野球を数字で見るブログ

Houston Astrosと読売ジャイアンツのファンです。 本ブログで、「野球を数字で見る」面白さがわかります。 主に、日本プロ野球での成績を数字で見て考察します。 本ブログで扱うデータに関して、正確性は保証されておりません。本ブログの情報を元にデータを作成して起こる損害に対しまして、一切の責任を負いません。ご了承ください。

タグ:浅村栄斗

はじめに
 2018年オフの日本のFA市場は、丸佳浩を筆頭にビッグネームが名を連ねているが、その中でも巨人が優先的に獲得するべきなのは浅村栄斗である。
 本記事では、その理由を簡単に述べていく。
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浅村栄斗の成績
 浅村栄斗は2018年に残した主な成績は、出場143試合(全試合)  打率.310  出塁率.383  本塁打数32本  打点数127  OPS .910  wRAA +36.28 である。
 特にセカンドとして142試合に出場している。
 セカンドでの失策数は12であり、リーグで最も多いが、守備率は.983であり平均的である。
 簡単に言えば、3割30本100打点を達成できるセカンドということになる。

獲得するべき3つの理由 
 丸佳浩や炭谷銀仁朗などを獲得する動きがある。
 しかし、最も優先するべきは浅村栄斗の獲得である。
 浅村栄斗を獲得するべき理由は3つある。

理由1:セカンドを固定できること
理由2:2019年シーズン時点で28歳という若さがあること
理由3:現状のセカンドだと得点を増やせないこと


これらを順に説明していく。
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理由1:セカンドを固定できること
 2018年の巨人は吉川尚輝やマルティネスといった内野手をセカンドに置いていた。
 吉川尚輝は怪我で途中から故障者リスト入りし出場92試合でセカンドとしては71試合、マルティネスもセカンドとしての出場は16試合ほどである。
 台頭してきた田中俊太が出場99試合中、セカンドとして58試合に出場している。
 巨人はセカンドを固定することができない状態が10年以上続いている。
 過去に片岡治大を西武ライオンズから獲得するなどの策を講じてきたが、それほどの成績を残せずに引退し、35歳でコーチになっている。
 ここでもし、浅村栄斗を獲得することができれば、2018年の出場数を考えれば全143試合「セカンドとして固定」という安定材料を巨人が得ることができる。

理由2:2019年シーズン時点で28歳という若さがあること
 これは吉川尚輝や田中俊太にも言えることではあるが、若さが非常に重要になってくる。
 例えば、2008年に正二塁手として活躍した木村拓也はその当時35歳であり、ベテランの域に達していた。
 翌年を見込むことができなかった。
 現在の浅村栄斗を獲得すれば、28歳という若さの正二塁手を獲得することができ、4年契約、もしくは5年契約をすれば数年はセカンドで悩む可能性は低くなる。
 これも安定材料の1つである。

理由3:現状のセカンドだと得点を増やせないこと
 これが最も大きい理由である。
 2018年シーズンで計算すると、吉川尚輝は355打席に立ち、wRAA −4.86という成績しか収めていない。
 wRAAとは、簡単に言えば、「平均的な打者が、同じ打席数に立った場合と比べてどれくらい得点をチームにもたらしたか?」を示す数字である。
 吉川尚輝は平均的な打者が同じ355打席に立った場合と比べて、−4.86点(およそ–5点)をチームにもたらした、つまり吉川尚輝はチームの得点を5点減らしたと言うことになる。
 田中俊太の場合は、261打席に立ち、wRAA −7.54であるため、吉川尚輝よりも悪い成績になる。
 巨人は自前のセカンドを打席に立たせると得点を増やすことができないのだ。
 これは致命的であり、これを理由にセカンドは必ず補強しなければならない。
 浅村栄斗はwRAA +36.28であり、チームにおよそ+36点もの得点を追加してくれる。
 成績を比べた場合、吉川尚輝がおよそ−5点、浅村栄斗がおよそ+36点であるため、吉川尚輝に代えて浅村栄斗を加入させることにより、
単純計算でおよそ+40点もの得点が巨人の得点に加わることになる。
 巨人の2018年の得点が625点であり、リーグ3位の得点数であるが、これに40点を加え、665点とした場合、リーグ2位の得点数を誇るヤクルトの658点を上回る計算になる。
 打撃面で圧倒的有利になるのは間違いない事実だ。

