てきたが、なぜ上原浩治はFIPが悪く、さらに5敗もしたのだろうか?
 その理由は被本塁打の多さにある。
 上原浩治の被本塁打数は5本であり、被本塁打率にすると1.30である。
 この数字は、「仮に9イニングスを完投した場合、本塁打を1本〜2本ほど打たれる」ということになる。
 1.30という数字は、先ほど紹介したジャクソンや一岡竜司よりも悪い。
 つまり、本塁打1発で逆転される場面が多かったため、負け数が増えてしまったと考えられる。
 そして、負け数が増えてしまったこともそうだが、FIPは被本塁打に依存する割合が高いため、FIPの悪さも被本塁打の数が原因であると間違いなく言える。

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まとめ
 上原浩治の成績を見てきたが、43歳の大ベテランとしてはそれほど悪い成績ではない。
 被本塁打の数を減らすことができれば、間違いなくリリーフエースとして活躍できるほどの成績を残している。 

 上原浩治は巨人と再契約したが、リーグ優勝、そして日本一奪還には必要な選手である。
 大ベテランとして引退まで巨人に居続けるはずであるが、上原浩治の居る内に日本一を奪還してもらいたいところである。

関連記事

参考にしたサイト
1. Wikipedia
2.日本野球機構,NPB.jp
記事終了


はじめに
 上原浩治が自由契約となったことは非常に衝撃が大きいだろう。
 元エース、元絶対的クローザー、元一流メジャーリーガーの上原浩治。
 年齢問題や手術もあり、自由契約は仕方ないとも思える。 
 しかし、もう少し我慢すれば良い成績を残してくれる可能性もあった。
 それは上原浩治の2018年シーズンの成績から見えてくる。
 本記事は、2018年の上原浩治を振り返り、自由契約は仕方がないことなのか?もったいないことをしたのか?再契約するべきなのか?を見ていく。
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成績
 上原浩治は2018年シーズン、36試合に登板し、0勝5敗 防御率3.63 投球回数34.2イニングス WHIP1.07 与四球率1.30 を記録している。

負け数 
 上原浩治は負け数が多いことが気になるところではある。
 中継ぎ投手の5敗はその投手の責任が非常に大きい。
 特に1点リードの場面や、同点の場面で登板した際、相手に大量失点を許したことになり、中継ぎの役割を果たせなかったと言うことができる。
 この成績は非常にネガティブな要素である。

防御率
 防御率は3.63であり、セリーグの平均防御率のおよそ4.11を上回る成績を収めている。
 上原浩治は防御率に関して、澤村拓一などの中継ぎ投手よりも良い成績を収めており、比較的失点が少なかったと言える。
 中継ぎ投手としては若干物足りない成績ではあるが、平均よりも上であることはポジティブな要素である。

WHIP
 WHIPとは「1イニングあたり何人のランナーを許すか?」を示す指標である。
 例えば、1イニング投げて被安打1無四球に抑えれば、WHIP1.00が記録される。
 上原浩治はWHIP1.07を記録しており、これは比較的優秀な成績である。
 WHIPは1.10未満に収めれば優秀とされ、1.00前後でエース級とされる。
 そのため、上原浩治の成績は優秀と評価されるべきであり、「ランナーを背負わない能力」が高いと言える。

与四球率
 WHIPが優秀な成績を収めている理由は与四球率にある。
 上原浩治の与四球率は1.30である。
 これは中継ぎ投手で比較すると、広島カープのジャクソンが5.12、同じく広島カープの一岡竜司が3.53という成績であることから、中継ぎ投手の中では非常に優秀な成績であると言える。
 つまり、先ほど述べた「ランナーを背負わない能力」は別の言い方をすると「与四球を出さない制球力」があると言える。
 今も昔も、上原浩治の制球力は健在である。

負け数が多い原因
 ここまで、制球力や防御率など様々な成績を見てきたが、なぜ上原浩治は5敗もしたのだろうか?
 その理由は被本塁打にあると考えている。
 上原浩治の被本塁打数は5本であり、被本塁打率にすると1.30である。
 この数字は、「仮に9イニングスを完投した場合、本塁打を1本〜2本ほど打たれる」ということになる。
 1.30という数字は、先ほど紹介したジャクソンや一岡竜司よりも悪い。
 つまり、本塁打1発で逆転される場面が多かったため、負け数が増えてしまったと考えられる。
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まとめ
 上原浩治の成績を見てきたが、それほど悪い成績という印象はないと思う。
 防御率、制球力は比較的好成績であり、自由契約にするのはもったいないと思わせるものである。
 しかし、被本塁打、負け数を考えると、上原浩治を使って負けた試合は比較的多かったことも考慮しなければならない。
 中継ぎとしての敗戦投手、年齢問題、手術を考えると自由契約はある程度仕方がないことであると私は考える。
 もし、手術後の健康状態が良好な場合、再契約する可能性もあるが、巨人の首脳陣は上原浩治をベンチ入りさせるのか、それとも若手を使うのか、非常に難しい選択を迫られると考える。

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参考にしたサイト
1.スポナビ

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