 致命的に悪いセカンドの得点能力を補強できるチャンスが目の前にあることも大きな事実である。
 
まとめ
 以上のように、巨人は浅村栄斗をセカンドとして補強するべきと述べた。
 炭谷銀仁朗を補強しようとする報道が多いが、ポイントはそこではない。
 捕手は重要なポジションであるが、炭谷銀仁朗を取るのであれば小林誠司をそのまま使うべきである。
 それは炭谷銀仁朗も小林誠司も得点能力はほぼ同じだからである。
 そのため、致命的に得点能力のないセカンドを国内FAで獲得のチャンスがある浅村栄斗で補強する方が得策であると間違いなく言える。

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はじめに
 西武ライオンズがリーグ優勝を果たした大きな要因は山川穂高の存在にある。
 本記事は、日本シリーズ進出を逃したが、”山川穂高” は本当に凄い!(Part1)に引き続き、二部構成の第二部として、山川穂高の2018年シーズンの成績をさらに深掘りし、その凄さを見ていく。
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成績一覧
 山川穂高の2018年シーズンの主な成績は、出場143試合(全試合) 打席数647 打率.281 本塁打47本 打点数124 出塁率.396 OPS.985 BABIP.271 wOBA.418 wRAA 53.04 である。

wOBA 
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 山川穂高は2018年シーズン、およそwOBA.418を記録している。
 同じ西武ライオンズで打点王の浅村栄斗がおよそwOBA.387であるため、浅村栄斗よりも山川穂高の方が得点に絡む打撃をしたと評価できる。
 おかしな話ではあるが、浅村栄斗の方が打点が多いにも関わらず、山川穂高の方が得点に絡む活躍をした。
 打点が運の要素が強く、打点を稼いだ打者の評価を見直すべきだと数字が示している。
 打点という指標は非常に古い指標であると考える。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 山川穂高はおよそwRAA 53.04を記録している。
 つまり山川穂高は、平均的な打者が同じ647打席に立った場合と比べて、およそ53点もの得点をチームにもたらした。
 この成績は非常に良い成績である。
 wRAAは一般的に20.00以上で非常に良いとされ、40.00以上でMVP級の成績であるとされる。
 山川穂高の53.04MVP級の成績を余裕を持ってクリアしている。
 同じ西武ライオンズの浅村栄斗がおよそwRAA36.28であるため、 比較しても、いかに山川穂高が得点に絡む活躍をしたか、がよくわかる。
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BABIP
 BABIPとは簡単に言えば「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」である。
 BABIPは運との相関が強い指標である。
 セイバーメトリクスでは本塁打以外のヒットは運の要素が強いと考える。それを特に示すのがBABIPである。
 ボテボテの内野安打でも、快心の二塁打でも打率は変わらないだろう。
 そしてどちらのヒットにしろBABIPは上がる。
 快心のあたりでもボテボテでも結局はヒット。それがBABIPの示す大きな要素だ。

 つまり、運で打った打球も技術で打った打球も一括りにして、数字にし、それの高い低いで運が良いか悪いかを判断する。
 山川穂高は、BABIP.271を記録している。 
 BABIPは、.300を上回れば運が良く、下回れば運が悪いと一般的に評価される。
 山川穂高の場合、.300を大きく下回っているため、運が悪かったと言えるのである。
 これをどう捉えるかは人によって違うと思う。
 私の場合、2018年シーズンにOPSやwRAAといった指標で好成績を残したにも関わらず、運が悪かったというのは非常に明るい要素であると考える。
 なぜならば、運に左右されなかった場合をBABIP.300とするため、山川穂高の
BABIP.271BABIP.300まで持ってきた場合、更に良い成績を残すことができるからである。
 山川穂高のポテンシャルはまだ完全に開花していないことをBABIPが示している。

まとめ
 ここまで、第一部と第二部の二部構成で山川穂高の2018年シーズンの成績を評価してきたが、総括すると山川穂高は「長打を打つ能力が非常に高く、選球眼にも優れており、それらに伴った得点に絡む能力が非常に高い。そして、まだ完成型の選手ではなく、好成績であってもポテンシャルが残っている選手である」と言える。
 山川穂高の凄さは本記事でわかったと思う。

 来シーズン以降も強い西武打線が続く可能性を山川穂高の成績を見れば予想できる。
 西武ライオンズは惜しくも日本シリーズ進出を逃したが、近いうちに進出してくる可能性は十分にある。

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はじめに
 日本シリーズ進出、そして日本一の座をソフトバンクに許した西武ライオンズであったが、西武ライオンズはパリーグ優勝を果たした球団である。
 2018年シーズン、西武ライオンズがパリーグ優勝を果たした最も大きな要因は、山川穂高の台頭である。

 本記事では、二部構成の第一部(Part1)として、山川穂高の2018年シーズンの主な成績を考察し、その凄さを見ていく。
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成績一覧
 山川穂高の2018年シーズンの主な成績は、出場143試合(全試合) 打席数647 打率.281 本塁打47本 打点数124 出塁率.396 OPS.985 BABIP.271 wOBA.418 wRAA 53.04 である。
 並べてあるだけでは意味がないので、順に説明していく。

打率 本塁打 打点
 打率.281 本塁打47本 打点数124という成績は、同じ西武ライオンズの中村剛也を彷彿とさせる。
 打率は特別高い方ではない。
 パリーグの規定打席に到達している29人の中で11位の成績である。
 ただ、中村剛也の全盛期も同じように打率3割弱でありながら、40本塁打100打点以上をマークするタイプであった。
 そのため、中村剛也二世と言われている理由が非常にわかる。
 本塁打47本はリーグトップであり、打点数124は同じ西武ライオンズの浅村栄斗に次いでリーグ2位である。
 スラッガーとして覚醒したことが本塁打と打点からも非常にわかる。

出塁率
 出塁率はセイバーメトリクスの基本である。
 山川穂高は出塁率.396を記録し、この成績は29人中リーグ5位の成績である。
 打率はリーグ11位にも関わらず、出塁率はリーグ5位に位置している。
 出塁率は「打率と四球数」でほぼ決まる。
 そのため打率がそれほど高くない山川穂高は、いかに多くの四球を選んだか、ということが非常によくわかる。
 実際に四球数は88個であり、これはリーグ2位の成績に当たる。
 本ブログでは何度も引用したものではあるが、名著であり、映画化もされた「マネーボール」の言葉を借りれば、

 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。

 と言われている。
 「マネーボール」の言葉通りに言えば、山川穂高は、選球眼が良く”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高いと言える。
 そのため、山川穂高は
”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高い、つまり自分のストライクゾーンがよくわかっていると言える。
 この能力は、出塁率で単純に考えると、リーグ5番目に良いと言える。
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OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、セイバーメトリクスの指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど”得点に絡む能力”が高いと言える。
 山川穂高は、
OPS.985を記録している。
 この成績は、ソフトバンクの柳田悠岐に次いでリーグ2位である。
 純粋にOPSだけを見て、得点との関係を考えるならば山川穂高は、「リーグで2番目に得点に絡む能力が高い」と言える。
 OPSは.900を上回ればスター選手であり、1.000を上回ればMVP級の選手と評価される。
 そのため、山川穂高の成績は、MVP級の成績に非常に近い。

第一部まとめ 
 ここまで、山川穂高の基本的な打撃成績を見てきた。
 第一部の本記事を総括すると山川穂高は「長打を打つ能力が非常に高く、自分のストライクゾーンをコントロールする能力、すなわち選球眼に優れ、得点に絡む能力も非常に高い選手である」と言える。
 ここまでが第一部であるが、本日更新日本シリーズ進出を逃したが、 ”山川穂高” は本当に凄い!(Part2)では、さらに踏み込んだ山川穂高の成績評価をしていく。

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 本記事は、セイバーメトリクス 選手編(西武) 山川穂高の打撃(Part1)に引き続き、二部構成の第二部として、山川穂高の2018年シーズンの成績をさらに深掘りしていく。
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成績一覧
 山川穂高の2018年シーズンの主な成績は、出場143試合(全試合) 打席数647 打率.281 本塁打47本 打点数124 出塁率.396 OPS.985 BABIP.271 wOBA.418 wRAA 53.04 である。


wOBA 
 wOBAとは出塁率やOPSなど、打席での結果で決まる数値であり、簡単に言えば、「打者が各打席でどのくらい得点に関係する打撃をしているか」ということを評価する指標である。
 つまり、wOBAが高ければ高いほど得点に絡む能力が高いと言える。
 山川穂高は2018年シーズン、およそwOBA.418を記録している。
 同じ西武ライオンズで打点王の浅村栄斗がおよそwOBA.387であるため、浅村栄斗よりも山川穂高の方が得点に絡む打撃をしたと評価できる。
 おかしな話ではあるが、浅村栄斗の方が打点が多いにも関わらず、山川穂高の方が得点に絡む活躍をした。
 打点が運の要素が強く、打点を稼いだ打者の評価を見直すべきだと数字が示している。
 打点という指標は非常に古い指標であると考える。

wRAA
 wRAAとは、「平均的な打者が同じ打席数立った場合に比べて増やした得点」を表す指標である。
 wRAAが高ければ高いほど、当然チームの得点に大きく貢献したと言える。
 山川穂高はおよそwRAA 53.04を記録している。
 つまり山川穂高は、平均的な打者が同じ647打席に立った場合と比べて、およそ53点もの得点をチームにもたらした。
 この成績は非常に良い成績である。
 wRAAは一般的に20.00以上で非常に良いとされ、40.00以上でMVP級の成績であるとされる。
 山川穂高の53.04MVP級の成績を余裕を持ってクリアしている。
 同じ西武ライオンズの浅村栄斗がおよそwRAA36.28であるため、 比較しても、いかに山川穂高が得点に絡む活躍をしたか、がよくわかる。
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BABIP
 BABIPとは簡単に言えば「ホームランゾーン以外に打球が飛んだ時の打率」である。
 BABIPは運との相関が強い指標である。
 セイバーメトリクスでは本塁打以外のヒットは運の要素が強いと考える。それを特に示すのがBABIPである。
 ボテボテの内野安打でも、快心の二塁打でも打率は変わらないだろう。
 そしてどちらのヒットにしろBABIPは上がる。
 快心のあたりでもボテボテでも結局はヒット。それがBABIPの示す大きな要素だ。

 つまり、運で打った打球も技術で打った打球も一括りにして、数字にし、それの高い低いで運が良いか悪いかを判断する。
 山川穂高は、BABIP.271を記録している。 
 BABIPは、.300を上回れば運が良く、下回れば運が悪いと一般的に評価される。
 山川穂高の場合、.300を大きく下回っているため、運が悪かったと言えるのである。
 これをどう捉えるかは人によって違うと思う。
 私の場合、2018年シーズンにOPSやwRAAといった指標で好成績を残したにも関わらず、運が悪かったというのは非常に明るい要素であると考える。
 なぜならば、運に左右されなかった場合をBABIP.300とするため、山川穂高の
BABIP.271BABIP.300まで持ってきた場合、更に良い成績を残すことができるからである。
 山川穂高のポテンシャルはまだ完全に開花していないことをBABIPが示している。

まとめ
 ここまで、第一部と第二部の二部構成で山川穂高の2018年シーズンの成績を評価してきたが、総括すると山川穂高は「長打を打つ能力が非常に高く、選球眼にも優れており、それらに伴った得点に絡む能力が非常に高い。そして、まだ完成型の選手ではなく、好成績であってもポテンシャルが残っている選手である」と言える。
 来シーズン以降も強い西武打線が続く可能性を山川穂高の成績を見れば予想できる。
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 山川穂高の2018年シーズンの主な成績は、
出場143試合(全試合) 打席数647 打率.281 本塁打47本 打点数124 出塁率.396 OPS.985 BABIP.271 wOBA.418 wRAA 53.04 である。

打率 本塁打 打点
 打率.281 本塁打47本 打点数124という成績は、同じ西武ライオンズの中村剛也を彷彿とさせる。
 打率は特別高い方ではない。
 パリーグの規定打席に到達している29人の中で11位の成績である。
 ただ、中村剛也の全盛期も同じように打率3割弱でありながら、40本塁打100打点以上をマークするタイプであった。
 そのため、中村剛也二世と言われている理由が非常にわかる。
 本塁打47本はリーグトップであり、打点数124は同じ西武ライオンズの浅村栄斗に次いでリーグ2位である。
 スラッガーとして覚醒したことが本塁打と打点からも非常にわかる。

出塁率
 出塁率はセイバーメトリクスの基本である。
 山川穂高は
出塁率.396を記録し、この成績は29人中リーグ5位の成績である。
 打率はリーグ11位にも関わらず、出塁率はリーグ5位に位置している。
 出塁率は「打率と四球数」でほぼ決まる。
 そのため打率がそれほど高くない山川穂高は、いかに多くの四球を選んだか、ということが非常によくわかる。
 実際に四球数は88個であり、これはリーグ2位の成績に当たる。
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 「ストライクゾーンをコントロールできる能力が、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。
そして、ストライクゾーンを操る術を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。

 と言われている。
 「マネーボール」の言葉通りに言えば、山川穂高は、選球眼が良く”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高いと言える。
 スラッガーは勝負してもらえないことが多く、四球数が多くなると考えられているが、実際はその傾向が薄いことがわかっている。(セイバーメトリクス 打者編(12)ホームランと四球の相関より。)
 そのため、山川穂高は
”ストライクゾーンをコントロールする能力”が非常に高い、つまり自分のストライクゾーンがよくわかっていると言える。
 この能力は、出塁率で単純に考えると、リーグ5番目に良いと言える。
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OPS
 OPSとは、「出塁率+長打率」で算出される成績であり、得点との相関が打率や出塁率、長打率よりも高い、セイバーメトリクスの指標の1つである。
 つまり、OPSが高ければ高いほど”得点に絡む能力”が高いと言える。
 山川穂高は、OPS.985を記録している。
 この成績は、ソフトバンクの柳田悠岐に次いでリーグ2位である。
 純粋にOPSだけを見て、得点との関係を考えるならば山川穂高は、「リーグで2番目に得点に絡む能力が高い」と言える。
 OPSは.900を上回ればスター選手であり、1.000を上回ればMVP級の選手と評価される。
 そのため、山川穂高の成績は、MVP級の成績に非常に近い。

第一部まとめ 
 ここまで、山川穂高の基本的な打撃成績を見てきた。
 第一部の本記事を総括すると山川穂高は「長打を打つ能力が非常に高く、自分のストライクゾーンをコントロールする能力、すなわち選球眼に優れ、得点に絡む能力も非常に高い選手である」と言える。

 ここまでが第一部であるが、本日13:00更新セイバーメトリクス 選手編(西武) 山川穂高の打撃(Part2)では、さらに踏み込んだ山川穂高の成績評価をしていく。

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